番狂わせ続出!!田村が?!ババルが!リングスKOK Aブロック代々木大会
■団体:RINGS
■日時:2000年10月9日
■会場:代々木第二体育館
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 ドームでは歴史的な新日・全日の対抗戦が はたまたk−1GPが博多で開幕 後楽園ではJWP
修斗は下北でみちのくが新宿で等など まさにプロレス格闘技吉日の 10・9
果たして リングスは客が入るのか心配していたが 会場に着くとそれは杞憂に終わった

 昨年KOKを遥かに凌ぐ 凄い人の数!! 開始時には9割からほぼ満員でいいのではという感じ
当日券も無くてダフ屋困っていたようです。 他にこれだけの興行がある中での満員は
通常の興行より価値がある。

 2ヶ月に一度の興行はかえって当たりかもしれない。(収入は減るけど)
(G=グローブ・S=シューズ・H=裸足・E=エルボーパッド着用)


ボリソフ・ミハイル(3−0判定)ホベルト・トラヴェン○
(ロシア・サンボ連盟)      (ブラジル)
 GS 180CM・91KG      191・103

 初見参のロシアサンボ連盟の面々 まずはこのミハイル 期待は物凄く大きかったが・・・
まあ打撃は全く練習してませんね・・・酷いわ・・・失笑漏れてました。
 対する トラヴェンは相変わらず無理せず スタンドでディスタンスを取り 的確なパンチを
TDし安全策に終始する  2Rにはトラヴェンのインローが効いてきてみていられない状態
 打撃一からやって出なおすべき。


○デイヴ・メネー(3−0判定)  坂田 亘
(ミレティックMAC)    (リングス・ジャパン)
 GHE178・84       GH175・85

 ミレティッチ道場の元気者 メネー 対する坂田はセコンドに田村・上山がつく
いきなり踵落としを出し タックルするも メネーにがぶられる。
 1Rは一進一退のいい勝負で終了するも メネーが優勢か

 2R始まるとすぐ 坂田 金的を蹴られたアクシデントでうずくまる。
ここで完全にメネーに流れが動く メネーはバックを取りチョークを狙う 必死に防ぐ坂田
その後もタックルを取るメネー 最後はがぶったメネーが 坂田の腰の付近にパンチ
坂田試合後もうずくまる。かなり効いたよう (持病の腰痛が再発したのか?)

 坂田は総合の蹴りの意味を理解しているんだろうか?? あんなに腰の入った蹴りをしたら
タックルに安易に入られるの分からないんだろうか?? 不思議だ

藤原20−18 太田20−18 西20−19 の3−0でメネー完勝


バラチンスキー・スレン(1R2’13”TKO)ヴァレンタイン・オーフレイム○
(ロシア・サンボ連盟)          (リングス・オランダ)
 GS192・99              GH190・103.5

 ロシアンサンボ軍団の次峰 スレン ガタイはかなり立派 対するオーフレームは新しい
紋々入れて気合満々の様子 ゴング鳴ると それはもう凄いぶん回しパンチの打ち合い
観客大ヒート!! これぞヘビーの醍醐味

 急にうずくまるスレン 足にアクシデントがあった模様 再開後またもやパンチ打ち合い
今度はあせった オーフレーム ロープ掴んだままパンチ入れ イエローカード出される

 最後はオーフレームの右ローが先ほどのアクシデントの足に炸裂し立てずにTKO終了


ビターゼ・タリエル(1R2’58”腕十字)レナード・ババル○
(リングス・グルジア)          (リングス・ブラジル)
GH200・151              GS185・102

 KOKになってからは 勝てる可能性の全く無くなった タリエル 対するババルは今絶好調
優勝候補筆頭の選手 どうやって勝つかが興味の対象であった

 ゴング後すぐにババル バックブローでタリエルの身体を上げてタックルかます うまいっ!
すかさずマウント取り タリエルから十字を取ろうとするも 50KG近くある体重差を利用し
すんでの所で反転し防ぐタリエル 防いでスタンドになると 客が大喝采!!

