10.14 全日本 後楽園ホール大会
■団体:全日本
■日時:2000年10月14日
■会場:後楽園ホール
■書き手:maya(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

今日は、昼間から酒を食らって、ねこんでいる時に電話が。電話中にもまた飲んでベロベロ状態だった。酔っぱらいに長電話を付き合わされたお人、お気の毒という感じだ。

ヘロヘロ状態でなんとか後楽園ホールへ。着いたのは開始10分前だったが、指定券は売り切れ、今の全日本は一体どんな奴が見に来ているのかな(主催者発表2100人)。ホールでは何かがあると期待しているのかな。ただ、今日は取り立てて何も無かったが。

ロビーでは時の人川田が寡黙にサインを。ただもう少し愛想良くしたほうがいいのではという感じ。まあ、私もサインをしてもらったが、川田らしいと言えば、川田らしいからこれもいいか。

まずは恒例の松崎さんのMCから、今日はわざわざ渕が挨拶。何を言ったか忘れてしまったが、こういうのは誠意の問題だからなかなか感じがいい。

連絡事項としては、一部ケアの欠場でトーナメントはスミスの不戦勝と言っていたが、越中が代わりに参加することに。

1.渕正信 ○新崎人生(16分00秒 極楽固め)×相島勇太 奥村茂雄

第一試合からこのメンツでカードを組めるようになったという事は、選手層もすこしは厚くなってきたということか。ポイントは相島だ。再三書いているが、相島はなんかやってくれそうな雰囲気があり体も出来ているので、会場人気は結構高い。

しかし、私が見た感じどうも今ひとつ。返し技が無さ過ぎるので捕まったままになる。今日もご多分にもれず中盤からなすすべなく相島のローンバトルに。

それにしても、永源に人望が無いと言われた渕だが、それもうなづかれるエグイ攻めだ。ただ、奥村はまた少しづつだが良くなっている。テクニシャン相手に味方の劣勢をどうにか立て直したのは大したものだ。エクスプロイダーを連発で打てるようになれば試合順も後になって来るだろう。

2.愚乱・浪花 TARU ○ジャイアント・キマラ(13分20秒ボディプレスから体固 め)望月亨× 神田裕之 望月成晃 

前シリーズのメヒコ勢が来ないので、今シリーズM2Kの参戦はあるのか、一人で心配していた私だが無事に出場。しかし、なんだろうねこの相手。今の全日本が寄せ集めというのは分かっているが、いくらなんでもこれは無いだろう。

ススム、神田の体重が80キロ台で、モッチーが92キロであるのに対し、キマラは170キロである。
カニさんやTARUが出るぶんにはM2Kペース。今日もなかなかいい動き。特に、TARUとモッチーの武輝道場対決は場内に鋭い緊張感が走る。やはり、今一番の旬はM2Kだろう。

しかし、キマラが入ると試合は一転。モッチーもさすがに表情が固まっていた。はっきり言って今日は何も出来ずという所。次当たる時は作戦を考えておくべきだな。1対1では歯が立たない。

最後はススムが押しつぶされてピンを取られるのだが、キマラに乗られたらダメージが無くても3つ取られちゃうな。まあ、仕方ないな。

ここで休憩。

休憩後に、新・三冠王座トーナメント入場式。
まず、立会人のジン・キニスキーが姿を見せると場内から大きな拍手が。私はドームの時に初めて見たのだが、なんか威厳があるというかいいね。そして越中も含め参加前選手が入場。だけど、越中ってこの中に入っても、あまり違和感無いね。キニスキーが宣言して記念撮影に。立ち会い人としては最高の人選をしたのではないか。

3.荒谷信孝 天龍源一郎 ○スタン・ハンセン(15分01秒ウエスタンラリアットから体固め)ジョージ・ハインズ× ウルフ・ホークフィールド マイク・バートン 
ジン・キニスキーはそのまま本部席で観戦。
まず、バートン組の入場。バートンはいつものように観客とハイタッチ。ついでに、キニスキーとも握手。続いて天龍組だが、先頭に何やら見かけぬ人が。荒谷が5分刈りにして金髪に染めていた。全然別人になったような感じだ。

