思考錯誤な新ルール。
■団体:PRIDE13
■日時:2001年3月25日
■会場:さいたまスーパーアリーナ
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

まぁ15分はおすだろうとたかをくくって時間ギリギリに入場。
席につくともう5時。一息いれようとすると…いきなり始まり。
時間ぴったりに始まったPRIDEなんて初めてだ。色々とお客の意見をのんでるのかな?
前に爆音をやめてくれとメールを書いた。という人がいた。
そして次のPRIDEからは物の見事に爆音という特殊効果が消え去った(笑)
信念がありすぎるのもちょっと…だけどなさすぎるのもちょっと…だよなぁ〜。



第1試合 ビクトー・ベウフォートvsボビー・ソースワース

そうそう今まで全然思い出せなかったけど、ソースワースは修斗に出た事ある選手なんですよねぃ。
IFCの王者て事で金魚感はあんまり感じられないけど、ビクトーと比較すると格が違うと言った所か。
ビクトー、パンチで圧力をかけテイクダウンを取ると殴りにいかず、パス狙い。
一度は逃げられたものの2度目は逃さず、スリーパー葬。しっかりと格の違い実力の違いを見せ付ける。
ビクトー久々に1本勝ちに酔いしれる。ビクトーに第1試合は似合わない。

○ビクトー(1R 4分09秒 裸絞め)×ソースワース



第2試合 ガイ・メッツァーvsイーゲン井上

メッツァーのセコンドには、ピートとアンドラデ。イーゲンにはエンセンと…ティト???(確認できず)
スタンドでメッツァーがイーゲンと圧倒。
何度も良いパンチがはいりイーゲンがフラフラになり倒れたところでSTOP。
誰もがこの試合の意味を解っていただろう。エンセン復活というアングルを作る為のマッチメーク。
メッツァーはキチンとエンセンを挑発し、復活を煽る。も、エンセンマイクでそれを頑なに拒否。
………………復帰するかもな。
ここですぐに復帰ってな事になったらエンセンの男を下げるだけ(笑)
でも…もし本当に復帰をしないのなら、リング上でマイクなんて持たないはず。
無視してさっさと帰る事が出来たんだから。
PRIDEも色々とアングルを作るようになったのねぃ…これも猪木の影響なのかな…。

○メッツァー(1R 2分25秒 K・O)×イーゲン



第3試合 ヒース・ヒーリングvsソボレフ・デニス

ヒーリング、テイクダウンを奪いサイドを取ってからのアームロック。
掣圏道勢は…金魚でしかないのかな…(苦笑)もっとTOP級の選手の参戦希望。
カフカズなんて今は掣圏道にも出てないんだから…呼べるでしょ?
ヒーリングの圧倒的な強さに、みんな癒されたかな?(笑)

○ヒーリング(1R 0分22秒 V1アームロック)×ソボレフ



第4試合 ヘンゾ・グレイシーvsダン・ヘンダーソン

ヘンゾのセコンドにはハイアン。ヘンダーソンにはクートゥアー。
グレイシーがオリンピック級のしかもある程度柔術の技術を知っているレスラーに対して、
どう闘うのか?非常に興味のある試合だったが…。
ヘンゾ、ヘンダーソンにタックルを仕掛ける。勿論、軽くヒョイと斬られてヒザの餌食にあう。
レスラー相手にタックルを仕掛けるなんて愚の骨頂。引き込んでガードを取っても良かろうに…。
グラウンドで仰向けに転がされた時には、もう失神寸前だったのか?パンチを入れられ首がカクカク。
ヘンゾ、新ルールへの適応が見られず…しかも完敗。
やっぱり、レスリングvs柔術の相性っていうのもあるんだろうなぁ〜。

