人気の一端を垣間見る3・31新日本キック後楽園大会観戦記!
■団体:新日本キック
■日時:2001年3月31日
■会場:後楽園ホール
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 今回は同日大阪で行われたパンクラスには行かずに、新日本キック後楽園に行ってきました。
先日歴史的なKO勝ちでラジャの王者になった、超合金 長江ジムの秘蔵っ子武田がベルト取ったばかりなのに
出場するとのこと・・・・理解しずらいこの状況、この目で確かめようと行ってきたわけです。
客入りは満員 新日本プロレス永田も観戦 そこはかとなく漂う・・・非合法のにおい・・・・

 第6試合からメインの第12試合までの観戦記 1〜5試合までは結果のみ

<第1試合 60.5kg契約/3回戦>
 日本フェザー級            日本ライト級
 ×エンペラー達志(ホワイトタイガー) 対 土屋武志(横須賀大賀)◯判定1ー2
(29ー30、30ー29、29ー30)

<第2試合 ライト級/3回戦>
 日本ライト級    日本ライト級
 ×今野裕太(伊原) 対 正田考平(藤本)◯1RTKO
(1分56秒、ヒジで右目尻をカットしドクターストップ)

<第3試合 69. 5kg契約/3回戦>
 日本ミドル級      日本ウェルター級
 △青木克真(トーエル) 対 中西健太(藤本)△ドロー0ー1
(28ー30、30ー30、29ー29)

<第4試合 58kg契約/3回戦>
 日本フェザー級    日本フェザー級
 ◯遠藤心平(治政館) 対 石井彰英(誠真)×2RKO
(1分36秒、右ストレート)

<第5試合 ライト級/5回戦>
 同級1位         同級8位
 △中川タカシ(トーエル) 対 鈴木洋見(伊原)△判定1ー0
(49ー49、50ー49、50ー50)

<トリプルセミファイナル 日本ウェルター級王座決定戦/5回戦>
 同級1位         同級3位
 ◯米田克盛(トーエル) 対 庵谷鷹志(伊原)×判定3ー0
(49ー47、49ー48、49ー47)

1R 庵谷が優勢 ケリが両者少なくパンチに終始 フックとヒジは庵谷が良い
2R 間合いをあけると 米田が良いコンビで打ってくる 多少盛り返した感じ
3R 米田のミドルキック とボディーブローが徐々に効いてくる 4Rも同様
5R 完全に米田ペース タカシ(庵谷)コールと米田コールが会場にこだまする。 この会場の熱さは凄い。
 結局米田選手の判定勝利 ウェルター級王座獲得 トーエル初のチャンプ誕生

<トリプルセミファイナル 日・泰ライト級国際戦 62kg契約/5回戦>
 日本ライト級王者   泰国ライト級
 ×石井宏樹(藤本) 対 ソンコム・ギアッヌクン(タイ)◯判定0ー3
(46ー50、46ー50、48ー50)

 石井はファンの花束多し。組織的な応援がしっかりしている修斗もこういうところは見習うべき
国際戦ということで、石井は見た感じは一回りは大きい感じがしたが・・・・・・

 22歳で64戦やってる実績はだてじゃあなかった、実力差は歴然ケリのスピードが違った。
しかし国際戦は逆に、会場が熱くならない何故?? 相手が強すぎるから?
ほぼ何も出来ず、インファイトのみ互角ではあったが、ほぼ圧倒されていた状態


<トリプルセミファイナル 日・泰フライ級国際戦 52kg契約/5回戦>
 日本フライ級王者   泰国フライ級
 △深津飛成(伊原) 対 サックニラン・サックテーワン(タイ)△ドロー0ー1
(48ー49、48ー48、49ー49)

 看板選手の一人深津の登場。対するサックニランは、まだ若干18歳あどけなさの残る感じではあったが、
52戦も試合をこなしている。こんなのがうじゃうじゃいるのかと思うとぞっとする。
 前半は踏み込みがうまかった深津が、飛び込んでのパンチで優勢ではあったが、さすがはムエタイ戦士、
相手の戦いのパターンを的確に読み後半、深津はパンチとヒザ蹴りを浴び形勢逆転、判定はドロー。


