テレビ主導の興行初観戦。
■団体:新日本
■日時:2001年4月9日
■会場:大阪ドーム
■書き手:#ソフビ (ex:♯ソフビ資料館♯
近鉄T駅で友達と待ち合わせていたが一時間遅れるということで急遽一人でドームへ向かう事に。5時開場なのにまだ3時。周りはなんかおっさんばっかだ。あ〜暇だ。BALZAC聴きながら時間潰してると怪しい小路似(テキトー)のおっさんが「アンケートよろしいですか?」と。暇だったのでOKすると一枚の紙を渡された。『好きなプロレス団体は?』複数可だったからリングス、パンクラス、大阪プロ、んで一応新日もかいといた。『好きなプロレスラーは?』桜庭と、先日のパンクラスの影響で美濃輪(笑)『これからのプロレス界への希望は?』他団体の交流とありきたりな答え。

ようやくグッズ売場の準備が出来たようなので一通りグッズを見終わった後、パンフだけ購入。欲しいグッズほんとにないな。PRIDEや猪木祭のときなんかと比べてもグッズの盛況ぶりは歴然。友達と合流して開場入り。

ドーム行こうと思った動機は「大阪でやるんだ。そんじゃいこか。」みたいな軽いノリなのでいっちゃん安いスタンドB。席わからんのでスタッフに尋ねると安い席なのにどんどん前へ誘導される。こんな近くでいいのかよ!と思った場所も通り過ぎ、どんどん前へ突き進む。結局着いた場所は二階席の一番前から三列目なのだがリングとほぼ平行。アリーナの一番後ろって感じで見えにくさ爆発。追い討ちをかけるように目の前にはネットが・・・。カメラも真横で映る気配0。

7時(テキトー)、新日本の旗上げから今までの歴史を振り替えるVTRがスクリーンに流れる。VTRが終わるとすかさずワープロのテーマで場内盛り上る。となりのオヤジが音楽にあわせて手拍子するもリズム感悪し。んでカード発表VTR。そんで試合開始です。

第一試合 田中 稔vs飯塚 高史
田中がいつものB’zのテーマで入場。カッコ悪いと思うのは俺だけか?第一試合にしてはたしかに豪華カードかもしれんが会場はまだノリきれてない様子。
途中飯塚がタックルにいったとき田中の膝が顔面にでも入ったのか(全く見えなかった、ってか見てなかった)、飯塚グロッキーで田中蹴りまくる。さらにスリーパーをかいくぐってのミノルスペシャル、バックの取り合いからの膝十字ムーブ等を見せる。ラストは飯塚がローキックで半回転した田中にスリーパー。二人にしかできないテクニック合戦など全くかいまみれず、ただお互いの技を出し合う単調な試合に。いや、こんなもんなのかな?

第二試合 吉江 豊vs真壁 伸也
真壁入場走って時間短縮いいぞ。しかし第一試合と試合順逆じゃ?まあいいか。吉江は緑と黒のしま模様のニューコスチューム?
両者気合は入りまくってる模様。昔にくらべて吉江の裏拳ちょっとは勢いついてて良かった。真壁が三度ボディスラムに挑戦し、成功すると場内沸く。ランニングエルボーやドロップキックで吉江を攻める。ロープワーク時、吉江がお尻で相手を圧縮する技を出そうとしたのだが真壁がかわしてしまったのか?吉江はそのまま倒れ込み嫌な沈黙。そんで再チャレンジ(笑)真壁がフランケン・シュタイナーからジャーマン。二発目は腕をロックしたままのジャーマンにいくも2カウント。今度は吉江がカナディアンからのバスター(技名しらんけどうつ伏せに叩き付ける奴)→カナディアンバックブリーカーで真壁タップ。まだ吉江との壁は厚い模様。徐々に会場の熱気もあがってきたか?でも空席はパラパラと。

