2001.4.6 NEO 北沢タウンホール
■団体:NEO
■日時:2001年4月6日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

最近観戦記を読むとNEOの評判がいいようである。公式HPのファンの受け答えにも真剣さが感じれられるし、その甲斐あってか前回の板橋産文ホールでは札止め超満員だったそうである。と言っても250人だが。という訳で、北沢タウンホールは超満員で何人になるのか分からないが180人で若干空席ありという感じかな。タウンホールは超満員で何人になるのかな。

試合前にまず京子の挨拶から。この日すっぱ抜かれた極秘結婚についてだが、特別な事は無く「私はプロレスが一番ですから」で終わり。もう少し盛り上げてもいいのでは。

1.○椎名由香 (腕ひしぎ逆十字固め6:27)×仲村由佳

椎名は3月に869日ぶりに復帰戦を行い、この日が2戦目で初のシングルだということである。相手も仲村は98年デビューということだからキャリア3年くらいか。
試合はほとんど椎名がグランド、関節攻撃で有利に持っていく展開。もっともたまに仲村は攻めさせてもらうのだが、フットスタンプとラ・マヒストラルしか出来無いのでどうにもならない。まあ人に見せる水準ではないな。

2.対戦カードには
北沢タッグ選手権 30分一本勝負
  “NEOマシンガンズ”タニー・マウス&宮崎有妃 vs アキュート冴(JWP)、秘密兵器X(当日発表)
とあったが、まずは“NEOマシンガンズ”の入場。入場曲はファンクスのスピニング・トゥ・ホールドとキン肉マンの合体テーマ。板橋タッグ選手権というのもあるらしく安っぽいベルトを各々2本持っていた。

対するアキュートは白覆面に白いバスローブ(ガウンではない。このへんなにか勘違いしているのではないかと思うが)を着たなんか貧相そうな秘密兵器と入場。だけど、この秘密兵器は歩き方でなんとなく分かったな。西クンじゃないか。ここで西クンを見れるのは個人的には嬉しい。

試合はひとネタやってから始まるが、やはり西クンが入ると他の人が何をやっても西クンに持っていかれる感じだ。とにかく細かい動きの一つ一つが見てて笑えて来るのだが、西クンは足が遅いので相手をマットに寝かせて自分がロープに飛んで戻って来る間に相手が起き上がってそこにいないとか(それを直前迄気付かない所が凄いが)、相手の技を受ける段取りを間違えタニー・マウスに怒られて技を受けるあたり、今迄に無い笑いを提供してくれる。

まあ、そういうシュールな展開の中、アキュートは一所懸命ウラカンやフランケンをやって一人で張り切っているんだけど、何だか虚しくなって来るだろうな。

という訳で、○タニー・マウス、宮崎有妃(クオーラルスペシャル18:39)アキュート冴、×西千明なのだが、西クンを18分も見せられるのは少し勘弁だな。なんか自虐的な笑いだからね。

試合後に長いマイクパフォーマンスが。一応この試合はアキュートがNEOマシンガンズをつけ狙っており、毎回パートナーをXとしてアキュートが連れてくるというストーリーがあるらしくそれに沿ったマイクなのだが、話にオチが無く喋りも全員カミカミでだんだん場内が冷えてくる。話に妙な合間が出来るのが見ていてつらい。アキュートがいなくなりやっと終わりだと思ったら今度は石田リングアナが上がって来て恒例のヒーロー・インタビューとか言ってまだ続く。

タニーと宮崎がなんか喋るが笑うのは常連の2.3人くらいか。仕切はずの石田リンアナも可愛いけど、間が悪いというか機転が利かないのでやればやるほど寒くなるという感じ。最後に石田リングアナにフィニッシュで使った技をかけて泣かしてしまった所は少し面白かったけど、やられた石田は泣きながらそのままリング下に降りてインタビューも終わり。締まらない締まるというより、一体今のは何何だったのかという感じだ。会社の宴会でももう少し出来る奴はいるぞ。

3.下田美馬、○チャパリータASARI(片エビ固め20:53)田村欣子、×元気美佐恵

まず試合前に田村のスクリーントーク。サングラスをした田村サマに石田リンアナがインタビューをしようとするところ、ちょっと待てと制して自分のTシャツを着させる所は全く広田のと一緒ではないか。まあ、広田のも元はHHHのパクリだから被る所は仕方ないが。そして田村のトーク。石田に今日の試合はどうなるかというクイズを出すが、これまたオチがなく終わり。ほとんど笑えないしムリがある。なんか、NEOのエンターテイメント路線というものがどういうものか分かって来た。ここまで、練っていないのはヤバイというかあきれてしまう。

まあ、試合はNEOを守った二人がNEOを裏切った二人への制裁マッチだということだけど、この面子だがらそれなりに見せてくれるのかなと思ったが、なんかほとんど噛み合わずバタバタやっているだけみたいな感じだ。20分間単調にメリハリ無く進んだという感じだ。

試合後に「私たちはお前らみたいにNEOの中でヌクヌクとやっていないんだよ」という美馬姉さんのマイクは強烈だったけど。

ここで休憩という所で、またタニーと宮崎が登場。次のカードを芝居じかけで紹介するのだが、まあもういいや。そういうこと。ただこれまた面白くないけど長い。

4.NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権
 ○井上京子=王者(ナイアガラドライバー18:32)×井上貴子=挑戦者

しかしこの団体はベルトを何本持っているのかな。選手の数より多いのではないか。

まあ、今更のW井上対決だけど。まず笑えたのは、休憩後、試合を再開しますというアナウンスがあってからすぐに貴子のテーマが流れ入場してくる。そのため、貴子の入場の時はまだ客が入り口で列をなしていた。ただのミスだと思うけどあれは気の毒だな。

試合は終始貴子の殴る蹴るの展開。たまに机を使ってハードコアぽい技を出すときには京子の協力を得て無事に出来て、見ているこっちが安心するというくらいアホらしい試合。この間Oz興行でシュガーとのシングルを見たが、中身は向こうの方が10倍濃かったけど、京子ちゃんも自分のホームリングこんな試合をダラダラしていちゃいけないでしょう。まあ、いざ反撃するとあまりに力の差があるからどうにもならないというのもあるが、もうNEOに対するモチベーションは無いのかな。


総括としては、なんか救いような気分にさせてもらったという所かな。一所懸命楽しませようという気持ちは分かるけど、これではお粗末過ぎるな。あらゆる意味で人手不足だ。もう少し練ってやらないとどうにもならないでしょう。

まあ、私はよっぽどのことが無い限りまた行こうという気にはならないと思うし、好きな人は見に行けばいいと思うけど、ひとつだけ、どんなに会場が狭くて、試合やネタがしょぼくても、入場料はメジャーと同じということに選手・スタッフはどう思っているのかな。




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