<トリプルメインイベント 日本バンタム級選手権/5回戦>
 日本バンタム級王者 同級1位
 ◯菊地剛介(伊原) 対 飛見立久(誠真)×判定2ー1
(50ー48、49ー50、50ー49)

 互いに遠い間合いから、踏み込んでパンチを打つ両者。あまりの白熱振りにたまらず伊原会長が
セコンドにまで出てきて檄を飛ばす。 観客もこの気迫に乗せられるような感じで徐々にヒートしていく。
 菊地は積極性がある。どうしても後手に回るのが飛見となってしまう。 構えもアップライトの菊池と
ボクシングスタイルの飛見は対照的である。しかし激しいフックとミドルキックの打ち合いを見せてくれる
両者に、この日最大のヒート
良い勝負であった。

菊池が僅差の判定勝利。菊池王座防衛。


<トリプルメインイベント 日・泰ウェルター級国際戦 68.5kg契約/5回戦>
 泰国ラジャダムナンウェルター級王者
 ◯武田幸三(治政館) 対 ガオグライ・ゲーンノラシン(タイ)×判定3ー0
(48ー46、48ー45、48ー46)

 何で武田は、今回試合組まれたんだろう信じられない。休ませてやればいいのに。4月にはラジャ王者の
お祝いのパーティーまであるというのに万が一ノンタイトルとはいえ今日負けたらどうする気だろう??
 と思わせたが、さすがは武田であった。1Rに右ハイキックによるよもやのダウンに、ざわめく観客。
しかしその後は、立ち直りパンチの強さが随所に出て3Rには逆転の右ローキックによるダウンを取る。

 気が付いたら武田判定で勝ってました。本人KO取れずに悔しそうだったがモチベーションの低いこの試合で
よく勝ったと思う。 おそらく長江会長は、この前のチャンプ奪取はあくまでも「通過点」だと思っている。

 こんな苦労したんだから、武田には不動のラジャチャンプになってもらいたい。そのためにはタイのラジャで
でしっかり防衛戦を行い判定で勝ってもらい、堂々と賭けとして認められるような選手になってもらいたい。


<トリプルメインイベント 日・泰ミドル級国際戦 71kg契約/5回戦>
 泰国ラジャダムナンJrミドル級王者
 ◯小笠原仁(伊原) 対 メッケンナー・ソー・キンスター(タイ)×判定2ー0
(50ー47、49ー49、50ー49)

 こちらは、ラジャで新設されたJrミドルタイトル決定戦を堂々のKOで勝ち一足先に歴史に名を残した
小笠原。今回はインターバル十分あけ万全のはずの戦い。しかし小笠原への激励の花束の数は凄い。
8本ももらってるし、激励賞だってかなりもらってる。このシステムは、修斗も勉強してもいいのでは
ないだろうか・・・

 相手は、かなり身体もたるんでいるので、問題なく勝てるとは思っていたのだが・・・・・・
またもや伊原会長が中に入ってセコンドやる状況になった。 ジャブ&ローは小笠原かなり良い
しかしもう一歩踏み込めないのが祟って、相手がだんだん動きにあわせ、インファイトでは圧倒してくる

 小笠原は離れて遠巻きに打つ分にはいいのだが、相手がインファイトで強いのでイマイチ踏み込めない。
イライラしてきたセコンド&伊原会長が「前に出ろ!!」と激 本人も行きたいのだが、怖くていけない。

 連打は浴びせるのだが、行けない状態が最後まで続く。 ボクシング技術は小笠原非常に良い。
何とかかんとか終了し(笑)僅差の判定で勝つ


 総括としては、まず客が熱い!!これに尽きる!! 良い意味で楽しんでいるし贔屓の選手への思い入れ
が強くて良い。何かプロレスに通ずるものがある。これが新日本の人気の秘密か? 女性ファンも多い。
 あと、サロメチールの(タイオイル)においよりも遥かに、いかがわしい非合法の匂いが漂っていたのは、
気のせいなのだろうか・・・・
 顔の良い選手 深津・小笠原・小野寺・武田の4本柱を備え人気を保ちながら、ビックマッチをオオバコで
開催するのだろうか? 単独で後楽園満員に出来る興行の秘訣の何かを見たような気がした・・・・・




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