4/8修斗下北大会第1部観戦記
■団体:修斗
■日時:2001年4月8日
■会場:北沢タウンホール(昼の部)
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

昼から晩まで修斗漬けのこの日。
1部と2部と分けたのが理由か、それともこのカードじゃしょうがないか、7割ぐらいの入り?
下北でこんなに埋まってないの初めて。
では早速。

[第1部]
【第1試合】ウェルター級 5分2R
△小谷ヒロキ(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)69.9kg
ドロー 0-0
△山崎 剛(日本/TEAM GRABAKA)68.4kg
※ 鈴木[メイン]19:19 菅野[サブ]19:19 浦[サブ]19:19

山崎、紺地に白のラインのきれいなスパッツ。セコンドは郷野、佐々木、大河内のグラバカ勢。
柔術青帯チャンピオンの寝技に期待していたが・・・。

1R 小谷はフック。山崎はジャブが当たる。山崎タックルも切られる。至近距離で小谷が放ったフックが
数発あたり、山崎の顔腫れる。山崎果敢に何度もタックルを仕掛けるも、がぶってヒザを打ち込まれる
場面も。終盤小谷がタックルし、テイクダウン。でゴング。

2R 山崎タックルから引き込み。立つも右耳から流血。山崎パンチラッシュからタックルし、
テイクダウン。ハーフのままコーナーに詰めてパンチラッシュ。足を抜こうとしながら肘グリ。
たまに細かいパンチ。でそのままゴング。

最後はラッシュをかけてポイントを稼ぐべき場面と思ったが、なぜか山崎のセコンドは静か。
残り時間すら教えていなかったのでは?物足りなさを感じた。

うーん山崎選手、かなり期待していたんだが・・・。
まず全日本アマの時も感じたが、かなり体格が小さく感じた。1階級下かと思ったほど。
本当にウェルターが適正階級なのだろうか?パワー負けしてせっかくの技術が出せていないような気も。
また右パンチの使い方は良かったが、まだまだ打撃はバタバタした感じ。得意の寝技でもパスも見せれず。
うーん、頑張って欲しい・・・。

小谷選手、1Rは圧力を感じさせたが、結局ドローに。一勝が遠い。


【第2試合】ミドル級 5分2R
○伊藤 忍(日本/パレストラTOKYO)75.2kg
一本 1R 4'16"
●マルタイン・メインハス(オランダ/NTL修斗マルタイン道場)75.2kg
※ スリーパー・ホールド

伊藤選手は練習でいつも履いてる黒いスパッツ。
メインハスはきれいな顔、きれいな体をした黒人選手。BADBOYのTシャツ、スパッツで登場。

1R 開始直後、メインハス強烈なミドル!それに合わせ、伊藤タックル!でテイクダウン。
メインハスはギロチン狙うも、伊藤落ち着いて頭抜く。そしてパンチラッシュ!!細かいパンチで
かなりの連打。(ハーフでだっけな?)ドントムーブを挟み、またまた連打!一度メインハス立ち上がるも
また伊藤がテイクダウンし、ハーフからパンチ!そしてマウントを取り、連打連打!
伊藤が「止めないのか?」とレフリーを見る場面も。細かいパンチのためか、レフリーは止めない。
相手がとうとううつぶせになり、バックマウント。しっかり体を伸ばしてスリーパーで一本!
四方に吠える伊藤。見得を切る。
さすがパレストラの裏番!アマ修斗5戦5勝の男。その実力者ぶりをいかんなく発揮した。
チキンハートとの噂もどこへやら、素晴らしいデビュー戦だった。さあ、ミドル戦線をかき回すか。


【第3試合】ウェルター級 5分2R
○高田和道(日本/WILD PHOENIX)69.6kg
一本 1R 4'35"
●マサ・マルコメ(アメリカ/USA修斗協会イノサント・アカデミー)69.6kg
※ スリーパー・ホールド

1R 差し合いからコーナーでヒザ打ち合い。マルコメバックを取り、持ち上げてテイクダウン。
しかし高田押さえ込まれずにすぐ起きあがる。離れて打撃の打ち合い。高田の右ストレートが当たり、
マルコメダウン!なおも殴りかかる高田。再開直後もすぐタックルで高田がテイクダウン。そしてそのまま
マウント!マウントパンチ!マルコメうつぶせになり、高田は猛烈な連打!止められてもおかしくないほど。
マルコメ隙を見て、反転し、上になりかけるが、またしても高田は力強く立ち上がり、バックに回る。
そしてスリーパーの体勢のまま後ろに倒れ込み、マルコメタップ!

