3/21修斗下北大会観戦記
■団体:修斗
■日時:2001年3月21日
■会場:北沢タウンホール
■書き手:うしをたおせ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

行ってきました、修斗下北大会。6試合しかなくてチャキチャキ終わって良かったです。
20:00過ぎには終わったんじゃないかな?休憩もなかったし。平日は早いのがいいですね。

早速、観戦記を。

【第1試合】56.0kg契約 5分2R
●久保山 誉(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)56.0kg
判定 0-3
○漆谷康宏(日本/RJWセントラル)56.0kg
  ※ 鈴木[メイン]18:20 菅野[サブ]18:20 浦[サブ]19:20

って言いたいとこなんだけど、会社終わってどんなに急いでも、結果として下北に
到着したのは、18:20過ぎ。第1試合はとっくに終わっていたのでした・・・(T-T)。
まあ、レスリング力に勝る漆谷選手がテイクダウンをとって有利に試合を進めたそうです。
判定の点数にもそれが表れてますよね。
まあ、まったく個人的な意見として、平日興行は18:30から開始にしてほしいっすね。


【第2試合】57.0kg契約 5分2R
○石井俊光(日本/タイガー・プレイス)56.9kg
失格 2R 2'46"
●赤崎勝久(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)56.7kg
※グラウンドにある対戦者の顔面への膝蹴りで試合続行不可能

この試合の1R途中から入り口に立って観戦。見始めたら、赤崎がグラウンド(タックル状態)の石井へヒザを叩き込み、
中断した。(実はこれが2Rへの伏線だった)再開し、また石井タックルも、赤崎は落ち着いて切ってバックに回る。
そしてパンチ連打。バックマウントをとりスリーパーを狙い続ける。石井は何とか凌いで終了。

2R 石井タックル、赤碕かなり粘るもテイクダウン。赤崎ガード。お互い細かいパンチ。赤崎蹴って突き放す。石井は
またタックル狙い。赤崎蹴ってパンチ。またも石井がタックルしながら両膝ついたところに赤崎が強烈なヒザ!
これが石井の顔面(鼻?)にモロに入って、中断。石井今度はダメージが大きくまったく立ち上がれない。顔も赤く腫れて
効いているというより、心が折れている感じ。でもあのヒザの当たり方じゃしょうがない。
で、結局、赤崎の反則負け。

赤崎選手、やはりいい選手だった。スピードあるし、バック取るのうまいし、顔怖いし(^-^;)。
石井選手、しつこいタックルはいいんだけど、今回は随分体格差があった気がする。かなり押されてた。勝ちを拾ったかな。


【第3試合】60.0kg契約 5分2R
○松根良太(日本/パレストラMATSUDO)59.4kg
一本 2R 2'41"
●楳沢智治(日本/RJWセントラル)59.6kg
※アンクル・ホールド

松根、頭の左には「THE」の刈り込み。でも右には何もなし。どういう意味(^-^;)?松根君のことだからきっと意味ないと見た。
楳沢選手は黒いスパッツ。

1R 松根いつもどおり試合開始と同時に叫ぶ。楳沢タックル。そのまま押し込みコーナーで膠着。楳沢押し込みながら、
ヒザをももへ。たまに空いている右手で強烈なショートパンチを打ち込む。松根もパンチ、ヒザを返すが、パワーで楳沢が勝る。
松根、展開を打開するために、引き込む。楳沢離れて、上からローキック。松根立つも、また楳沢がコーナーへ押し込む。
楳沢がしつこく放つヒザが松根の下腹部に入っているらしく、「何度も入ってるよ(怒)」とぼやく。
確かに入っているようだが微妙だから、レフリーが判断するのは難しいだろうなー。

