破壊から生まれた混沌
■団体:ZERO-ONE
■日時:2001年3月2日
■会場:両国国技館
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

何故だかやたら混んでるなぁ〜。
それもそのはず。満員も満員。最近行った両国の興行の中では1番の入り。
まぁ…この最終手段的な対抗戦でお客が入らなかったら大変でしょうけど(笑)
照明などにもお金をかけている感じが見え好印象。
試合開始前に橋本が挨拶。「破壊なくして創造なし。」有言実行とはこの事ですねぃ(笑)
あっ…先に落ち言っちゃったよ…。結果は知ってるから良いか…な?



第1試合 星川尚浩vs丸藤正道

第1試合としてお客さんを暖めるには丸藤は最適任。入場からお客さんを煽り盛り上げる。
試合開始序盤から、星川はミドルキックで攻めたてる。ZERO-ONEっていう事で、ストロングスタイル(笑)を
意識し過ぎたのかな?星川の持っている良さがあまり伝わらない。
要所要所、重たい蹴りで沸かすが如何せん単発で終わる。
一方の丸藤は…AAAから学んだもの(笑)が多いのであろう。試合の流れを作り、立体的な攻撃をする。
足を高く振り上げるだけで、お客さんのドヨメキ。
そして、三角飛びのトペコン。ダイビングボディープレス。ジャーマン。
第1試合としてはふさわしくないぐらいの盛りあがり。
そしてこの大熱戦に終止符を打ったのは、丸藤伝家の宝刀「不知火」
ちょっと高さが物足りなかった気もするけど、これで良し。
さすが、AAAに出ると一味も二味も違ってくる。(出たのは去年の夏ですけど…(笑))
星川はもうちょっとルチャっぽい動きでも良かったかな。

○丸藤(16分00秒 エビ固め※不知火)×星川



第2試合 斎藤彰俊vs藤崎忠優

藤崎、彰俊に胸を押されてシリモチ…。(苦笑)これ一つだけで、どっちが上か下かがはっきりわかってしまった。
この時点で秒殺だろうなと察知するも彰俊が優しく付き合う(笑)
維震魂はいずこへ???誠心会館魂はどこへ???(笑)
格の違いを見せ付けるように、ノドワ落とし気味偽ロックボトム(正式名称はなんですか?)から
延髄ハイキックでピン。
彰俊何だか、上半身の肉がつきすぎて不自然な感じ。
黒のコスチュームだったので、何となく後姿がTARUさんと被る(笑)

○彰俊(4分16秒 片エビ固め※延髄蹴り)×藤崎



第3試合 YU-IKEDAvs東方武

まぁ…はっきり言って消化試合として組まれたカードだと思う。
でも、判定決着は望ましくない。と言う事をシーザーに叩き込まれていたんだろう(笑)
足を止めての殴り合い蹴り合い。場内、ちょっとだけヒート。
しかしながら、YU-IKEDAの不甲斐なさに失笑がもれる。
何とかYU-IKEDAが勝利したものの…観客がシュートボクシングのルールをきちんと把握出来ていないため、
何が何だかさっぱり???と言った模様。
この試合を見て…シュートボクシングを見に行ってみよう!と思った人は皆無じゃないかな?
とりあえず判定決着にはならなかったので一安心。だれる事なくテンポ良く進んで行く。

○YU-IKEDA(2R2分20秒 K・O※フロントネックロック)×東方



第4試合 谷津嘉章vsゲイリー・スティール

谷津フィーバー。これが…PRIDE効果なのか!?大刀光もPRIDE出てから試合数増えたし(笑)
恐るべしPRIDE。このぐらいの影響力がリングスにもあれば…大爆発間違いないんだけどなぁ…。
おっと…ここではPRIDEもリングスも関係なかった。
谷津がグッドリッジ戦でみせた片手伸ばしの牽制(一部では谷津ガードと言われていたが(笑))を
みせるだけで場内歓声。こりゃ…楽だな…盛り上げるのも。
一方のゲイリーも蹴りエルボースマッシュなどで一方的に攻める。しかしちょっとブサイク。
キャッチの片鱗でも見せてくれればもっと面白かったのになぁ〜。
攻められながらも後半に大逆転という王道パターンで谷津の勝ち。
よくを言えば序盤で監獄を見せないで、フィニッシュに取っておいてもらいたかった。
次はアブダビが待っている…(笑)