○ヘンダーソン(1R 1分40秒 K・O)×ヘンゾ


何と…1時間足らずで前半戦終了。それの影響なのか…休憩時間が30分!?
何で試合の半分も休憩しなきゃならんの?
その昔…高橋名人がファミコン2時間やったら1時間休みましょ。って言ったのと同じだ…(笑)
って事はDSEも高橋名人同様……。(以下自粛)
休憩が明けると、PRIDEの高橋名人…もといエグゼクティブプロデューサーアントニオ猪木入場。
沸き返る場内…。人気あるねぃ…このお方わ(笑)藤田、カシン、橋本を呼び込み、新日本の宣伝。
猪木から感じられるのは自分の作った新日本プロレスへの愛情。
PRIDE熱を新日本へと還元させようとしているのがよくわかる。
PRIDEしか知らないファンには…何のこっちゃわからないと思うけど(笑)


第5試合 マーク・コールマンvsアラン・ゴエス

前述の猪木がこの試合の勝者にグレーテスト18クラブのベルトを贈与する。と言い、
急遽タイトルマッチに(笑)それにしても懐かしいベルトが出てきたものだ。
長州力やグレート・ムタも巻いたこのベルト…。いつのまにか格闘技用のベルトとして捉えられるようになったのね。
コールマンのセコンドにはにはグッドリッジ。ゴエスにはリボーリオらBTTの面々。
試合開始直後、ゴエスの飛び蹴り2連発にハイキック。カポエラのような不恰好な蹴りを見せる。
これぞまさしく…正真証明の見せ技だな(笑)
これはフェイントだったのか?(笑)ゴエス、果敢(無謀?)にタックルを仕掛ける。
も、難無くがぶられヒザの餌食。ボディへのパンチを絡めながらの攻撃にゴエス失神。
しかも、レフェリーの止めるタイミングがあまりにも遅い為、かなり危険な状態に…。
途中で意識を取り戻したのか、ゴングが乱打されているにも関わらずコールマンの足に絡み付いて行く。
一触即発なムードになるが、セコンドが割って入り、落ち付く。
ゴエスもヘンゾと同様…レスラー相手にタックルを仕掛けるなんてホントに愚の骨頂(笑)
新ルールを甘くみてたのかな…。それに95`のゴエスには切れは感じられなかったな。
それにしても、コールマンは強いなぁ〜。UFCに戻らないかな…(笑)

○コールマン(1R 1分19秒 レフェリーストップ)×ゴエス



第6試合 佐竹雅昭vs安田忠夫

燃えよ荒鷲安田オリジナルバージョンで入場。セコンドには橋本、藤田、ジョンストン。
佐竹には、藤井克久。ジャイアント落合が出た時もついてたな…(笑)
安田のっけから、突っ込み佐竹をコーナーに押し込める。も、なかなかテイクダウンが奪えない。
ある程度の時間がたつとブレイクがかかる。が、安田は自分にはこれしかない!とばかりに、
佐竹のパンチをもらおうと何をされようと食らいつき組み付く。
同じような展開に飽きたのか?ブーイングが巻き起こる。
う〜ん…みんな何を望んでるんだろ…佐竹とまともにうちあったって…安田が勝てるわけないぢゃん(笑)
それに佐竹はグラウンドにはなりたくないだろうから、コーナーでもふんばるぢゃない…。
そう考えると必然的にこういう展開になってしまうと思うんだけどなぁ。
この間のパンクラスでの近藤vs石川の技術未熟バージョンって言った方がわかりやすいかな?
2R時間終了間際に一度安田がテイクダウンを取ったのが判定に響いたのか?
2−1で安田の勝ち。安田感極まって男泣き?
あんまり良い雰囲気じゃないと察した(??)猪木が石沢を呼び込み安田の勝利を揉み消す。
プロレス的アングルを使い、石沢vsハイアンの再戦が決定。
もうPRIDEは猪木のものになっちゃってるな…。DSEも頼り過ぎだし…。
盛りあがれば何でも良いのかなぁ〜。そういうものなのかなぁ〜。