 タリエル少しは進歩したぞ!!という感じか・・・・ しかしまたも倒されあっという間に
横四方にされるタリエル 最後のあがきで上のババルの首を取るも 簡単にはずされ
十字が今度かがっちり決り 万事休す  夢を少しでも見させてくれてありがとうタリエル(笑)


○ランディー・クゥートゥア(延長3−0判定)ジェレミー・ホーン
(アメリカ)                 (リングス・USA)
 GH185・98.5              GHE186・94

 今日の技術的なベストバウト 1Rはパンチの打ち合い ランディーは至近距離からアッパー
連打これが凄い!! ホーンも負けずにエルボーをカウンターであわせる
ほぼ互角にも見えたが・・・ホーンは引きこみも果敢にみせ 関節を狙うもランディー凌ぐ
1Rはホーン優勢か

 2Rは片足タックルにきたジェレミー ヒザ十字狙う場面も しかしスタンドのパンチの威力は
絶対的にランディーが凄い  終盤はジェレミースタミナ切れとダメージでふらつく場面も

藤原18−18 太田20−18 西20−20 の1−0で延長
 
延長ラウンド
 またホーンの肘対ランディーのアッパー対決も 徐々にランディーのパンチが効いてくる
体力に余力を残したランディーが優勢に進める。

藤原10−9 太田10−9 西10−9 の3−0ランディーの勝ち

頭脳的な戦い方をしたランディーが結局は延長で圧勝した形 しかしホーンはかなり健闘した
適度に総合の戦い方に適応しつつあるランディー やはり優勝候補筆頭だ


○柳澤龍志(1R3’45”アンクル)ボリス・ジュリアスコフ
(チーム・ドラゴン)         (リングス・ブルガリア)
GS191/103                GS188/97

パンクラスをやめk-1に闘いの場を移し さまよえる格闘家となった柳沢の行きついた先は
なんとリングスだった! 相手は kokルールになってからはパッとしないジュリアスコフ

 いきなりタックルからバック取る ジュリアスコフ チョークを狙う しかしそこはパンクラスで
鍛えた柳沢 全くやられずに凌ぐ 外してインサイドガードに

 再びバックを取った ジュリアスコフだが 今度は柳沢足を取りヒザ十字からの
電光石火のアンクル炸裂!!
素晴らしい勝ち方でした。 会場に来ていたフランクが思わずリングに上がり祝福


○アントニオ・ロドリコ・ノゲイラ(1R1’38”)ラバザノフ・アフメド
(トップ・チーム)              (リングス・ロシア)
 GH191・99・5                 GS190・98

 ZEN MACHINE マリオスペヒーがセコンド グレーシージャパンのルシアーノが脇を固める
ノゲイラ陣営 対するアフメドは打撃対応できるかどうかがカギか?
 ゴングと共に組み合う両者 アフメドがなんと隅返しぎみにTD!! 会場どよめく
しかしすかさずポジションを奪い取ったノゲイラバックに廻り 十字を 危なげない勝利

 
○田村潔司(3-0判定)グロム・ザザ
(ジャパン)      (リングス・ロシア)
GS180・87         GS180・106

 直前になりBコーラーが交通事故??でキャンセルし急遽ザザが代打
いきなりザザTD インサイドから足を取りにいくザザ 待ってましたとばかりポジションチェンジし
身体入れ替え田村がバック取る 再びタックルに来るザザインサイドから思わず顔面パンチ
田村動けなくなる イエローカードがザザに・・・・ 回復のため3分のインターバル
再開するも終了

 2R TDザザ インサイドになると田村が下から強引な十字を敢行 足の取り合いになりまたもや
田村ポジションチェンジしマウントになる しかし返されザザ再び上に 今度は下から三角狙うザザ
残り1’40”でブレイク

