発展し続ける闘龍門
■団体:闘龍門
■日時:2001年4月14日
■会場:ディファ有明
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

眠い目を擦りながらトボトボとディファにに向かうも人がほとんど見当たらない。
大丈夫かな?なんていう疑問は、会場に入ったとたん打ち消された(笑)
正真証明、超満員札止め(止まってたかどうかは知らないけど^^;)

いつもの事だけど、闘龍門の興行は遅刻が出来ない。
すべて見逃せない試合というのもあるけど、MCを見逃してしまったら生観戦の意味が3分の1はなくなる。(微妙だな…)
今売りだし中(笑)の斎藤了のマイクあり、M2Kのモッチーのトーナメント決勝進出狙いの宣言あり。
このMCを聞いて流れを頭に置いて観戦すると、面白さは倍増。
闘龍門が面白い!良い!と言われる所以は、試合内容もさる事ながら、こういった配慮(笑)があって、
丁寧だからなんじゃないかな?って思います。まぁ要するに某有名団体の様に傲慢ではないって事ですねぃ(笑)



第1試合 Dブロック代表者決定バトルロイヤル
SAITOvs堀口元気vs新井健一郎vsドラゴン・キッドvs斎藤了vsストーカー市川vsビッグフジvsTARU
vs望月成晃vs神田裕之vs望月享vsダークネス・ドラゴン

バトルロイヤルっていうのは、軍団抗争をほったらかしてやったりする場合が多いんだけど…。
闘龍門はそんな事はなかった(笑)この辺をしっかりさせておくのは、抗争をうやむやにさせない為の基本かなぁ?と。
フォールに行く時も、軍団の絡みで押さえ込んでいく。
しかしながら、ルチャ的ム〜ブは忘れず、全員で輪になっての首四の字あり。
お約束のトップロープ越えのトペコンで失格という典型的パターンありでかなり楽しませてくれた。
最後は、ブレイク中の斎藤了とM2Kのリーダー望月成晃ことモッチーが残る。
斎藤了があわや!という場面を作り盛り上げるも、モッチーの方が格が1枚も2枚も上。
ひらっ!っと斎藤了を交わし、見事決勝トーナメント進出決定。

闘龍門の興行に外れナシ。って思わせるのは、各試合の見せ方をきちんとこなしているからだと思う。

○望成(14分40秒 オーバーザトップロープ)×斎藤



第2試合 マグナムTOKYOvsSUWA

入場だけで観客を暖めてしまうマグナム。マイクの方はからっきしだけど(笑)
一方のSUWAも凄味と実力を兼ね備えた一大ヒール像を描いているから雰囲気があるある(意味不明)
序盤はグラウンドム〜ブで魅了し暖まってきたところで、SUWAの重量感溢れるトペ・スイシーダ(100点!)
「お前ら何が見たいんじゃ?」と煽りながらのジョン・ウー。
SUWAの素晴らしいところは、受け主体なのに攻撃一辺倒にみせているところ。
SUWAの隠れた得意技は豪快なバンプだと…(笑)
いつもはポツポツと流れが途切れがちになってしまうマグナムだがSUWAが相手だと一味違う(笑)
その流れにうまくのったかのように(笑)垂直落下式のバイアグラドライバーでピン。
試合後に寒い「勝ち残るのは俺だぁー!」という絶叫あり。マグナムファン以外ちょい引く…(爆)

○マグナム(11分18秒 バイアグラドライバー)×SUWA



第3試合 CIMAvs望月成晃

M2KのブルーBOXに対抗したのか?CIMA試合開始からバケツ(笑)で攻める。
一方のモッチーは正攻法。伝説(笑)の武輝道場で鍛えた蹴りで対抗。
片逆エビ、アキレス腱固め、足4の字で足攻め。CIMAもトペを繰り出し好勝負の予感。
CIMA、モッチーのブルーBOX巡る攻防は、独創性があって驚かされる。
モッチーの三角蹴り、CIMAのアイコノクラズム。得意技が出てきたとこで場内は大ヒート。
どこで決まるかな?と思いだした時に、モッチーの左ハイがドンピシャリでCIMAの側頭部を捕らえる。
これがまた…ビックリの決まり具合。ストレッチャードジョブが見事にはまる。
試合後、「決勝で両者リングアウトやるからなー!」と息巻くモッチー。
モッチー素晴らしいルード像を描いてくれている。
颯爽と花道を帰っていく姿に色気がたっぷり、試合をする度に輝いていく感じだ。モッチー最高!

○望成(13分10秒 K・O※左ハイキック)×CIMA



第4試合 神田裕之&望月享&ダークネス・ドラゴンvsドラゴン・キッド&SAITO&堀口元気&ストーカー市川

どっちがハンディのあるのか解らない(笑)、ハンディキャップマッチ。
1番注目度の低い(笑)SAITO。本当に地味だが、キャッチの丸め込みを見事にルチャと融合させている。
バンプも倒立もしっかりしてる。が、人気はナシ(笑)いつもジョブに徹しているのは校長からの信頼が厚いからか?(笑)
キッドと望享の絡みは一見の価値あり。キッドの神業デジャヴは望享との攻防でしか見られないのだ。
(SUWAのスウィーターがキッド戦でしか見られないのと一緒)
M2Kの見事なまでの連係にタジタジの闘龍門勢。しかし、両リンを狙われてもストーカーが一人だけ残っている為、
両リンには持っていけない。
キッドのウルトラ・ウラカン・ラナに望享が敗れるも、この両者に新たな名勝負の予感。
流れを止めてしまうのが得意(笑)なキッドには、SUWA、望享のような受けのうまいレスラーとの絡みが1番。