第三試合 ケンドー・カシンvsブライアン・ジョンストン
ジョンストンいきなりハイキック。そしてレスリングムーブで会場湧かす。ジョンストンのミドルかハイが入ったのかカシン場外へ。ジョンストン自らカウントを数えはじめる。コーナーでパンチラッシュをしかけるジョンストン(カシンはよくこの攻撃うけるな(笑))。止めにはいるレフリーにかまっているジョンストンに急所→飛びつき十字。でもきまらず確かそのまま持ち上げてパワーボムだっけ?とにかくパワーボムをくりだすジョンストン。んでラストはフロント・ネックロックであっけなくカシンタップ。場内「えーーー!?」なんて声援がとんでたがカシンらしくてOK。しかしこの試合カシンの総合再チャレンジへの布石なのか?な〜んか新日が「この前うちがPRIDEに送り込んだ奴はこの程度の奴なんだぞ」とでも言いたそうな試合だな。でもやっぱカシンの試合はオモロだと思う。

ここで八時まで休憩(笑)それにしても今日は冷静にメモとってるな俺。PRIDEんときなんてメモそっちのけで試合集中しちまうってのに。拍手もカシンにしか送ってないや。8時直前、田中リングアナの誘導で10カウントダウン。8時になった瞬間猪木のシルエット。でも出てこないで帰っちゃう。

第四試合 獣神サンダー・ライガーvs村上 一成
村上のセコンドには最近なにかと話題の小路(笑)バトラーツんときもいたな。あとで気づいたけどゼロワンのときもいたんだったな。この調子だとまたプロレスやりそう?そんで小川はスクリーンに映っただけで歓声。ライガーはマントをとると上半身裸。そしてマスクに手をかける。まさかとるのか!?素顔か!?と思ったらその下には対ヘビー級用のマスクが。
いきなりライガー暴走!場外へ蹴落とす。次はもちろん村上の暴走(笑)村上マスクをはがしにかかってるのか?全然見えない。そしたら新日勢が乱入し村上に襲い掛かる。ライガーはなんか自分でマスクとったのか?ブチ切れ。っていうかぐちゃぐちゃになっててなんも見えない。と思ってた小川乱入!もうぐっちゃぐちゃ。でも視聴率は上がってるような気がする(笑)
小川がマイクをとり、「なんで今のが反則なんだぁ!?」と藤波を挑発。小川と藤波が場外で対峙した瞬間有無を言わさず藤波張り手(笑)すると今度はパワーホールが流れてきた!長州、越中入場。怒涛の展開(笑)長州も小川のもとへ。するとみんなに忘れられかけてたライガーがリングにあがってマイクをとり、村上を挑発(何いってるか聞き取れず)。今度は小川が「長州勝負だオラァ!」と言うと役目を果たしたかのように去っていく。んで長州が「お前がいつもやってることやってやるからあがってこい!」「お前の好きな会長つれてあがってこい!」と結構オモロなマイク。5・5福岡ドーム長州vs小川決定か?んでもってライガーは時期シリーズから山田になるような気がする(笑)まあとにかく村上が絡むとやっぱオモロい。

第五試合 長州力&越中 詩郎 vs川田 利明&渕 正信
な〜んか全日の存在かき消されたな完全に。いきなり長州vs川田の構図になり、川田はコーナーへの串刺しハイキックをいきなり見せたりテンション高め。まあダラダラやってる時間ねーしな。サソリをカットしにいこうとする渕がレフリーに怒られて普通に自軍に戻るとこオモロ。そんで越中のケツのみ異常な声援。「オ〜イ!オ〜イ!」なんて声援も(笑)渕はタッチされるなり顔面踏みつけ歩行。越中にSTF仕掛けるも決まる前にロープに逃げられちゃったりやっぱ渕オモロいよ。まわりはなんかブーイング多いけど。全日ファンですら「渕にタッチしたら負けちゃうよ〜」なんて嘆いてる。頑張れ渕。それでも投げやりなフッチーコールは起こる。
ラストはつかまった渕がリキラリアットの餌食に。まあまあいい時間で終わらせたかな?でも全日との対抗戦って構図が影を薄めてしまった感は否めない。意外とはやかったな。さあ川田どうする???

第六試合 中西 学vs永田 祐志
いい試合を見せて一般視聴者を釘付けに!と思ったらお互いに単調な技の出し合いをダラダラと。スピード感のない攻防に視聴率グラフは激減してそう。いや悪い試合ではないんだけどね。ただいい試合でもない。ラストは二度のアルゼンチンを耐えぬいた永田が延髄蹴り→ハイキックの連携であっさり中西からフォールを奪う。う〜んあっさりすぎるよ。これで藤田−永田なの?おっとネタばれ(笑)中西は橋本とか?