 三度足狙いの状況になり またもや田村上になる ザザはポジショニングの概念はほとんど無し
バックを取りチョーク狙う田村も 時間切れ終了

1Rの反則の顔面パンチの減点ががそのまま響いて
藤原18−17 太田20−19 西20−19 の3−0で田村辛くも勝利


2回戦

ホベルト・トラヴェン(延長3-0)デイヴ・メネー○

 先ほどとは全く闘い方をチェンジするトラヴェン TDからパスガードマウント取り
上から首を腕で圧迫し 十字を狙う  メネーはロープブレイクを必死で狙う
体重差があるためメネーはかわいそうな感じがするが・・・・・・・

2R しかしタックルも徐々に勢いが無くなってくるトラヴェン メネーにタックルをすべて
切られてしまうようになる (まあ元々あまりタックルうまくないんだが)

本戦終了時で
藤原19−19 太田20−20 西20−20 の0-0で延長

延長
 両者アグレッシブさが無いため 塩崎がイエローを出す(両者減点)
お互いにタックルを取り合い しかしメネーはしっかりがぶる
タックル放つトラヴェンだがことごとく切られる 印象悪し

3者9−8で 3-0判定でメネー勝利の番狂わせ


○ヴァレンタイン・オーフレイム(1R3’29”アンクル)レナード・ババル

 本日最も会場を沸かした試合 ババルパンチをかいくぐりタックル TD サイドポジション
から十字を狙う そこでグラウンドでのパンチがオーフレームに入ってしまう
イエローがババルに

 逆に今度はオーフレームがTD ババルは無理せず下にそして十字狙い
もつれお互いに足取りに オーフレーム下手かと思ったら・…なんとアンクルしっかりと極める
驚きました!!! 大番狂わせ!! 打撃ならまだしも関節で勝つなんて
シューズはいていたのが裏目に出たババル


○ランディー・クゥートゥア(2−0判定)柳澤龍志

 柳沢良く頑張った 最高の試合をこのリングスで行った!!素晴らしい
ポジショニングでも決して引けを取らなかった柳沢 ランディー相手に大健闘

 全体を通せばランディ圧勝だが 最後までスタミナ切れずに戦った 柳沢誉めるべきだろう
リングスファンは彼には冷たかったが ホーンと比べ逃げもせず良くやったと思う
早くこのルールに慣れ 頑張って欲しいと思う

 しかしランディーのこのスタミナはなんなんだ!!  恐るべし 優勝候補筆頭だろう

藤原20−18 大田20−20 西20−18 の2−0でランディー勝利


○アントニオ・ロドリコ・ノゲイラ(2R2’29”腕十字)田村潔司

 最強の敵を迎えた田村 12.5KGの体重差はかなりキツイ TDするノゲイラすかさず飛び越し
てのパスガード披露 パスガード後十字を狙うも ぎりぎりで外す田村上になる

 再びTDノゲイラ ヒザ十字狙い 田村外したが横四方からストレートアームバーで非常に危険
 やっと外す お客はホッとする

 体重差はいかんともしがたい状況である。

2R TDノゲイラ インサイドからマウント取りボディーパンチ 反転して防ぐ田村に対し
バックから十字とチョーク二段構えで狙うノゲイラ  十字決まりそうになり 必死に防ぐ
田村 絶体絶命!! なんとか外しても再度十字決まりご臨終


総括すると 満員での興行であり見ごたえのある試合は多かったと思う
ロシアンサンボ連盟は 打撃を全く行っておらず 見ていて痛々しい 情けない
ランディー・クゥートゥアの頭脳的かつこのルールに対応した戦い方は素晴らしい

また柳沢が 最高のファイトをしたことも言っておかねばなるまい ランディー相手にあそこまで
健闘するとは正直思わなかった。
 田村はあの体重差はかわいそう 早く体重制を開始すべきであろう・・・・

Bブロックにも期待していきたい




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