○安田(3R終了判定 2−1)×佐竹



第7試合 イゴール・ボブチャンチンvsトレイ・テリグマン

テリグマンの事を知らない人が多くて…けっこうみんな衝撃受けてたな。
そのテリグマンのセコンドにはピート、アンドラデ、メッツァー、ケンシャム(何だ?あのもみあげ?)。
ライオンズ・デンの強烈な面々が。
一方のボブチャンチンには、いつもの二人+アレク(売名行為か?(笑))。
序盤からの激しい撃ち合いに場内はヒート。テリグマンの的確な打撃にボブ負けるかも!?
という雰囲気が漂い始める。テリグマンがテイクダウンをとった時から段々とその雰囲気が、
明確なものになっていく。も、ボブファンが多いのか?一発逆転の姿を見たい人が多いのか?
テリグマンの番狂わせを望むファンの声がほとんどない。テリグマンも金星を逃したくないのか?
テイクダウンを取ってもあまり積極的に仕掛けようとはせず、コツコツパンチをあてていく。
これが功を奏して判定勝ち。
ボブチャンチンは、的確な打撃をいれられるストライカータイプの選手とは相性が悪そう。
グッドリッジに苦戦したのと同様のパターンだ。アイブルと闘ったら…K・Oされるかもねぃ…。
それにしても、ボブチャンチンに勝ってしまったテリグマンをDSEはこれからも使うのかは疑問。
このテリグマンほどこれから使いにくい選手ってそうそういないだろうなぁ〜。

○テリグマン(3R終了判定 3−0)×ボブチャンチン



第8試合 桜庭和志vsヴァンダレイ・シウバ

う〜ん、これが桜庭人気なの?異常過ぎてちと怖い(笑)
ボブとテリグマンが必死に闘っているっていうのに、桜庭を近くで見たいが為に通路に位置確保に向かう人々。
これじゃ…アイドルぢゃん(笑)と連れが言っていたのには素直に納得。
続けて、あの人達はPRIDEを見に来たのではなく桜庭を見に来たって感じなんだろうなぁ〜と。
シウバの殺気漲る視線に、桜庭は目を合わさず。ここまでは自分のペースを守ってるなぁ〜と思ったけど…。
当然、シウバは打撃戦を望みパンチを仕掛けていく。が、桜庭はいつもとは異なりこの打撃に応じてしまう。
あれだけ頑なに守ってきた自分のペースを崩したor崩されてしまった。
こうなってしまうと桜庭にもう勝機は見出せない。ヒザを食らいボコボコ状態。
いつもなら亀も有効だが、この新ルール、亀になるのは命取り。
案の定シウバに蹴り上げられこの時点で顔が張れ上がり流血。
タックルを取りに行こうとするも勢いも何ない状態では、シウバには通用しない。
ヒザをガンガン食らった所でレフェリーストップ。シウバ完勝。

ここで桜庭は1番やってはいけない事をしてしまう。
ソレガシは常々敗者に語る弁ナシと思っている。何を言っても言い訳になってしまい自分を貶めるだけになってしまうから。
だけど桜庭はマイクを握り。「効いてなく、レフェリーストップは早かった」と1番言ってはいけない事を。
もう負け犬の遠吠え意外のなにものでもない。負けたのは事実なんだから…。
いちいち「負けちゃいました。」とかも言わなくて良い。負けた時は潔くさっさと退場するに限る。
これで色々な意味で桜庭は、雲の上のような存在に祭り上げられていたが一気に地上に落下した。
そう…まるで堕天していったルシファーのように…。(笑)

○シウバ(1R 1分38秒)×桜庭

新ルールは色々と波紋を呼んでいるようだ。確かに危険で過激なのはわかる。
それよりも何よりも選手がまだそのルールに適応していなかったのが過激な結果を生んだのだ。
UWF伝統の亀の有効性がなくなっり、タックルを斬られた後の対処の重要性が問われる結果となった新ルール。
ガードポジションの有効性をはっきり示せたものになったかもしれない。
何はともあれ新しい事をした時に波紋はつきもの。これをどういかしていくのか?
新ルールはまだ始まったばかり。一度目で結果を求めるのは酷である。




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