11.26 jd’ デフィア有明大会〜「Jd' INDEPENDENCE DAY 2000 BSジャパン開局記念興行」
■団体:Jd’
■日時:2000年11月26日
■会場:ディファ有明
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

今日はディファ有明で昼がjd'夜が(今世紀)最後のJWPである。最後のJWPくらい見てあげようと思い、昼のjd'から見ることにした。これで個人的に一週間で女子プロレス7団体中6団体を見ることになる。まあ、私は無敵だね(ちなみに「バカは無敵」copywrited by maya)。

試合前にロビーにいたら、夜に興行を行なうヤマモが来た。「今日で終わりなんですか?」と聞こうと思ったが、気の毒なので止めた。ヤマモは私のすぐ後ろで試合を見ていた。どうせならGAEAを見に行けば良かったのにね。

この日は「Jd' INDEPENDENCE DAY 2000 BSジャパン開局記念興行」ということである。BSの中継陣も気合いが入り、BSジャパン認定新王座「Queen Of the Ring」初代王者決定トーナメントを開催するという。観客は5〜600人くらいだろうか。夜のJWPでもそうなのだが、北側のステージは閉鎖しており、南側の後方の席も仕切ってしまっている。
まあ、賢い選択だ。
それにしても今日は全10試合だということらしい。
ちなみにレフリーは前半6試合迄が、今や時の人の高橋洋子。試合前に「L-1、おめでとう!」と声をかけたら「どうも」と会釈していた。そして後半4試合は、勿論我らのトミーさん!!!今週はトミーさんに3回会ってしまった。向こうもあきれているだろうな。

1.黒姫(5:50)乱丸

前座第一試合はトーナメントと無関係の試合。
忍びの国から来た乱丸と黒姫の戦いで、別に個人的にはどうでもいいのだが、第一試合から正規軍とブラディー軍(これはスパーテラーズというらしい)総出で乱入合戦でそれなりに面白かった。

前に姫丸という人がいたが今日は黒姫である。黒くなってベビーからヒールになったようだ。黒くなったライガーみたいなもんだ。試合は、この黒姫、妙にプロレスがうまい。乱丸と対した場合、たたずまい、身のこなしといい明らかに違う。

試合はスパーテラーズのアシストもあり、黒姫が難なく勝利という感じだが、まあ、なにも無くても圧勝だろう。
試合後にスパーテラーズとハイタッチをするが、無邪気に喜んでいるブラディーが可愛い。

2.○ブラディー(ブラディEX6:45)KAZUKI×

ここからトーナメント。一応同門対決。KAZUKIは橙色のつなぎにバケツを2つ持って入場。つなぎは結構いいけど、バケツはへこんでいて使い回しというのが良く分かり、なんだか貧乏臭い。

ブラディーは最近のピンクの縁取りのあるコスティユームではなく、その前のモノを。ただ表情は完全に余裕のヨッチャン。

試合も余裕のヨッチャン。適当になぶった後、ブラディーEXの体勢に入り、髪の毛を引っ張ったり、フェースロック、スリーパーを入れた上で、ブラディーEXで仕留める。ブラディー、貫禄勝ちだね。

3.仮面天使ロゼッタ(6:31小包固め)武藤裕代

武藤はJd'の中では体が大きい方だ。センスもそれなりだし、将来大物になる期待感だある。GAEAのシュガーやJWPの倉垣みたいな感じか。
ロゼッタはなんか少しよそよそしい。入場時も女の子歩きしているし。

試合は武藤がパワーで結構押すが、ロゼッタのインサイドワークにやられたという感じ。だけど、ロゼッタはいつもはこんな感じでは無かったというような気がするが。

そういえば、夜のJWP興行にキャンディーも見に来ており隣に今日試合予定の無い矢樹ちゃんもいたな。

4.薮下(10:36掌底)森松

結果的に言うと、今日のトーナメントを制したのはブラディーだが、はっきり言って笑っちゃうくらい意味が無いと思うこのトーナメントの価値を上げたのは籔下では無いだろうか。

試合は森松が悪役マッチョ振りをアピールしながらも、殴られて終わりという感じ。ファングはいいとしても、KAZUKI、森松は同じチームだから仕方無いというのがあるけど、キャラが被り過ぎてどうにもならないな。取り立てて面白いキャラという訳でもないし。
少し考え直した方がいいな。だって、みんなアジャのミニ・コピーだし。

5.ファング鈴木(23:50)坂井澄江

長い試合だった。ホール全部使った、場外戦は結構面白かった。場外戦で坂井が鉄塔に登ってプランチャーをやったのは凄いと思ったけど、あとはなんかダラダラだな。

ただ後半5分のバックドロップの打ち合いとかは、スピード感があって凄く良かった。ああいう展開で、5分で終わっても私は文句言わない。


6.ジャガー横田(全女固め)大森彩乃

場内のモニターにアクトレスの説明が。まあ、吉本の女優になるための試練らしい。そのアクトレス最初のプロ合格者が大森彩乃らしい。

見ている方としては、アクトレスというイベント自体が曖昧で、この新人がプロレスをやりたいのか女優になりたいのかよく分からない。まあ、こういう曖昧なつまならさが、卯木らしいダメな所だが。

まずは大森彩乃の入場。アマレス風のコスチュームを着て入場。これは個人的な見た目だけど、雰囲気は精悍でなんかやってくれそうな雰囲気。

続いて、伝説の女が一日限りの復活ということで、ジャガー横田が入場。正直言って私はジャガー横田を初めて見るのだが、もう引退したとは言え、オーラ出まくりである。格好良すぎる。だけど、この動き、初めてという感じもしないけど。

