簡単にNEO@10/13板橋産文ホール観戦記
■団体:NEO
■日時:2000年10月13日
■会場:板橋産文ホール
■書き手:ALOHA♪HAWAII(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 HAWAIIの女子プロ団体探訪第5弾で、前回LLPWに続いて、今回は井上京子が率いるNEOでございまする。当然初見ですので、LL同様詳しい事は書けませんが、感想など徒然に、
 午後7時の試合開始時間キッカリに試合会場のホール前に到着、辺りを見渡すもダフ屋らしき人は見かけず。で、ホール入り口でチケットを買おうとすると、SRS5,000円とRS4,000円の2種類しかなく、いままでプロレスのチケット代で3,000円以上払ったことないHAWAIIにとっては大変痛い出費。
 板橋産文ホールの会場内は、イス席で250席程度のこじんまりとした会場、だいたい9割ぐらいの入り、客層は男性が9割、それもココまで足を運ぶ温くて熱心でコアな奇特(?)な男性(年齢ちょっと高め)が中心でした。

▽第1試合 30分一本勝負
○武藤裕代(Jd’)(アルゼンチン式背骨折り10:57)×仲村由佳
 Jd’期待の若手の武藤が、遠藤紗矢選手が病欠の為の急遽NEO参戦。武藤は公称170cmだけあってさすがに大きい。試合は一回りもでかい武藤が仲村を圧倒。特に中盤はしつこいぐらい何度も逆エビをし掛ける。仲村は元気はあるが、あまり良いところはなし。最後は武藤が蛙掛け4連チャンで仲村を痛めつけた後、アルゼンチンで勝利。マイクアピールはナシ

▽第2試合 30分一本勝負(タニー再修業の道・火事場のクソ力修練3番勝負)
○タニー・マウス(逆さ押さえ込み8:51)×フォーク・ザ・ジャイアント(ノーリスペクト#1)
 試合開始前、今回タニーがタニー再修業の道へ至る過程をアナウンスされるも、初見のHAWAIIには「???」 一方、対戦相手のフォーク・ザ・ジャイアントの説明は「刑務所を脱獄した超危険人物」とのこと、アニメのタイガーマスク並の設定に、HAWAIIメッチャ期待するが、黄色ヘルメットにマジック書きの手作りTシャツ姿を見て一気に萎える(責めてプリントしてくれ) 試合はタニーが元気良くエルボー&ドロップキックで責めて、フォークが時折力任せのラフで返すと云う展開、でも如何せん相手は男性(声を野太い)で、体格差があるゆえタニーの技が効いているように見えない。でも最後はトップロープからなだれしくのバックドロップ(?)から逆さ押さえ込みで、タニーがピン。
 試合後、タニーが本部席の石田アナに、何かをよこすように要求する。石田リングアナ(結構綺麗)は当然マイクと思いきや、タニーが要求したのはランタン。HAWAIIは全く「???」。結局タニーはマイクのアピールも説明もなく、リングを去ってしまった。

▽セミファイナル 30分一歩勝負
井上京子、○井上貴子(フリー)(片エビ固め14:54)日向あずみ(JWP)、×宮崎有妃
 すごい。テレビでしか見たことがないW井上が、この料金(結局4,000円)で、それも2列目という席で見られる。これだけでもHAWAII結構嬉しい。井上貴子は例によってスタンガンを持ってバチバチ云わせながら登場。青い火花が強烈に立っている。あの火花はテレビの演出の為の合成画像ではなかったこととHAWAII納得。
 試合は序盤、京子の「今日はデビュー12周年だ」の雄叫びで一気に会場の心を掴む。考えてみれば、京子の全女でのデビューの相手は貴子であるからして、この試合二人そろっての記念となる大切な試合である。それ故かさすが同期とあって、二人の息はぴったり合って見ていて面白い。  一方、宮崎&日向組も若手中堅らしく元気があって良いのだけれど、さすがに体格、体力、コンビネーション、ラフ、経験のどれをとっても、W井上が一枚も二枚も上、ほとんど横綱相撲であった。HAWAIIは凶器があまり好きではないのだが、貴子もスタンガンを使うことなく(ちょっと寂しい)、裏拳から片エビでピン。まだまだ元気な京子は、次回の北沢(10/2)のタッグで、元気、田村組との対戦を逆指名との事。

▽NWA認定女子パシフィック・NEO認定シングル選手権
○田村欣子=王者(コブラクラッチ40:06)×元気美佐恵=挑戦者
 現在プチブレイク中の田村欣子と、現在大日本王者の元気美佐恵との対戦、HAWAII一番のお目当ての試合、
 まず青コーナーから元気入場、う〜んさすがに公称174cmだけあってさすがにでかい。続いて小川で有名になった、NWAのテーマに乗って田村欣子が登場。神取や豊田ほどではないが、何となくオーラを纏っての場内一週をゆっくり回る入場シーン。さすがにこの頃注目されているだけはある。コーナーに登って観客にアピールをしようとして、虎の子のベルトを落とししまったがそれはご愛敬。なかなかの見事なチャンピオン姿である。
 試合は、序盤田村のエルボーで始まる。対して元気は逆水平を2発を場内がどよめく、それ程迫力ある音が場内に響く。う〜んなかなか好試合が期待される。
 中盤、田村はエルボーにこだわりがあるのか、ひたすら元気にぶつけていく、対する元気は川田@全日ばりのキックを田村に見舞う。ほとんど全日の試合を見ているかと錯覚するぐらいの、永遠と続く打撃の応酬である。そして両者倒れたところに、元気は逆エビ、アルゼンチン、弓矢固めと大きなプロレス技を仕掛ける。対する田村は膝十字、腕固め等のグラウンドでの細かい関節技を何度も仕掛ける。これは新日の試合の様であった。しかし両者決め手がないので、試合は体力勝負の我慢比べになってきた。これは両者が日頃外様出場が多いゆえ、思いっきり試合をする機会がない為なのであろう、田村も元気もこの自団体のメインシングルと云う機会を楽しんでいるかのようであった。  試合は終盤、場外の打撃合戦から、田村の渾身のエルボーを元気が避けて、田村は鉄柱に自爆、叫び声と共に客席に転げるように倒れ込む。相当痛いらしく右腕を押さえたまま暫く動けない。セコンドの治療を受けてリングアウトカウントギリギリにリング場に戻るも腕を押さえたまま。元気は田村のその押さえた右腕に対して打撃に関節技にと無情な攻撃をぶつける。田村の顔が叫び声と共にゆがむ。されど田村は元気の攻撃を全て受けきって耐えた。
 そして、田村は再び場外において四方でのバックドロップ4連発から、コーナーポストから下に置いた本部机に元気を叩き落としたあたりから、形勢が逆転。リング場での雪崩式バックドロップの後、執念のコブラクラッチで田村は元気からギブアップを取る。
 試合後、立てない元気は口から大量の血を吐きながら、「私はいつかおまえを倒す」とアピール。

 総括:初見のNEOであったが、今回の大会セミ&メイン共に十分楽しめた。しかし多少苦言を呈せば、メインの試合時間40分はいくらなんでも掛かりすぎ、選手も試合は20分以内に終わるように努力しなければ。そして打撃・投げ・関節と技にいろいろとバリエーションはあったが、リズムが単調であったことは否めない。もっとメリハリをつけ欲しい。ただこの感想はまだ両者を十分理解していないHAWAIIの感想であって、両者の贔屓にとっては堪えられない(こたえられない)試合であったかも知れない。

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