3.11Jd'大阪NGKスタジオ大会
■団体:Jd’
■日時:2001年3月11日
■会場:大阪NGKスタジオ
■書き手:冗談の突きを喰らう猪豚
前回のID4主催興行がよかったので今回も行って来ました。
今回はバスツアーがなかったためかお客さんはちょっと少ないかな。
カードは事前に発表されていたものから大幅に変更。

まずは正規軍の5+1人でのトークコーナー。
”今が旬”の阿部が薮下との一騎打ちをアピールし、それを受けて他のカードも変更されたとか。

第1試合20分1本勝負
ファング鈴木、坂井澄江 vs 西千明、山本千歳、鳥居竜童
2vs3でさらにID4は2カウントフォールで負けのWハンディキャップマッチ。
西はトークコーナーでおばっちの欠場コメントを代読し、この試合については「パンダメイクを倒す」とアピール。
試合でもファングを挑発し続け、天然キャラでおばっちの代役もこなす。
まあ、あくまで天然なので確実性に欠けるがおばっちの復帰までならこういうのもアリかな(お笑いキャラのことです)。
最後は”薔薇の花”ファングのチョークスラムに沈む(10'51'')も、今度は1カウントマッチでのシングルを要求。
ファングはかなり嫌がっていたがどうも受ける模様。
西の良いところが何となく見えた感じがします(喋りとか)。
個人的にお笑い系の試合と言うのは興行のアクセントとして絶対に必要だと思っているので、うまくおばっちの抜けた穴を埋める事が出来て良かったのではないでしょうか。
ただ、まだどちらかと言うと「笑わせる」と言うより「笑われている」段階。
キャリアを積んで行くと同時にこういう試合の経験を積んで行って「笑わせる」事も出来る様になって欲しい(これを狙って出来る様になったら素晴らしい)。
他の連中は最後に変にばたばたしたり、坂井を含め良さは出なかった(鳥居のちっちゃい椅子攻撃は面白かったが)。

第2試合20分1本勝負
ドレイク森松、黒姫 vs 乱丸、月丸
黒姫と言う選手は中身がアノ人と言う事で非常にセンスのある選手。
忍者ギミックのレスラーの中では男子を含め最も完成されているような気がする。
喋らない事も含め1つ1つの動きがしっかり錬り込まれている。
最後は森松がみちドラ2で月丸からピン(17'29'')。
試合後の乱闘で森松が月丸をバットで殴打してたけど私は黒姫の逃げ足の早さに感動しておりました。
中身から言ってトップに出てくる事はないだろうけど一度見て欲しいキャラ。

第3試合
ブラディー vs KAZUKI
KAZUKIがブラディーの入場を襲って、いきなりの場外乱闘。
長椅子(長方形の大きめの木箱にクッション代わりの布を巻いたもの)を使ってのチャンバラ、ステージを作る為の木箱やハシゴを利用しての攻撃でブラディー流血。
しかしブラディーの無茶苦茶なバケツ攻撃でKAZUKIも流血。
さらにKAZUKIがコーナーからの攻撃(ダイビングニー?)を中途半端にやったとたん、ブラディー切れる。
だが、ここからKAZUKIも粘ってダイビングセントーンをカウント1で返したりと声援を集める熱い展開。
強烈な雪崩式ドラゴンスープレックスに沈む(18'09'')も非常に良い試合。
この試合が今回のお客さんを一番、熱くさせた試合。
「今日は勝ち負けじゃなくブラディーをズタズタにしようと思っていた、ブラディーだけでなくファングも血まみれにしてやる」とアピールするKAZUKIの方が血まみれになってるが、まあアクシデントだったのかな。
今回の試合はKAZUKIと言う選手の可能性を広げる事が出来たと思う。
後はもっと思いきり良くやれば開花するはず。

第4試合
薮下めぐみ vs 阿部幸江
この試合はノンタイトル。
序盤はやはり薮下の関節に苦しむも意外に阿部にグランドでの表現力があるのに驚く。
実は阿部の試合はTV以外では初めて見たのだけど、もっと丸め込み系の技ばっかりだと思ってました。
薮下が1つの技に入るのに阿部のいくつものデフェンスを1つ1つクリアしていく。
最近は身もふたも無い関節が横行しているけど、こういう水際での攻防をしっかり見せてもらえると非常に嬉しい。
場外ダイブやコルバタなど動く展開に移行すると阿部も盛り返す。
しかしラマヒストラルを連発したところを読まれての腕十字(11'54'')。
セミを見た段階でこれがベストマッチかなと思ってたのだけど、こちらも素晴らしい試合でした。
個人的に細かいところがしっかりした試合が好きなのでベストマッチはこっち。
試合後、坂井から防衛したらタイトル賭けて、それもここNGKでの再戦をアピール。
薮下も受けた形。
地元の人間としてはとても嬉しい展開です。
ホンマにやってくれるんかなあ?
公式の発表がまだ無いから分からんし、坂井との防衛戦もあるからね。
でもこの2人の試合なら別にタイトルかかってなくても見に行きたいです。

事前に発表されたカードを見てこれはあまり面白く無いかなと思っていて、これだけ満足度の高い興行になるとは思ってませんでした。
しかしこのカードならもっと早く発表しといた方が良かったんやないかな。




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