パンクラス後楽園2/4
■団体:パンクラス
■日時:2001年2月4日
■会場:後楽園ホール
■書き手:雅 (ex:格闘技の部屋

観衆:2350人(超満員札止め/主催者発表)
行ってきましたパンクラス。
今大会から新ルールが採用。押すことなく始まり東京道場、横浜道場、GRABAKAと全選手入場。客席
に空きは殆ど無く、満席と言ってもいいんじゃないかな。立ち見は少なかったけど。
そんでもって今回の席は4,500円のC席。でも凄くよく見える。やっぱ後楽園ホールは素晴らしい!
そんで驚いたのがラウンドガール導入!しかし露出少なし・・・・頑張れ(笑)
パンフも無料で配られよい感じ。小規模会場では毎回こーなるらしい。ただ思ったのが表紙を飾った奴は負
けるというジンクスは何とかならんのだろーか。昨年の横文での渋谷、後楽園の菊田、そして今回の鈴木・
・・・3連続負けである。

まーそんな事はあんまし考えず本題いきます。

第1試合 キャッチレスリング 5分1ラウンド 
×鈴木みのる(P横浜)(1R 2'49"三角締め)ジェイソン・デルーシア(アメリカ)〇

初めて生で見るキャッチレスリングルール。無料パンフの表紙を飾った鈴木が新テーマ局で入場。
パンフによれば鈴木は摂生を止め好きな物を食べだしたらしい。その成果が体にもクッキリと・・・(笑)
打撃なしのグラップリングルールは見慣れないので新鮮に写った。
両者、上に下に色々動いて最後はデルの三角がガッチリ入る。鈴木はあんまし抵抗せずにギブ。雄叫びを上
げ意気揚揚と帰っていくデルだけど曲は変(笑)

第2試合 5分2ラウンド
×菊地 一仁(P横浜)(2R 判定 2-1 20-19・20-19・19-18)中台 宣(P東京)〇

お互いアグレッシブに攻めあい会場盛り上がる。中台は友達多いみたいで大声援。
劣勢だった菊池も下から反撃したり色々するが、中台有利は変わらず。
会場に響いた「菊地ぃぃぃぃ」はもしかして・・・・

第3試合 キャッチレスリング 5分1ラウンド
×伊藤崇文(P横浜)(1R 判定 3-0 10-9x3名)河崎義範(RJWC)○

やっぱレスリングやってるだけあってRJWは強いです。伊藤は何もさせてもらえませんでした。
終盤伊藤は飛びつき十字を狙うがかわされドスッとマットに落ちる。その後も印象に残る攻めが出来ず試合
終了。動きの止まらない試合ではあったけれど・・・

第4試合 5分3ラウンド
○高橋義生(P東京)(3R 判定 3-0)佐藤光芳(GRABAKA)×

前回、菊田にあっさりと負けてしまった高橋。
いつも通りにスタンド打撃、タックルをパンチで迎撃ってな作戦。まあ打撃は結構ヒットさせて上をキープ
して細かい打撃当てて完封といえばそーなんだけども・・・
パワーボムでオッと一瞬会場が本当に一瞬だけ沸くがそれだけ。どうやら「今年はアレで行く」ようなので
本人の言う「試合数を増やしたい」という考えも少し考え直して欲しいような・・・・選手会長なのにそん
なに手堅く収まっちゃってどーすんの。

第5試合 5分3ラウンド
×渡辺大介(P横浜)(1R 4'12" 腕十字)佐々木有生(GRABAKA)○

パンクラス移籍後の初試合、しかも前回の修斗ではマルタイン・デヨングに屈辱の秒殺負け。
負けられない、負けたくない状況で佐々木はアグレッシブに行ってくれた。っていうか佐々木の試合自体あ
まり知らないので元々どんな選手かもよく分かっていないんだけど(笑)

開始からオラオラ状態でシバキ合い盛り上がる。佐々木をコーナーに押し込んだ渡辺が強引に持ち上げてテ
イクダウン。グラウンド状態で下になった佐々木だが、下からもガンガン攻める!三角狙いから十字に移行
して渡辺ギブ。
リングで吠える佐々木!「これからはもっとグラバカでパンクラスを盛り上げていきたいです」とマイク。
楽しみな選手が来てくれたもんです。今後の活躍に期待!

