本物のヒールここに見参
■団体:バトラーツ
■日時:2001年3月1日
■会場:後楽園ホール
■書き手:ほいほい@爆発 (ex:爆発!場外乱闘王

雨降ってるせいなのかな?ガラガラ…。最終的には6割ってとこかな…。
前売りを買っていたので、T-シャツを貰う。このT-シャツを見て本日のカードを確認(笑)
本日のお目当ては、村上一成と葛西純。このを二人見たいがため後楽園行きを決定。
しかも、絶対に交わる事のないであろうと思われる二人が同じリングに上がるんだから、
こりゃ見ないわけにはいかない(笑)




第1試合 関本大介vs沼沢直樹

大日本、みちのく、バトラーツの若手達が闘うリーグ戦の一つ。両者共に、大日本プロレス所属。
他団体の選手に第1試合を任せるっていうのもまたおかしな話しだなぁ(笑)
しかしながら、両者きっちりとした第1試合を見せてくれる。
大技ほとんどナシのグラウンドでの攻防。そして第1試合伝統の逆エビで関本の勝ち。
お客さんを暖めるにはこれぐらいが調度いいなぁ…。

○関本(6分46秒 逆エビ固め)×沼澤



第2試合 小野武志vs土方隆司

小野…何だか身体が細過ぎて一般人と変わらない。
どれだけ強烈な攻めを見せても身体が細い分だけ、技が軽く見えてしまう。
もちょっと身体作りましょ。って…もう何年も前から変わってないもんなぁ。太れない体質なのかな?
変わって土方は段々良くなってる。これは、王道(笑)効果だろう。技を出すタイミングが抜群に良くなってる。
そして、序盤のシバキ合いに初期バトを思い出す。
歳後はお決まりのパターンであるハイキック合戦を制した小野の勝ち。

○小野(7分27秒 T・K・O※ハイキック)×土方



第3試合 仮面シューター・スーパーライダーvs junji.com

スーパーライダーってその筋(笑)の選手なんですか?正体知らないもので。
元祖UWFの回転体ここにあり(ちょっと陳腐だけど(爆))っていう感じでグルグルと回りながら極め合う。
全くと言って良い程junjiはいいとこなし。ライダーにかきまわされる。
トップロープからのライダーキックを挟んみ、足首固めでライダーの勝ち。
バトにぴったりの選手ですねぃ。

○スーパーライダー(10分26秒 踵固め)×junji.com



第4試合 アーバン・ケンvs葛西純

休憩中に何やら訳の解らぬかばんと花束がリング上に置かれる。
アーバン鎖首輪に骨をくわえて入場。一方の葛西は、有刺鉄線バットを持っての入場。
葛西、リングインするやいなやバナナを食べ始める(笑)そう…これが見たかった。
猿として人気の出て来た葛西。なんやかんやと本当に面白い。
そして試合前に花束の贈呈。そしてその怪しげなカバンの中からエスパー伊藤が登場。
そして、お約束通り両者にボコボコにされる(笑)一体何のために呼んだんだろう?
試合は序盤から葛西ペヱス。ロープワークの度にいちいちウッキーウッキーと叫ぶ葛西。天晴れ!
場外乱闘でアーバンを見事なまでに翻弄。
お客が少ないせいか、場外での闘いもスムーズに進む(笑)北と西の看板にアーバンの頭をぶつけ血のあとを残す。
リングに戻ると、アーバンの反撃。連続のスピアーで攻めたてると葛西はすかさず場外へ逃亡。
そしてお約束(笑)通り南の通路まで乱闘。アーバンがブレンバスターを放ち間を持つと…。
はじまで歩いていき距離を取り…ドーム花道猛ダッシュ式のスピアー。けっこう圧巻。
しかし反撃はほんの一時。リングに戻ると葛西の攻撃を食らう。この辺はキャリアの差かな?
そして、ソレガシが1番見たかった葛西の技…。
ゴーグルを付けて敬礼してからののマッドスプラッシュ(実際はただのダイビングボディープレス)
これが見られただけで、大満足。そして涙がちょちょぎれそうになった(笑)
アーバンもこれは意地で返すが、葛西オリジナルSTF(足フックは通常通り、上半身はコブラツイストみたいになっててあいているもう片方の手で
有刺鉄線バットを持つ)で貫禄の勝利。
葛西の面白さは文字では伝わりにくい…是非是非一度は見てみてはどうでしょう?
ある意味、銭の取れる選手。(これは評価しすぎなのかなぁ〜)
とにかく面白かった。本日のベストバウト(笑)