第七試合 武藤 敬司&新崎 人生&太陽ケアvs蝶野 正洋&小島 聡&天山 広吉
毎回思うけど蝶野と武藤の人気ってのはケタはずれだな。でも蝶野のクラッシュ流れた瞬間の盛り上がりは俺でもわかる(笑)花火の演出でさらに場内ヒートアップ!
どうでもいいけど天山への「シーシー」ってテレビじゃ全然聞こえないよな。馳が解説席に。蝶野に挑発されると上着を一旦脱ぐもまた普通に着る(笑)ケアは大振りな多彩な蹴りで存在アピール。武藤はドラゴンスクリューだけで客をがっちりつかむ。そしてこのメンバーの中で目立つのは意外に人生。序盤の拝み渡りで見せ場終わりかと思ったら小島の「いっちゃうぞバカヤロー」はくらわないし、そのまま蝶野に輪廻繰り出しちゃうし、念仏パワーボムまでだしちゃうし、とにかく人生目立つ。完全にBATT勢はT2000の存在をかき消している。馳も武藤に椅子を貸したり、犬に襲われても暴走してしっかり役目を果たしてる。その間に人生がつかまり蝶野のケンカキックで3カウント奪われるも、馳が待ってましたとばかりに乱入して裏投げのオンパレード。そのまま小島をフォールして武藤が3カウントをとる。ほんとどっちが勝ったのかわからん。「蝶野ぉ!いつになったら俺達を(と)やるんだ?ファイナルアンサー!どうする?」と一千万とった馳だからこそこなせるギャクも飛び出す。

そして猪木登場!「元気ですかぁーーー!!!元気があればホームレスもできる!」のくだりから特に挨拶なしで「ありがとーーー!」。俺も含めて周りは「ダー!」やりたい奴であふれかえっているのだが猪木はそのままリング下へ。

第八試合 藤田 和之vsスコット・ノートン
結果が透けて見えるがIWGPかけられる事になったしよしとするか。藤田はオープンフィンガーに初代IWGPベルト装着。セコンドにはジョンストンに・・・グッドリッジ(笑)総合での存在価値も消えつつあるからほんとにまたプロレスやりそう。いや実際今日グッドリッジはやってたのだが(笑)
序盤藤田がタックルでノートンの片足をとりにいくが、ノートン後ろへ下がって回避。三度目のタックルぐらいで両足をとって持ち上げ、パワーボムのように叩き付けてノートンガードポジション(笑)
さんざんゴングなんかで「格闘技ごっこはごめんだ」「格闘家に失礼」などと発言しまくっていた藤田。もしかしたらもしかすると・・・んなこたぁない。あっさり反転してノートンが上に。一旦離れると再度藤田がタックルにいくがきるノートン。そして四つんばいの状態の藤田に膝(笑)ノールールだ(笑)直後ノートンがラリアットとパワーボムを藤田にお見舞い。たまらず場外へ逃げる藤田。う〜んノールール(笑)(この時テレビ放送でナイマン、ケアー、シャムロック、アイブルなどを例にあげて、「ノートンはその辺とはわけが違う!」などと発言する辻。そこまでするか。柴田が「パワーだけなら」とフォローしていたが)場外にいる藤田に襲い掛かるノートンを何故か止めようとするジョンストン。すかさず蝶野がわってはいり、グッドリッジまで入ってきてT2000vsPRIDEの構図に?(笑)リングで再開後、藤田がタックルでテイクダウンし、簡単にマウントをとってパンチ連打。まあグッドリッジよりはうまいかな。しかしまた反転してノートンが上になりパンチ連打。しかし下から藤田が腕十字に。周りの声援は意外にもノートンのほうが多い。腕をクラッチし・て上になるノートンにみんな興奮している。しかし上からのパンチが藤田にかわされるとその勢いでうつ伏せに倒れるノートン(笑)すかさず藤田がバックとってチョークでレフリーストップ。
「格闘技ごっこはしない」最初にパワーボムを受けることによってこれはプロレスなんだよってこと示したのか?でもその後やってるのは結局格闘技ごっこだった。中途半端にも程がある。俺の中で藤田は格を下げた。IWGPとったってことで次は永田、あるいはコールマン(これはせめてPRIDEでやって)とタイトルマッチか?別にプロレスするなとはいわん。ただどうせやるんならフランケンシュタイナーやるとか、キャラにあったもっと豪快な技だすとかおもしろい試合してくれ。

