箱船対2丁目劇場〜アングルなき対決、内容で勝負
■団体:IWAJapan
■日時:2000年12月26日
■会場:後楽園ホール
■書き手:立方体

はじめまして立方体と申します。初投稿です。宜しくお願いします。

私は、6時20分頃会場に着くが観客の入りは悪くこの時点で2割程度の入り。
試合も15分押しで始まる。

第一試合
宇和野貴志・平野勝美対ウルトラセブン・佐藤竜騎士(たかし)
ウルトラセブンは皆さん後存知の高杉。一人だけ分厚い体をしている。IWA正
規軍の二人は、上背はそれなりにあるが、基本的にしょっぱい体つき。WING
参戦経験のある平野はレスラーらしい体つき。宇和野と佐藤がやりあうが試合中
のコールが結構目に付く。一応、打撃はそれなりに当ててはいるが。試合は一進
一退の攻防のあと、平野がラリアットで佐藤をフォール。宇和野、佐藤二人とも
まずは体作りからだろう。

○平野・宇和野(13分11秒ラリアット)×佐藤・ウルトラセブン

第二試合DDT提供試合
高木三四郎・エキサイティング吉田・タイガー・ジット・シンジュク対高井憲吾
・西野勇喜・佐々木貴
当初出場予定のポイズン澤田JULIEは欠場。残念!
第二試合はDDTが登場。まずは、チームDNAの高井、西野、佐々木が登場。続
いておなじみファイヤーのテーマに乗って高木三四郎が登場。会場は一気に高木
三四郎の世界に入る。三四郎はいい体をしているが上背はない。しかし独特の世
界を持っている。このメンバーはいつものDDTのメンバーなので試合は流れる
ような展開。エキサイティング吉田はワンショルダーのタイツがアニマル浜口を
彷彿とさせる。「気合いだー」も連発。シンジュクは重いキックを連発。DNA
では佐々木の動きが目立った。最後は乱戦の中、高井を捕らえた三四郎が大技を連
発。三四郎スタナー2000で仕留めた。
○高木・吉田・シンジュク(12分30秒三四郎スタナー2000)×高井・西
野・佐々木

第三試合J’d提供試合
おばっち飯塚対ファング鈴木
おばっちは広田さくらライクな典型的ネタレスラー。サザエさんのテーマで入場。
ちなみにレフェリーはバッファロー太野。この試合はネタ満載。会場は大爆笑に
包まれるがいちいち解説する気にもならない。セコンドも巻き込んでの乱痴気騒
ぎはファングのバックドロップでケリ。
ファング鈴木(11分52秒バックドロップ)おばっち飯塚

第四試合
山下義也・松田慶三対ブギー・マン・フレディ・クルーガー#3
第四試合にはIWA正規軍が登場。松田慶三は上背はないが大日本の関本によく
似た太い体を持っている。山下は上背はあるがからだはしょっぱい。ブギー・マ
ンは普通の人。フレディは背はでかい。YUJI KITOがフレディ軍のセコ
ンドにつきちょっかいを出す。場外戦あり、流血戦ありだが試合のテンションそ
のものは今ひとつ。松田は体はいいが技のつなぎが甘い。山下はセンスはありそ
うだが体が細い。ブギーマンがまあまあいい動き。フレディもいまいち。最後は
孤立したフレディに松田がラリアットからゴーストバスター(垂直落下式DDT)
で勝利。試合後フレディに対してマイクアピール。
「フレディ、お前も後藤についていくのか?」マスクを脱いで答えるフレディ
「後藤にはついていかねえがこれからは素顔に戻って荒岩でヒールをやってやる」
もちろん荒岩が誰かなんかはじめから知らないが。

ここで10分(公称、実際は20分?)休憩

第五試合ダブルメーンイベント第一試合
YUJI KITO・ザ・グレート・カブキ対冬木弘道・チョコボール向井
メーンにふさわしく場内暗転して両軍が登場。IWA軍は後藤の突然の離脱でカ
ブキが2年ぶりに復活。ヌンチャクアクションと毒霧パフォーマンスは健在も体
はやせ衰え見る影もない。一方の冬木は相変わらずのマッチョボディ。向井も結
構いい体をしている。IWA軍期待の新鋭(ヒールだけど)YUJIは均整はと
れているがジュニアの体格。試合はカブキの懐かしのアッパーや正拳突き、ロー
プ渡りなどが出るが全般的に試合慣れしているFMW軍が優勢。特に冬木はこの
中では格が違いすぎる。勢いIWA軍のYUJIがつかまる展開。数少ないバル
コニーのIWAファンからYUJIへ檄が飛ぶが今のYUJIにはきつすぎる。
最後には有無を言わさぬ地団駄ラリアットを食らい完全フォール負け。YUJI
にはもうちょっと修行が必要か?
○冬木・向井(11分54秒地団駄ラリアット)×YUJI・カブキ

第六試合
アジアン・クーガー・ザ・グレート・タケル対丸藤正道・小林健太
箱船対二丁目のジュニアタッグ対決。場内急に騒がしくなる。私の隣に座ってい
たノアファン?の姉ちゃんが急にうるさく応援し始める「健太君頑張って!丸藤
頑張れー」なるほど、小林は「健太君」丸藤は「マルフジ」というのが正しいノ
アファンの応援のようだ。ノアの二人はアイドル顔負け。場内は黄色い声援で包
まれる。圧倒的にノアジュニアコンビの女性ファンが多いようだ。少数のIWA
ファンもクーガー・タケルを大応援だ。後楽園は対抗戦の雰囲気に満ちあふれ俄
然緊張感を増す。さて、私は正直驚いた。ノア勢のすごさに。ノアの二人は相手
がインディとは言え全く手を抜かない。といっても一方的に攻め込むわけではな
い。IWA軍の二人の攻撃を全身全霊を持って真正面から受けてくれるのだ。心
おきなく技を繰り出せるIWA軍の二人。場外へのトペアトミコや各種のブラン
チャを披露してくれた。ノア軍もマルフジの天才的な動き。小林の躍動感あふれ
るドロップキックなど芸術的な攻防を繰り広げる。小林もキャリア半年とは思え
ない。立派にメインの重責を担っている。互角の攻防から終盤、小林がつかまり
ピンチの連続。タケルのムーンサルトプレスはかろうじてカウント2でキックア
ウトする。女性ファンの怒号が飛び交う中、マルフジにタッチ成功。マルフジは
すかさず四次元殺法でタケルを追い込む。ソバットでタケルをダウンさせると
すかさずトップロープに飛び乗り滞空時間の長いドロップキック。このすきに小
林はクーガーを場外に叩き出すとトップロープからの場外へのボディアタックで
フォローだ。マルフジは再びトップロープに昇り美しいフォームのダイビングプ
レス。粘ったタケルもこれは返せず、ノア軍が勝利を納めた。
○丸藤・小林(17分42秒ダイビングボディプレス)×タケル・クーガー

丸藤、小林は体格は普通の兄ちゃんだがセンスが凄すぎる。IWAの二人はよく
頑張った。クーガーの方がややプロレスは上手いように感じる。タケルにはもう
一つ頑張ってもらいたい。

全試合終了後、浅野社長以下IWA正規軍がリングにそろって挨拶。来年の飛躍
を誓って幕となった。




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