01.4.15Jd大阪NGKスタジオ大会
■団体:Jd’
■日時:2001年4月15日
■会場:大阪NGKスタジオ
■書き手:冗談の突きを喰らう猪豚
女子プロはJdばっかり見てる気もしますが今回も行ってきました。
5周年記念だからか結構な入り、満員と言っていいでしょう。

鳥居竜童引退試合(相手は西千明)
エキシビジョンとされていたが10分一本勝負に変更。
開始前、森松がスーパーテラーズのメンバーとしてやりなとTシャツを渡す。
そして鳥居が卯木代表がレフェリーをやる様アピール、Yシャツにネクタイでリングにあがる代表。
キャラに忠実なプロレスで、最後は正規軍みんなでのストンピングからのダイビングフットスタンプで西の勝ち(3'39'')。
最初、代表は西よりのレフェリングでどうもこれは代表の悪ノリだったみたい(西まで抗議してたし)。
試合後、西が「鳥居はるみとしての引退試合はやんないのかよ、やりたい人がいるって言ってたじゃないか!」と言うのを受けて鳥居は「薮下さん出てきて下さい!」とアピール。
ID4が出てきて薮下、何も言わず水着姿に。
鳥居も学ランを脱いで鳥居はるみに。
レフェリーも高橋洋子に。

鳥居はるみ引退試合(相手は薮下めぐみ)
キャラにこだわらないプロレス。
鳥居のいきなりのドロップキックで試合開始。
正直、鳥居という選手にはあまりいい印象はなかったのだが、しっかりとした基本を持っていることを見せてくれた。
粘りを見せるも最後は薮下の掌底が決まる(4'01'')。
試合後ジャガーが花束を。
引退10カウント。
最後の花道で選手達から花束をもらい、退場。

全選手入場式
阿部が挨拶したのだがマイクを運搬する西が怪しい動き。
西「ファング!1カウントマッチはどうなってんだよ!」
ファング嫌がるも西はさっさと水着姿に、高橋もレフェリーの格好に。
無理矢理はじまるがファングのスリーパーにレフェリーストップ(タップしたように見えたがまあいいや)(0'24'')。

第1試合20分1本勝負
おばっち飯塚、山本千歳 vs SAYA、黒姫
今回の黒姫はいい人バージョン。
おばっちのお笑いに(かわいらしく)つきあい、新人の山本にはダブルの裏拳も優しいバージョン。
黒姫がSAYAにストッキング攻撃をするなど仲間割れしつつも、復帰したばかりのおばっちと新人の山本では戦力的に不利、最後はおばっちが黒姫のダブル裏拳に沈む(3'39'')。
でもおばっちのお笑いプロレスもしっかりとした上で、その中で山本の頑張りも映えたいい試合。

第2試合20分1本勝負
乱丸、月丸 vs ドレイク森松、KAZUKI
大分KAZUKIが良くなっていて、受けも責めも思いきり良くできるようになっている。
コーナーからのニーも以前のように相手が立ってる時に当てるのではなく、寝かして当てるようになったようだが、しっかりと膝から落ちている。
他の選手も以前よりずっと良くなっており、思わぬ好試合に。
月丸なんかは以前はマスクにまだ慣れてないのかと思う程、ぎこちなかったのに今回はそんなことは感じなかった。
最後は森松のみちのくドライバーIIが月丸に決まる(17'22'')。
試合後の声援はヒールとしてはどうかと思うかも知れないが、今はこれでいいと思う。

第3試合30分1本勝負
ファング鈴木 vs 武藤裕代
いい意味で大味な試合。
大きな選手同士がぶつかりあって迫力満点。
ファングはリングに椅子を敷き詰め叩き付けるが、武藤もやり返す(肩に担いで叩き付ける技)。
そして椅子を撤去してもう一度(今度はドライバー気味)。
最後は袈裟切りチョップが決まり武藤の勝利(14'55'')。
最初、水平チョップを出した時は如何な物かと思ってしまったが袈裟切りチョップそのものの完成度は高い。

クイーンオブザ山の手選手権
西千明 vs 永友香奈子
水着姿(ただしおばっちの)で入場の永友。
これは山の手線ゲーム(古今東西)で勝敗を競うルール。
1本目「ジュースの名前」は年令を感じる解答で永友。
2本目「テーマパークの名前」大阪なのにUSJもフェスティバルゲートも出ず、犬山モンキーパークが効いて西の勝ち。
3本目「芸人のギャグ」西がポコポコヘッドを言えず、永友の勝ち。
4本目「童謡」歌ってた頃と年の近い西の勝ち。
2対2から「にし(漢字ではない)の付く有名人」で西の勝利。
西ははじめてちゃんとした勝利での防衛とのこと。
試合後、欠場中の丸山美和が対戦要求。

第4試合『5周年記念スペシャルマッチ』30分1本勝負
ザ・ブラディー vs 薮下めぐみ
同じID4のメンバーだけあってがっちりと噛み合ういい試合。
馴れ合いになることなくお互いの意地も見せる。
しかしブラディーが一枚上、薮下のペースになりかけるとすぐブラディーEXなどで反撃、スワンダイブも場外にたたき落とす。
最後はまるでゲレーロSP(相手がムーンサルトのように吹っ飛ぶ雪崩式リバースDDT)のような雪崩式ドラゴンスープレックス(13'59'')。
いつもブラディーは仲間同士での対戦でもしっかりと自分の意地を見せる。
「闘い」ってものがよく分かっているのだろう。

第5試合QDR、AWF世界女子2冠戦30分1本勝負
坂井澄江(王者) vs 阿部幸江(挑戦者)
阿部は場外のカメラの台座からのダイブや、強烈なフライングエルボーなどで追い込むも、試合のペースを奪われ最後は坂井のフィッシャーマンバスター3連発(18'54'')。
試合後ID4が「後楽園のメインは大阪から来てもらっても後悔させない試合をします」とアピール。
この試合はちょっとお互い細かいミスが目についた。
普通なら気にならないだろうが今回の興行は3時間を超え、いい試合が続いた分、落ちて見えた。
私の試合前の予想は坂井の勝ちだった。
坂井は身体能力も高く、プロレスの基本もしっかりしている。
しかしブラディー程ではなく、薮下程プロレス指向が低い訳ではなく、ファングのような身体もない。
特に秀でた特徴のない坂井がチャンピオンという特徴を失う訳には行かないからだ。
坂井にはチャンピオンでなくなっても埋もれない何かを身に着けてもらいたい。
具体的には本人の指向や特性があるだろうから解らないが、取りあえずフィッシャーマンバスターのようなそのへんの新人でも使う技以外のフィニッシュホールドを模索してみるってのはどうだろう。
最後のマイクも噛んじゃったから、喋りで何とかするのは難しそう。
あ、阿部の「旬の女」キャラも飽きました。

今回の興行も非常に面白かったです。
JdはID4が出来てから一様に試合のレベルが上がっている。
今回は特にみんな気合が入っていて西でさえ試合中は「笑われる」ような動きはほとんどなかった(魅力半減かも知れないけど)。
最後の試合は酷評になったけどそれは両選手への期待の裏返しで、基本レベルは超えてたと思います。
あ、でもTV(サムライ)の入っている場合は固定カメラの位置ぐらい、みんな頭に入れといた方がいいと思います。




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