ガラスのエース。
■団体:RINGS
■日時:2001年4月20日
■会場:国立代々木競技場第2体育館
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

今日のダフ屋さんは…券割引だよぉ〜。という声ばかり。
相当売れてなかったんだろうなぁ〜と思いながら会場へ。
案の定…がぁ〜らがぁ〜ら…。
最終的には多めに見て7割程は入ったが…。やっぱりカードの問題だったのかなぁ〜。
良い選手が出てる割には、目を引くようなカードが無かったのは事実かも。



第1試合 小谷直之vs若林次郎

なかなかの興味を引くカード。リングスファンにはお馴染みになった(?)小谷に、
昨年のアブダビでホイラーに大差の判定負けをした若林。
実力のある選手があえう両者だけに、もしかして面白くないかも?と予想していたが、見事に裏切ってくれた。
若林、打撃には自信がないのかすぐにタックルへ。小谷も何度もタックルを斬るがしつこい若林。
サンボ出身の若林、足関節を狙い、場内を沸かすが小谷も極めさせない。
一転して小谷がバックを取りスリーパー。是またいいとこまでいくも極まらず。
中盤、タックルに行こうとしたところを小谷のカウンターのヒザを思いっきり当てられるも、
全くめげない。実力伯仲の両者に15分は短かった…(二人ともスタミナ切れしてたけど)
どちらも勝ち!と言いたくなるような内容なので、結果はドロー。唯一、前田CEOだけは若林。
どっちが勝ちでも納得出来るような内容はやはりドローの方が良い。
次の両者の再戦に期待したい。

△小谷(3R終了判定 0−1 ドロー)×若林



第2試合 滑川康仁vs今村洋

滑川、リングイン早々から今村にガン飛ばし。
前回の園田戦から殺伐キャラに移行したのかな?しかしながら、ワイルド(笑)で良い感じ。
その滑川試合はもっと良い感じ。見事なテイクダウンに見事な体捌き(こういう言葉使うのあり??(苦笑))
ボトムからのヒザ十字(アンクルに切り替えたかどうだかは確認できず)で、1本勝ち。
狂気乱舞でコーナーに駆けあがり、バク宙を見せようと後方確認。
そして、いざ飛ぶか!?という時に躊躇(笑)見事な勝利と笑いまでもかっさらっていった…(笑)
滑川は、外国人選手とどれだけの試合が出来るのか?楽しみですね。

○滑川(1R1分48秒 ヒザ十字固め)×今村



第3試合 エメリヤーエンコ・ヒョードルvsケリー・ショール

ホフマン、ホーンと同じテーマ曲「GRINDER」で入場して来たショール。
しかもセコンドにはマット・“PRIDE行っちゃうの?”ヒューズが。ミレティックファイティングシステム入りしたのかな?
ヒョードルはいつものまんま、何考えてるんだろう?と言った感じで入場。
試合開始から身体のデカイ両者の殴り合いに場内大歓声。
ショールが放つ大振りのパンチに対して、的確にカウンターを入れていくヒョードル。
リングスロシアの中でもヒョードルは別格。ロシア勢とは思えない程打撃がうまい。
実は…今日のソレガシのお目当てはこの選手だったりする(笑)
一度は逆十字に失敗するも2度目は逃さず。グラウンドでも動きが速い事早い事。まるで初体験の時のような…(以下自粛)
でも一つ気になった事が…ヒョードルあまりポジションという概念には拘ってないようで…。
相手寝てるのに、立ってボディーにパンチを入れたりとか…この辺がうまく適応出来るようになれば、
敵はいなくなるんじゃないかな?これからのヒョードルに期待大!

○ヒョードル(1R1分47秒 腕ひしぎ逆十字固め)×ケリー



第4試合 ジェレミー・ホーンvsユーリ・ベキシェフ

ホーンも「GRINDER」で入場(笑)この曲お気に入りなんだけど…ホフマンの方が合ってるような…。
セコンドにはマット・“お願いだからPRIDEには行かないで!”ヒューズ。
ベキシェフには試合を終えたばかりのヒョードルが。
試合は…ホーンがテイクダウン⇒マウント⇒肩固め。で完勝。
言う事ナシの圧倒的な強さ。シノシック戦完敗の後遺症はないようで一安心。
グラウンドの出来ないベキシェフを相手にしたらこんなものでしょう(笑)
頑張ってミドル級トーナメントを制して下さい!

○ホーン(1R0分50秒 肩固め)×ベキシェフ



第5試合 ボビー・ホフマンvs柳澤龍志

ホフマンのテーマ曲が「GRINDER」じゃなかった…さすがに3人連続で同じ曲がかかるのはまずいという判断か!?
UFCなんてずぅ〜っと同じ曲だったのになぁ(笑)
ホフマンのセコンドにはヒューズとホーン。柳澤には前田(憲)に大山“ボーランダーと試合しろ”峻護。
ホフマンの圧力に押されっぱなしの柳澤。バックを取られスリーパー。
コーナーに追い詰められフロントネックロックを極められそうにはなるもののホフマンの関節はまだ甘いようだ。
ホフマンのグラウンドコントーロルが凄く良くなっているのが目につく。
相手がグラウンドアマアマの柳澤だという事もあるだろうけど、ホフマンの成長には目を見張る物がある。
一方の柳澤、終了間際に飛びヒザを見せるも他には全くいいところナシ。
このままではリングスに呼ばれなくなる可能性アリ…。危険信号が出てるな(笑)

○ホフマン(2R終了判定 3−0)×柳澤



第6試合 田村潔司vsグスタボ・シム

田村はアブダビ前から指を骨折していたようだ。休む事も出来たろうに…それをしないのはさすが。
メインイベンターとしての自覚がある。という事かな(誉め過ぎ!?)
相手は名前がないけど、実力はあるシム。うなる鞭のようなローキックをビシビシとうっていく。
指を骨折し手が使えない状態の田村はグローブナシ。だが、手が使えなければ足がある。
と言わんばかりにミドルキックをバシバシと決める。シューズをはいているので良い音がする(笑)
手が使えなければタックルにも行けない。という事で、引き込み作戦。
ガードからスイープ、逆十字、三角を狙うもシムにすべて読まれていた。
2R、シムが田村の指を殴ると表情がみるみるくもっていく。こんな状態でやってたのね…。
この後もシムぺヱスのまま試合が終わる。田村の完敗だ。
前田の恩情、興行を考えて(笑)のドロー判定にはブーイングが起こるもシムの勝利は揺るがず。シムは強かった。
ソレガシ…田村は今出来る最善を尽くしたと思う。守りには入らず攻める姿勢を持っているのが見えたから。
もしかしたら、他の団体にも上がるのかもしれないけど、腐らずに頑張って欲しいと思ってしまった。

○シム(2R終了判定 2−0)×田村


リングス…これだけのキャラクターが揃い尚且つ良い選手ばかり。
それなのにも関わらず…これしかお客さんが入らない。
一概には言えないが宣伝活動、煽りがまだまだ足りないように思う。
このままでは…ホントに人材派遣会社になってしまうかもしれない。
良いものを提供しているのだから…。それだけに勿体無い…勿体無さ過ぎる。




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