○キッド(16分48秒 ウルトラ・ウラカン・ラナ)×望享



第5試合 ビッグフジ&TARUvs新井健一郎&斎藤了

凄まじいぐらいの斎藤了人気。オレンジ色の紙テープでリングがうまる。
しかし…ソレガシは見てしまった…斎藤了ファンの人が周りにオレンジ色の紙テープを配り、
「了の時に投げて下さい。」と言っているのを…(笑)
TARU、フジ共に重量級なので、他の試合に比べるといささかスピード感に欠ける。
自転車アングルで斎藤vsフジという構図があるため、TARUvs新健というタッグマッチながら、
シングルが二つあるような展開に。
TARUのTARUギロチン、ムーンTARUト、新健の飛び出し注意、斎藤のサイクリングヤッホー。
一通り出たところで、形の崩れたスモールパッケージのような感じで斎藤がTARUを丸め込み勝利。
次回、後楽園大会でフジとの一騎打ちを要求する。
フジ「この自転車はなぁー、俺の大切な物なんだよー(をぃをぃ)お前も大切な物をかけろ。」
了 「それじゃー、ボクはこの髪の毛をかけます。」
と次回大会での一騎打ちを匂わせるも、フジがあっさりとかわし退場。

○斎藤(15分34秒 メッセンジャー)×TARU



第6試合 望月成晃vsマグナムTOKYO

大道塾出身者のマグナムに、武輝道場出身者のモッチー。必然的に蹴り合いとなる。
中盤にさしかかるとM2Kのセコンドが介入し出し、両リンの匂いが漂い始める。
レフェリーがカウントし始める…決勝戦で両リン…面白過ぎる!!と思っていたら…。
レフェリーがカウントを19まで数えたところでカウントを止めてしまう。
これに対しM2Kの面々は怒り狂う。そして今度は、いつものギリギリの攻めぎあいではなく明かな両リン狙い。
今度は仕方なく…という感じでカウント20が入り両者リングアウト。

△望成(9分16秒 両者リングアウト)△マグナム

一人で拍手喝采し「いいぞ!モッチー!」と満足していたソレガシ(爆)
モッチーがマイクを握り、「これにてエル・ヌメロ・ウノ終了させて頂きます!」といったところに…。
ウルティモ・ドラゴン校長のセパラドスが流れる。リングに入りレフェリーを小突きマイクを握る。
「モッチー。これがお前のやり方か?(何だ?長州か?)このルールを作ったのは誰だか解るか?」
「パンフレットを出し、ここに一つだけ書き忘れた事がある。決勝に限り両者リングアウトは認めない!」
場内大歓声になったところで、試合再開。

マグナム大攻勢、モッチーの攻撃を受けながらも垂直落下式のバイアグラドライバーを決める。
も、返すモッチー。マグナムが久々にAVスタープレスを出し決めにかかるとM2KのブルーBOX。
これで流れが一気にモッチーへ。三角蹴りからドラゴン。最後は、ツイスターでピン。
見事にモッチーが闘龍門最強の座についた。

が、これでチャンチャン。と終わらないのが闘龍門。
モッチーがマイクを取り
「最初から優勝狙ってました!(笑)だいたいなーこんな長いシリーズちゃんとやってたら疲れるじゃねぇか、
敗者復活枠っていうのがあるんだからそれだけ頑張れば優勝出来るじゃねぇか。
今まで色んな団体を渡り歩いてきたけど、闘龍門が1番弱いなぁ〜。」
この一言にCIMAは泣き崩れる。そんなCIMAの姿をみたマグナムは、
「外様にこんな事言われていいのかよ?悔しくねぇのかよ?どうなんだよ!立てよCIMA!
お前が泣くのは俺に負けた時だけなんだよ。俺に負けて悔しくて泣く時だけなんだよ。」と悲痛なマイク。
ここで校長が登場、モッチーに「闘龍門をなめるのもいい加減にしろ!」とすごむ。
続けて「次の後楽園で素晴らしいカードを用意してやるよ。ダブルメインイベント。
自転車vs髪の毛(笑)ビッグフジvs斎藤了。そして…モッチーパートナーは神田で良いのか?
それじゃ…望成&神田vsCIMA&マグナム!」驚きの場内。
ためらいながらも、CIMAとマグナムが握手…。それに嫌悪感を示すSUWA。
7月のビッグマッチ神戸ワールドも視野にいれた良い興行の〆でした。

○望成(9分30秒 片エビ固め※ツイスター)×マグナム


やっぱり、面白いわ。最近のプロレス団体で毎回見に行きたい!と思わせるのは闘龍門だけだもんな。
位置的にはルードの部類に入っていたCIMAがリンピオのマグナムと組む。
絶対的なルードとしてモッチーは認識されている。これが中途半端ルードなCIMAとの違い。
マグナムとCIMAが組むことによりこの構図にどんな変化があるのか?楽しみには事欠かない。

余談:最後、モッチーが花道から退場する時に、モッチーにビールを投げ付けM2Kに殴りかかろうとするファン(女)がいた。
ここまでファンを熱くさせてしまう闘龍門は凄い。が、このファンは痛すぎる。
周りの客もこのファンに対し熱くなって口論になったらしいのだが…(実はソレガシ近くにいた(笑))
金払ってるんだから何しても良いでしょう!みたいな事を言っていたらしい。
お客様は神様。というのは見せる側の心掛けであって、決してお金を払っている人が神様になって良いわけじゃない。
それだけ…常識を…勘違いしている人が増えた。という事なのでしょうか…。




本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