高田、ガッツポーズを取り、歓喜の雄叫び!やっと長いトンネルを抜けた!
戦慄の五味戦以来ずっと厳しい試合、敗戦が続いていたので、うれしさが伝わってくる。
するとガッツポーズどころか、クワタクばりのマッスルポーズをどんどん繰り出す高田(^-^;)。
確かに高田選手、昔のスレンダーのイメージはどこかへ・・・。なんか太股とか太いし、胸とかも
かなり厚くなっている。きっと肉体改造に励んでいたのだろう。
クールなキャラから熱いキャラに見事変身し、復活を遂げた高田選手のリベンジが始まるか。


ここらへんで、確かルミナのトークショー。
コンバットや、復帰戦の話。「勝っても負けてもKOだと思う。応援してください」みたいな感じ。
あとはゴールデングローリーのジャージを着た、マルタイン・デ・ヨングが弟子(?)のクーネンと
共にリングにあがり、オランダ修斗を語る。マルタインいい人そう。うれしそうにずっと笑ってる(笑)。


【第4試合】ウェルター級 5分2R
△鈴木洋平(日本/パレストラTOKYO)70.0kg
ドロー 0-1
△川尻達也(日本/総合格闘技TOPS)69.5kg
※ 鈴木[メイン]18:19 菅野[サブ]19:19 浦[サブ]19:19

1R 川尻タックル、鈴木切る。差し合い。川尻投げ打つも鈴木上に。川尻下からコムロック狙い。
鈴木が上からじっくり抑えるも、パス際、川尻立つ。今度は両差しから川尻テイクダウン。
コーナーで鈴木がオープンで距離を取ってゴング。

2R 川尻タックルでテイクダウン。サイドを取る。鈴木タックル気味に起きようとするも、
バックマウントを取られ、チョークを狙われる。一瞬極められかけるが、凌ぎきり、反転して
インサイドへ。そこから掴まれる両手を引き剥がし、大きなパンチを当てていったとこでゴング。

鈴木選手、やや勢いに押され、持ち味出せず。タックルを切った後、中間距離での打撃戦が見たかったが。
川尻選手、テイクダウンに優れたいい試合だった。今思えば、デビュー戦は相手が悪かったか。


【第5試合】ミドル級 5分2R
○ザ・ばばんば(日本/パレストラTOKYO)75.6kg
判定 2-0
●ロドニー・エリス(オーストラリア/AUS修斗スパルタン・ジム)75.7kg
※ 鈴木[メイン]19:19 菅野[サブ]20:19 浦[サブ]20:18

今日は、ピンクのテンガロンハット、ピンクの毛皮のコート、ピンクのボディブレードでばばんば登場(笑)。
エリスは柔術着、青帯で登場。

1R エリスの蹴りを取り、ばばんばテイクダウン。エリスはどんどんヒップスローやギロチン等、
柔術系の技を繰り出していく。ばばんば、アキレス、ヒールを狙うも凌がれ、起きあがったエリスに
バック取られる。エリスはそこから腕十字狙い。ばばんば腕抜いて上に。強いパンチ落としていく。
またも足関狙いに行き、アキレス、ヒール、膝十字と狙うも凌がれバック取られる。反転してインサイドに。
離れた両者。またばばんばがテイクダウンし、パンチ。

2R ばばんばテイクダウン。パンチ落とす。アキレス狙いも極まらないと見るや上にインサイドに戻る。
エリスは三角狙って行くが凌がれる。

エリスはバリバリ柔術系の動きでした。でも安定感抜群のばばんば選手相手はちょっと分が悪かった。


【第6試合】フェザー級 5分2R
○勝村周一朗(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)59.9kg
判定 3-0
●ライアン・ディアス(カナダ/ギブソン・パンクレイション)59.4kg
※ 鈴木[メイン]20:17 菅野[サブ]20:17 浦[サブ]20:19
※※ 1R、グラウンドにある対戦者の頭部への膝蹴りでディアスに減点1

1R ハイ打ち合いから始まる。勝村テイクダウン。強いパンチを打ち下ろす。ディアス、がぶりの
体勢に持って行くが、プライドで大流行の「グラウンドで頭部へヒザ叩き込み」を炸裂させてしまう。
勝村休んで再開。勝村タックルからまたテイクダウン。ハーフからパンチ。離れて側転パスガードを
見せた瞬間ゴング。

試合中、多数の子供達から「勝村先生頑張ってー!」と声援が飛ぶ。あー、勝村選手も五味選手と同じく
レスリングでも教えてるのかな?っと思っていたが・・・。

2R 勝村蹴ったところ、ディアス、テイクダウン。アリ・猪木状態になり、勝村がタックルで
テイクダウン。細かいパンチ落とす。ディアス立ち、打撃を打ち合う場面も。また勝村鮮やかなタックルで
テイクダウン。

勝村選手、勝ち名乗りを受けても以前のようにはしゃぎ回らない。キャラが変わったのか?
すると、「勝村先生」の文字入りの鉢巻きをした子供が十数名リングにあがる。
勝村選手が勤務する、児童養護施設の子供達とのこと。ああ、リアルタイガーマスクだ・・・・。
どちらかと言えばチャラチャラしたイメージであったが、実はとってもいい人なのかもしれない。
マイクも「いい試合が出来なくてごめんなさい。頑張って練習するので応援お願いします」と謙虚。
子供達へ、とマイクを向けられて「また、遊んでやるからな!」
とさわやかに第一部興行を締めたのでした。

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