第八試合 橋本 真也vs佐々木 健介
テレビでは辻がしきりに「ノールール!バーリトゥード!」と叫ぶ。石沢−ハイアンのときの苦しすぎる言い訳は笑って見てられたけどこれは
ちょっと胸くそ悪いな。
張り手合戦で幕をあけるこの試合。コーナーで抱き着いたまま頓着すると服部が二人をはなそうとする。ブレイクとかないんじゃないのか?どこが「ルールの明確化」なんだ審判部長さん。腕ひしぎをくらうとロープに足をのばす橋本。そういうギャグなんだろけどなんか腹立つ。ボディに強烈な橋本の膝を食らった健介が場外に逃げると、今度は橋本お得意のギャグ、「オープンフィンガーグローブはずし」に入る。
袈裟ぎり合戦ではあっけなく健介倒れ、今度はカウントが数えはじめられる。ほんとにどういうルールなんだよ。直後にノーザンライトや垂直落下式DDTまで飛び出し、ほんとになんでもありになってきた。橋本のハイキックをくらった健介が倒れると再度カウントが数えはじめられ、7か8あたりで立ち上がる健介の顔面を橋本が蹴ってレフリーストップ。ハッと時計を見てみると放送終了時間ぴったしじゃないのか!?(実際そうだった)

橋本の挑発に新日勢が乱入してきて乱闘に。なんかテキトーだなこれ・・・。しばらくぐちゃぐちゃになるリング上。「もう放送時間終わってるんちゃうんか?いつまでやる気やねん???」なんて思ってると猪木登場。「お前らやめろ。やめろやめろ」とやる気なさげに猪木が止めに入る。まるで「放送時間は終わったぞ。やめろやめろ」とでも言ってるようで笑いしかおこらん。そして。「聞けお前ら!今新日本は危機にひんしている。このまま行けばつぶれるぞ!」等とマイク。「お前のせいだろーー!」なんて野次が飛びまくる。そして無理矢理「いくぞーーー!!!イーチ、ニー、サーン・・・ダァーーーッ!!!」座ったままひじかけ使ってほお杖つきながらという、かつてないテンションの低さでダーやる俺。いや、やるこたぁやるんだけどね(笑) そして興行は終了した(笑)

まあいっちゃん高いアリーナ買って「金かえせー!」なんて叫んでる奴は何いってんの?って感じだけどおもしろいといえる興行ではなかった。完全にテレビ主導になっているのはしょうがない事だが、もう少しなんとかならないものか?橋本ー健介だってノールールなんて馬鹿なことしないで普通にプロレスやってたほうが良かったんじゃないか?フィニッシュもカウント数えてるときに蹴ってそれで決まっちゃったら後味悪くなるのわかりきってるのに。無理矢理放送時間内に収めなきゃダメなんだろうか?

ゴールデンでの生放送は世間にアピールする最大のチャンス。確かにカードは豪華だったが、そこでいつもよりしょぼい試合してしまうところは去年から全く進歩なし。時間内にきっちり収めて試合しなきゃならんのだからしょうがない、で片づけてはダメ。今回の視聴率がどうなってるのかわからんが、仮に良かったとしてもそれは年に一回という単なる珍しさから来るものだろう。年に2〜3回の放送も視野にいれてるなら話題性だけでなく試合の中身までこだわってほしい。村上の試合なんかは明らかにオモロだが、カシンの試合なんかも俺はオモロいと思った。プロレスの試合でも総合よりオモロな試合はまだまだできるはず。いや、プロレスだからこそ!!でも武藤のDSとかでスタンディングオベーションできる人達が羨ましい興行でもあったな〜。結局俺って・・・。

もうこんなダラダラした観戦記かかさないでくれ(笑)




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