2R 松根ゴングと同時に飛び2段蹴り!楳沢の顔かすめるも当たらず。結局楳沢がまた自分のコーナーに押し込んで同じ状態に。
松根飛びつき、宙に浮いたまま楳沢の右腕を挟むようにコーナーでクロスガードをとる。そして左パンチを連打。楳沢、なんとか
右腕を抜いて、強烈なショートパンチ。松根本来の戦いができず、やや劣勢のまま時間が経過していくと感じていたら、
松根自ら倒れ、足関節狙いに!楳沢体勢を崩して、上体がロープの外に。ブレイクになるか、ドントムーブになるか、気になったが、
ドントムーブということでそのまま、ロープ内に戻される。そしてヒザ十字から松根はアンクル狙いへ!楳沢、松根の胴体を
蹴ったりして粘ったが、とうとうタップ!松根の逆転一本勝ちに場内沸く!

松根選手初の苦戦と言った感じだが、その思い切った攻撃、極める技術は素晴らしかった。あそこで足関を仕掛け極めてしまうのは、
何かを持っているとしか思えない。本当にその気持ち、集中力は見るものがある。
楳沢選手はデビュー戦とは思えない戦いぶりだった。とにかくレスリング力があり、接近戦でのパンチもかなりのものだった。
なによりパワーを感じた。次も期待したい。


【第4試合】70.0kg契約 5分2R
○松本光央(日本/WILD PHOENIX)69.5kg
判定 3-0
●大内 敬(日本/パレストラTOKYO)69.2kg
※ 鈴木[メイン]20:18 菅野[サブ]20:17 浦[サブ]20:18

大内選手、いつもの赤いスパッツではなく、きれいな黒いスパッツ。松本選手はいつもの迷彩スパッツ。

1R 大内、内股仕掛ける。松本、凌ぎ離れ際パンチを当てる。大内またも内股狙うも失敗し下に(ハーフ)。大内タックルで
起き上がり、足関狙うも、松本立つ。大内揉み合いから、引き込んで下に。松本、上からパンチ。コツコツ当ててく。
大内腕十字狙いから松本の右足を抱え、スイープを成功させたところで、ゴング。

2R 大内タックルも、切られ引き込みガードへ。松本はベースを保ち、小さいパンチ、大きなパンチを織り交ぜ、確実に殴っていく。
大内はオープンにしたり、スイープ狙ったり、上体起こしタックル仕掛けたりするも、すべて凌がれラウンド最後まで殴られ続ける。

松本選手いつもどおり、安定した戦いぶり。ワイフェニの中でも安定感は一番といった感じだ。
大内選手、試合後見たら、幸いにもほとんど顔は腫れていなかった。が、ずっと相手のペースで戦ってしまった。
結果として、簡単に下になってしまったり、仕掛けきれなかったりで、思い切りが足りなかった気がする。


【第5試合】70.0kg契約 5分2R
●イアン・シャファ(オーストラリア/AUS修斗スパルタン・ジム)69.0kg
判定 0-3
○中山 巧(日本/パレストラTOKYO)69.8kg
※ 鈴木[メイン]17:20 菅野[サブ]18:20 浦[サブ]17:20


1R 中山いきなり低空タックル!シャファは凌ぎ、差しあいに。中山ガッチリ両手をクラッチし、足を掛け、テイクダウン狙い。
シャファにロープを捕まれ、凌がれるも、2度目の仕掛けで見事テイクダウン!でハーフに。シャファは下からすごい回転で
パンチを打ちまくる。中山は顔を伏せながらパンチを返す。中山パス際、シャファが起きるも、中山上をキープしガードに。
中山、下からのパンチを凌ぎながらじっくりパンチを落としていく。シャファは疲れたか、後半は勢いなし。