試合はジャガーの攻めを凌いでから、大森がドロップキックで反撃。当たりは前回の全女の二人よりも強い感じ。試合はデビュー戦としては満点以上の良い試合だったが、アクトレスという曖昧な立場かイマイチ会場の受けは良く無かった。

試合後にマイクを取り、「ジャガーさんプロレスを教えて頂いてありがとうございます。私はプロレスが好きです。アクトレスでもプロレスができる事を見せたいと思います。」というような事を。

ただこの選手、本気でプロレスをやろうというなら、結構脅威的な存在になると思うが。

7 ○阿部、西(ラ・マヒストラル6:14)×飯塚、月丸

トーナメント合間の消化試合。しかしこの試合が思いがけず面白かった。この試合からレフリーはトミーさんに。

試合を持っていってしまったのは、西千明選手。私は見るのは二度目で、前回とはそんなに変わっていないのだが、このメンバーの中に入ると面白さが際立つ。

たたずまい、動き、技の威力、どれをとってもそれは無いだろうという感じ。時々、女子プロレスの新人で普通の女の子にプロレスをやらせて、それはまずいだろうと感じる時はあるが、小学生の女の子にプロレスをやらせたらまずいだろうと思うのはこの西選手くらいだろう。
しかし、本人は至って真剣で憎めないが、試合中トミーさんが思わず頭を抱えるシーンも。

西と組むと阿部ちゃんの動きが素晴らしく良く見えてきちゃう。まあ、自分が頑張らなければ仕方無いと思うんだろうが、その通り阿部ちゃん頑張り過ぎて、おばっちからピンを取ってしまった。
おばっちもこの二人のコンビからだと影薄しという感じだ。
試合後に謎の覆面を被った人物が乱入して西クンを襲う。トミーさんにお前は誰だと言われるが、客席かた「と○い」と言われる始末。
西クンは追いかけるが、追いつかずリングに戻るとまたもトミーさんに何やら突っ込まれる。リンアナも思わず「これはコントではありません!」だって。
しかし、西クンは存在自体が反則だな。面白すぎる。


8.ブラディ(5:50ブラディEX)ロゼッタ

いつもはトミーさんに反抗的なブラディーも今日は愛想良くボディチェックも積極的に受ける。トミーさんもなんかいぶかしく見るが、「お前反則やるなよ」だって(ただこの話しは別段の落ちは無い)。コスチュームはピンクの縁があるニューコスチュームにお色直し。

試合も結構クリーンに戦い、ブラディEXで貫禄の勝利。今日のブラディはなんか楽しそう。

9.薮下(1:04逆十字)ファング

藪下、電光石火の逆十字というところか。ファングは何も出来ずに終わり。こういう試合は結構好き。今日の籔下はメリハリが利いたファイトでかなりいい。

ということで、決勝はブラディ対藪下。順当な面子と言ってもいいかもしれない。

10.ブラディ(18:31ブラディEX)薮下

この訳の分からないベルトの価値を高めるかどうかは決勝の試合内容にかかっていると言えよう。少し休憩後に試合再開。

序盤、藪下が関節の猛攻。ブラディーはこれにはかなり苦しまされ、左手にかなりのダメージを負った模様。ブラディーは場外戦に活路を開き、場外では優勢だったものの途中で攻守逆転してしまい、またもやられてしまう。

この当たり今日の藪下の闘志はなかなかのもの。
そして次の戦いは花道に移る。両者花道で技を出し合った後にお互い交互の客席に落下する場面も。会場中を目一杯使っての戦いを見せてくれる。

試合はリングに戻り、最後は耐久合戦からブラディーの勝ち。なかなか白熱した攻防で最後を締めたと言っていい良い試合だった。
藪下は負けたけども、小杉に変わるブラディーの対抗馬として今日は良く3試合良くやったと思う。

試合後に表彰式。
BSの部長が出て来て、まずは認定書。ブラディーはそれを片手で取って下に投げ捨てる。続いてベルトも片手で受け取るがこれはさすがにトミーさんに巻いてもらった。次は賞金100万円の小切手。これは嬉しそうに丁寧にもらう。次の目録も丁重に両手で深々と頭を下げて頂く。このへんの細かい所もブラディーらしくておかしい。

そして勝利者インタビュー。満を辞してBSの女性アナウンサーがリングに上がって来たが、
アナ「最後の藪下選手との試合は、凄い熱戦でしたね。御感想は?」
ブラディー「ない。」
アナ「今日は決勝まで、全3試合ハードだったと思うのですが?」
ブラディー「別に。」
アナ「賞金の100万は何に使うのですか?」
ブラディー「内緒。」だって。局アナのはとが豆鉄砲を食らったような顔をおかしかった。

そして、ブラディー軍(スーパーテラーズ)全員で記念撮影をして、トミーさんに四方に手を上げてもらって終わりと思いきや、この後にスパーテラーズの男マネージャーが入場してくる。なんとも間が悪すぎる。

この男、客を煽ろうとして、「なんでそこで騒がないのか?」というけど、客は引くばかり。極悪な客に、「トミーさんが、あきれているぞ」(この時トミーさんはそのヤジを言った奴に向かってリング上から、シーとやっていた)「ポリスの方が面白いぞ!」(この時、トミーさんは吹き出していた)と言われる始末。

JD'は吉本からシナリオライターを入れたらしいけど、あの最後の子供騙しの演出は墓穴を掘ったな。
今日は選手が結構頑張って、見ごたいがあったのにね。卯木がなんかやろうとすると、それがつまならくなり選手の足を引っ張るという感じだな。

藪下が良くなったし、演出面はブラディーに任せて、自分はおとなしくしていた方がいいのではないか。




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