○葛西(14分22秒 グラップラーフェイスロックサル)×アーバン・ケン



第5試合 臼田勝美&日高郁人vsカール・マレンコ&松井大二郎

場外小競り合いから始まったアングル。試合が流れに流れてここまで来た。次の後楽園ではシングル戦。
今日は良い意味での前哨戦。
松井&カールが先に入場。すると激走しながら日高がリングイン。松井ともつれ合いながら場外へ。
ここでゴング。やりあう二人を気にし、カール、臼田は試合を始めない(笑)
落ち着くとカール、臼田がゆっくりと試合を始める。ねっちりとした攻防。
が、すぐにカールが松井にタッチ。すると臼田も日高にタッチ。
松井はDSEグローブ(笑)着用でパンチを多用。タックル〜マウント〜逆十字といった定番のム〜ブを見せる。
そして、タックル〜バック〜ジャーマンのム〜ブには観客大喜び。松井が寝ても立っても日高を圧倒といった感じですな。
松井がミドルキックで日高をダウンさせる。
これがちとまずい。松井相手側のコーナー付近に座り、靴紐を結び直す。
これで、緊張感がちょっとなくなってしまった。蹴りを出すのならレガース付けて来ればいいんだし、
レガースを発注(笑)してないのなら靴紐はちゃんとテーピングで止めてこなきゃ。
プロレスキャリアの短い松井には難しいとこなのかな?でも、バトに出続ける限りは色々覚えないと。
試合に関してはほとんど申し分ないんだからさ(笑)
両者ヘロヘロになってお互いのパートナーにタッチ。その後、カットに入った日高に突っかける松井。
もうカールと臼田なんてどうでもよくなってますな…お客さんも松井と日高の方にしか目がいってないし。
場外に落ちた日高に松井がプランチャ。お見事!&きれいだった。
ほとんどの人が見ていないリング上で、カールが臼田にカールシックル葬。
試合後のマイクで、日高何を言ってるかわからず…(苦笑)
松井「フロムAで転職先がどぉ〜たらこ〜たら。」こちらも聞き取れず(苦笑)
今日は、日高らしい動きが見られなくて残念。次の後楽園は期待してますよ。

○マレンコ(11分59秒 カールシックル)×臼田



第6試合 アレクサンダー大塚vs藤原喜明

アレクヒザ上までの黒タイツで入場。
頭にはメッツァーに斬られた傷を隠すべく、大きく白いテーピングが巻かれている。
そうPRIDE.8でのヘンゾ戦の時のように。
組長もヒザ上の黒タイツで入場。藤原組時代のスパーリングを思い出させるような光景。
試合もそんなような感じで展開。アレク、タックル〜マウント〜逆十字…逃げられて三角。
組長、外そうと試みるがエスケープ。今度はアレクが飛行機投げに行こうとした瞬間を察知しての腹固め。
アレクもたまらずエスケープ。
両者またグラウンドになると組長渾身のスリーパー。アレク落ちる(笑)
アレクは元々相手を光らせるレスラーではない。相手にひからされてるレスラー。
だけど、PRIDEでの試合の影響でそれを知らない人が増えた。そして、今低迷していると言われている。
今まで、自分をひからさせてくれた大ちゃんはノアへ。そして石川社長は不在。
そんな時期に…いくらオファーがあるからといって…2足の草鞋でいるのはどうかな?と思う。
その結果、今現在の伸び悩みに至っているのだと思う。レスラーとして、もう一皮むけるまで…NHBに出るのはやめたほうが良いと思う。

○藤原(3分52秒 T・K・O※裸絞め)×アレク


第7試合 村上一成vsモハメド・ヨネ

さあいよいよ期待の村上の登場。
ヨネのテーマ曲、ヨネボンバイエがかかる…ヨ〜ネボンバイエ ヨ〜ネボンバイエ。
入って来ると同時にスポーツウエアの男が急襲。正体は……村上である。
よく見ると、NIKEのダンクを履いているじゃないか!!(笑)
試合をする気は最初っからなかったんだな。
帽子を取るとそこにはスキンヘッド頭が!!(笑)武藤軍団に入るなんて事はないよね?ね?ね?(爆)
場外でヨネを殴る蹴るのボコボコ。ソレガシ…興奮して鳥肌がたつ。こんなのは久しぶり。
村上の殺気ここにあり!今のプロレスラーにない凄みと殺気を備えている村上は最高。
このまま試合は行われず…村上のセコンドで来てた小路、松井、葛西、バトの面々を交えた大乱闘劇。
収拾つかずの無効試合。これだけでも、見に来た価値はあると思った。
他のお客さんはブ〜イングだらけだったけど…(笑)
まぁ…メインの試合が行われず、しかも両者共にリング上にすら上がっていない。となるとリングに物が投げ入れられるわな。
パンチさんの「本日の試合はすべて終了しました。」に、お客は帰ろうとせず。
自体を収拾させるべく、選手会長のアレクが謝りの挨拶に。
「リングに上がるまで…試合がどうなるかわからない。」ですってばさ(笑)あとは平謝り。
どんなアングルなのか?それとも、これはアングルではないのか?
さぁ〜っぱりわかりませんが…面白かったのは事実(笑(ソレガシだけかもしれないですけど))
たまにはこういう不透明なのもいいなぁ〜。こんな時、プロレスの面白さを違った意味で感じられるなぁ〜。

△村上(0分59秒 無効試合)△ヨネ




私的にはけっこう面白かった。
プロレスの良い面悪い面がごちゃまぜになって出ちゃってるけど。
こういうのはNHB系では味わえない面白み。これだから、プロレスもやめられないんだよなぁ〜(笑)
村上は昭和のテロリストの前で、平成のテロリストとしての存在感を遺憾なく発揮。
ヒールとしての地位もきちんと確立された。中途半端なヒール像が見えている最近のプロレス界。
純粋なヒールとして存在を認識されているのは、村上とM2Kぐらいだろう。
ここまで徹底してくれると本当に面白い。ヒールとはこうあるべきもの。
忘れかけられそうになっている、純粋な惡心を満開に咲かせて欲しい。
そして、村上最高!!ビバ場外乱闘王!!




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