2R シャファのローにあわせ、中山タックル!でテイクダウン。すぐヒザを越えハーフに。シャファ、中山の左足を抱え、
スイープを狙うも、中山上をキープし、ガードで抑える。中山下からの強烈なパンチを喰らい、鼻血流血。
中山コーナーに詰めてパンチを落とす。中山パスを狙いながらもパンチ!パンチ!中山セコンドの声援に応えるように、
ラウンド終盤になってもどんどんアグレッシブにパスを狙い、パンチを落とす!鼻血も止まらず凄い形相。
とうとうパスし、マウント!ここら辺の展開は妥協しない、中山の勝利への執念、気持ちの強さが強く感じられ、ちょっと感動(^-^;)。
シャファもメチャメチャ暴れまくり、回転するも、中山意地で上をキープし、動きの止まったシャファへマウントパンチ連打!!
セコンドのラリパパもお手上げポーズ。そしてゴングが鳴り、殴りあった二人はガシッと抱き合う。
当然中山勝利!見事ランカーを撃破。無敗(2分だけど)のままクラスAに!
中山、乱れきった髪、汗と鼻血まみれで、勝利のガッツポーズ、勝利の雄たけびを上げる。

とうとう、うしシューターが黄金のウェルター級のクラスAに。今回の試合ももここまで完勝できるとは・・・。
まだまだ、一流シューターとして足りない部分もあるでろうが、持ち味を磨いて、一歩づつ上位を目指してほしい。
ウェルター級ランカーといえば、ご存知のとおり怪物ばかり、さあ、これから大変だ(^-^;)。


【第6試合】60.0kg契約 5分3R
●吉岡広明(日本/パレストラTOKYO)58.9kg
判定 0-3
○秋本じん(日本/SHOOTO GYM K'z FACTORY)59.7kg
※ 鈴木[メイン]26:30 菅野[サブ]25:30 浦[サブ]26:30

吉岡選手はグレーのニュースパッツ。

1R ローの蹴り合いから、秋本タックル。吉岡ガードに。吉岡、ギロチンの体勢から踵を秋本の腰に落とす。
秋本、コーナーに詰めてパンチ。吉岡、オープンにして距離をとりパンチを凌ぐ。そして下から蹴り上げる。
秋本はオープンの吉岡に対し、本家じん返しを連発し、バックを狙う。吉岡は、なんとかガードに戻す。最後、秋本、
潜ってきた吉岡の腕を狙ってゴング。

2R ローの蹴り合いから、吉岡体勢を崩し、ガードに。秋本立ち上がりクロスを切って一気にパス!上四方に抑える。
そして、アームロックを狙う!吉岡なんとか足を使ってガードをするが、秋本は腕を狙いつつ、顔にパンチも落としていく、
このラウンド、ずっとこんな展開が続き、吉岡が腕を伸ばされる場面も。なんとかゴングまで凌ぐ。
休憩中も吉岡、苛立ちで叫ぶ。全く思い通りに戦えていないのだろう。

3R 秋本タックル、吉岡またガードに。吉岡ギロチン狙うも外れる。吉岡下から蹴り上げ、たまに当たる。秋本の側転パスは
吉岡凌ぐ。しかしその後秋本、足を捌いてガッチリパス!吉岡タックルで起き上がろうとするも、がぶられパンチを食らう。
そして終盤、フロントネックロックのような体勢で上から絞り上げられる。吉岡脱出できず、タップもあるかと思われたが
そのままゴング。新旧業師対決だったのだが、多くの予想に反し、大差の判定に。

正直言って秋本選手、メチャクチャ強かった!こんなに強い秋本選手久々。寝技であの吉岡選手をあそこまで圧倒するとは・・・。
足の利く吉岡選手が何度もパスされるし・・・。ホント見直しました。
吉岡選手、待望の試合だったけど、今回は完敗。出直しに期待。

それにしてもフェザーの上り調子の若い選手はことごとく壁にぶつかっている。これだけ強い秋本選手もマモル選手と
戦うとあれだし・・・。なんか、マモル、巽、大石選手とその下に、相当の開きがあるような・・・・。
秋本選手もK’zって考えるとまさにマモルは四面楚歌。

まあとにかく短い興行だったけど、充実してたいい興行だったと思います。




本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