○谷津(9分55秒 片エビ固め※バックドロップ)×ゲイリー



第5試合 大谷晋二郎vs村上一成

村上が入場してくると場内の雰囲気ががらっと変わる。
これは今までに積み上げてきた戦慄が生み出した結果だろう。思ったよりもブ〜イングが少なかったのは、
ちょっと意外。リング上にあがると坊主頭を披露する、そしてどよめく場内。
ソレガシ…昨日のバトでちらっと見ちゃったので…。セコンドには小路。
最近、村上のセコンドに小路がいる事が多い。プロレス参戦を狙ってるのかな?
大谷、オープンフィンガーグローブをつけて入場。村上のお株を奪うかのように先に仕掛ける。
村上のやられかたは…いつもこれで終わるんじゃないか??と思わせてくれるので面白い。
場外で間を取り、再びリングに戻ると今度は大谷を殴る蹴るの暴行(笑)
これでぺヱスを乱されたようで、最後は村上のスリーパーで撃沈。
展開としては、両者共殴る蹴るスリーパー(大谷)殴る蹴るスリーパー(村上)でフィニッシュ。
名勝負製造機として名高かった大谷だが、村上の猛毒には勝てなかったようだ(笑)
村上も…もっともっと場外乱闘王としてのはちゃめちゃな殺気を見せて欲しかった。

○村上(7分11秒 レフェリーストップ※スリーパー)×大谷



第6試合 アレクサンダー大塚&高岩竜一vs高山善廣&大森隆男

ノーフィアー良い味出してる。場内もノーフィアー支持といった感じ。
高山と高岩の身体の大きさの違いが…(苦笑)
一昔前のインターでのシングル戦の時は、高山ヒョロヒョロだったもんなぁ〜(懐かしい思い出)
今の大森高山にはオーラがある。浅子には見えないけど(笑)
先に高岩&アレクが突っかけ、短時間決着を試みるがダメ(爆)
その後は一方的なノーフィアーぺヱス。合体技を繰り出したりで圧倒。
タッグワークの違いを見せつける。高岩もちょこっと頑張るも大森のアックスボンバーで轟沈。
面白い試合だったけど…先が見えて来ないなぁ〜。大谷&高岩で再戦とか?(笑)
アレクは、プロレスに専念すべき!

○大森(7分33秒 片エビ固め※アックスボンバー)×高岩


第7試合 橋本真也&永田裕志vs三沢光晴&秋山準

う〜ん凄まじいぐらいに異様な盛りあがり。
そりゃそうだよなぁ…全日本で行われた蝶野vs渕戦であれだけの盛りあがりだったんだから。
それを思うとちょっと物足りないかな?
試合は秋山ー永田で始まり…全体的に永田が試合を引っ張る展開に。
投げ蹴り関節で自分の良さを惜しげも無くアピール(笑)
秋山にエクスプロイダーを仕掛ければ、秋山も投げ返す。お返しとばかりに秋山がナガタロックIIを仕掛ければ、
永田も本物はこうやるんだよ。と見せつける。
そういえばクリス・ベノワのクリップラーフェイスロック(??WCW時代はそう呼ばれていたので。)は、
永田が教えたものなんですよねぃ。日本では地味地味であんまり盛りあがらないけど(笑)
要所要所4人入り乱れて良い動きをするが、三沢が受け過ぎのせいか?調子が良くないのか?
精彩に欠く。最後は、橋本が秋山に突っかけているところでバックを取りジャーマン。
ちょっと呆気なく唐突なフィニッシュだが、試合は好勝負白熱した対抗戦と呼ぶに相応しい試合であった。
橋本のナイス(ではないけど)ジョブ。旗上げ戦でしかも自分が美味しいとこを持っていったら、
この団体は、自分が目立つ為の独り善がりな舞台になってしまう。ので、まぁ当然の結果。
それにしても面白かった。しかし、面白い時はまだまだ続く。

小川直也乱入。マイクを持ち、「橋本ー!だらしねぇ試合してんじゃねーぞー!!」続けて、
「三沢ー!試合を受けてもらおうじゃぇーかー!」これで三沢が小川に突っかける。
予想もしなかった組み合わせがここで実現。しかも止めに入った藤田も熱くなって上半身裸になり秋山とやりあう始末。
あぁ〜そういえば藤田はいつも止め役ばっかりだったから、上着脱ぐ時凄くぎこちなかったなぁ…(笑)
こんあはちゃめちゃでむちゃくちゃな展開までは全く予想していなかった。
藤田も慣れないマイクで、「ここで誰が1番強いか決めれば良いんだよー!」
一夜にしてZERO-ONEのリングはプロレス界の渦の中心部に突入していってしまった。

○三沢(19分10秒 体固め※投げっぱなしジャーマン)×橋本




真世紀創造…そしてそれは破壊から生まれる。というようなキャッチコピーをそのまま現せてくれた。
そして破壊と共に異物が混入された。小川と藤田。
破壊から生まれたこの混沌としたZERO-ONE。これから一体どうなっていくのか?目が離せなくなった。




本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