それにしても、天龍とハンセンの101歳コンビのコンビネーションは一層磨きがかかって来た。しかもタッチワークが異様に早い(なんか、疲れるから早めに交代しているのかなという感じもするが)。

前々回のシリーズの裏MVPであったハインズも今日は圧倒的なパワーに封じ込められてしまった感じだ。しかも、101歳コンビは味方が劣勢になると必要以上にカットに入って来る。二人ともGAEAのビデオでも見たのかな。あの二人にあそこまでされちゃあ、なすすべ無しだろう。

途中、荒谷がつかまる所もあったが、天龍組貫禄の勝利というところか。

試合中、目を見張ったのは、天龍とバートンの絡みであった。パワーはほぼ互角、逆水平の打ち合いは、なかなかの迫力であった。しかしバートンのゴールデン・レフトを天龍が不用意に受けてしまい、この日はバートンの方がやや有利といったところ。

この二人のシングルは、10.18に宮城県の名取で行われるが、近くに住んでいる人は必見だな。面白い試合になりそうだ。

4.三冠王座トーナメント1回戦 
○越中詩郎(11分52秒侍パワーボムからエビ固め)ジョニー・スミス×

天龍に、あいつがいなければ全日本の3連勝だったのに、何しに来たんだと、ボロクソいわれている越中。天龍らしいといえば、それまでだが少し気の毒。ケアの代打でトーナメントに参加ということだけど、まあ今日も負けたら、また何を言われるか分からないという感じだ。

試合は予想通り、ネチネチ・グランド決戦。相変わらずスミスが見た事の無いような技を使うので面白いが、ここまで来ると私には分からないや。G1の時は使い過ぎではないかと思えた越中のケツも今日は控え目に。ポイントの所で、カウンターで入れて来る。

最近の越中は、ただケツを出して、途中で読まれて切返されて逆転負けという試合が多かったが、今日は少し考えてやっていたみたいだ。
大技も最後のパワーボム位で、終わってみればまあまあの試合かなという感じ。試合中に鉄柵に手を当てて、身を乗り出して見ていたキニンスキーが印象的だった。

5.三冠王座トーナメント1回戦 
○川田利明(12分45秒ジャンピングハイキックから片エビ固め)スティーブ・ウイリアムス×

この二人のシングルは、武道館のチャンカンの決勝で見た覚えがあったのだが、これは壮絶な試合であった。
それで、今日はというと、二人ともドームで気が抜けたのか、疲れているのか、やや精彩に欠ける。

この試合も結構グランド主体で、川田が主導権を握るが医師はグーパンチで切返そうとする。最終的には、川田のジャンピングキックで唐突に終わってしまったし、なんだかなという感じがしないでもない。
はっきり言って、三冠王座トーナメントというわりには、試合内容が乏しかったな。


試合後、控え室に戻ろうとする、ジン・キニスキーにサインをお願いするファンが。それを快く受け入れると、そこに列が出来上がる。それでも、いちいちちゃんと、サインをして握手までもしてくれるキニスキー。なにげに見ているこっちも微笑ましくなるが、キニンスキーもあの顔だからはっきり表情には出さないけど、結構嬉しいそう。
I'm glad to see you.という感じだな。


まあ、今日はセミ、メインのシングルが思った通り?イマイチだったので、大満足とはいかないまでも、平均点の興行はしていたのではないかと思う。まあ、この日はカード的に仕方無いところがある。

だけど、この布陣に組長、カッキー、大仁田とバドの若手が加わるのなら、結構層は厚くなるような気がする。全日本に、「トキオォォ!!!」というテーマ曲が流れるのも時間の問題であろう。

武道館が楽しみだ。




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