ここで休憩。
ところで会場に行った人達は知ってるだろうけど、パンクラスがプロバイダサービスを開始したのだ!名付
けてパンクラスネット(笑)誰か入らないかな?選手たちからの熱いメッセージが届くらしいぞ。

第6試合 5分3R
○近藤有己(P東京)(3R 4分16秒 TKO)石川英司(GRABAKA)×

ティトに完敗し、ファンはどん底に突き落とされた(俺だけ?)これが彼の言う「癒し系ファイター」への
出発点なのか?気持ちの良い勝利でファンを癒して行くのか?

開始から石川はコーナーに押し込んだり片足を取ってテイクダウンを狙ったりと近藤の打撃を上手く殺して
グラウンドへ誘い込む。近藤はバランスよくなかなか倒れず粘るんだけども片足とられてずっと立っていら
れるわけも無く、下になる場面が多かった。しかし近藤も下から色々と仕掛ける。極まりはしないものの近
藤の下からの足狙いや石井の上からのパンチなど動きの止まらない両者の攻防に会場は盛り上がる。グラウ
ンドでいいようにポジション取られた近藤だが、猪木アリ状態からの石川への顔面蹴り?踏み?や、スタン
ドで組み合い石川の顔を横にずらし膝を連打などキラーモード全開である(これが通常なんだろーけど)結
局、スタンドでの膝を喰らった石川が鼻骨を骨折してしまい鼻血タラッ。試合終了の少し前にドクターチェ
ックが入りストップ。試合を止められた途端マットに大の字。効いていないはずがない。

全然癒されはしなかったけれども楽しめた。パーフェクトな近藤よりも今のような荒削りで安心して見てい
られない近藤の方が魅力大なんだろうきっと。試合後、桜庭やグレイシー一族との対戦要求も口にし今年に
かけるやる気が伝わってくる。後日、桜庭の師匠の高田は「実績不足」と厳しいツッコミを入れたそうだが
「お前もな」と思わず心の中でツッコミを入れてしまった。

第7試合 セミファイナル 5分3R
○渋谷修身(P横浜)(1R 3分51秒 TKO)イアン・フリーマン(イギリス)×

フリーマンは凄い体だ。ボブスタインズをKOした男だけにマトモに打ち合ってはヤバイはず。
片足タックルでテイクダウンを奪った渋谷はグラウンドで圧倒!あっさりマウントを奪うもフリーマンパワ
ーで逃げる。渋谷がガードの状態での離れ際に蹴りがフリーマンのアバラを破壊!フリーマンは立ち上がる
も試合の続行が出来ないとレフェリーに伝え試合終了。
この負傷でフリーマンのUFCでのホフマン戦は厳くなりそうだ・・・渋谷が出ればいいのに。見てみたい
渋谷VSホフマン。

第8試合 メインイベント  5分3ラウンド
△菊田早苗(GRABAKA)(1R 3分11秒ノーコンテスト)アレックス・スティーブリング(アメリカ)△
ブス戦敗北でも評価を落とさず、年末の高橋戦では圧勝。
今回も調子は良いようでテイクダウン、パスガード、マウントとグラウンドで圧倒。色々狙うんだけどステ
ィーブリングも頑張って凌ぐ。どこで極めるかだけかなと思っていたら、勢いよく突っ込んだ菊田が頭突き
で自爆。左額から大流血。ドクターチェックが入り、止血に結構時間を費やす。そんでもって故意ではない
ものの、菊田に注意を促すためとイエローカードが提示される。試合再開後、すぐに上になるもスタンドで
軽く食らった打撃で再び出血。上から血がドクドク流れ、試合ストップ。イエローカードが出てたんだけど
偶然のバッティングの為ノーコンテストだとか。むむむむ・・残念だ。

セミは渋谷が強さを見せ付けたんだけど、フッと試合が終わってしまった為に乗り切れなかった。けど外に
出ても十分通じるだろうっていう期待は膨らんだ。近藤は「和製シウバ」と言ってもいいくらいのキラーぶ
り(笑)そして守りの緩さも相変わらず。癒されるどころかドキドキです。佐々木はこれからどんどん頑張
ってもらいたいし、選手会長の高橋はそんな頑張る選手達の先頭を行かないと!菊田は不完全燃焼だったか
ら次回に期待したい。
ラストにかけて少し勢いが止まった感のある今回の興行だったけれども会場の盛り上がりはここ最近では一
番だったんじゃないかな?選手側が積極的だったルール改正や、カードの出し惜しみはしないとの社長の発
言。ルールが他団体と似てきてはいるけれど、団体や選手の色はルールで決るもんじゃない。今年のパンク
ラには期待している!ラウンドガールの露出も(笑)




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