猪木イズムがPRIDEの空気を・・・8/27PRIDE10西武ドーム大会観戦記
■団体:PRIDE
■日時:2000年8月27日
■会場:西武ドーム
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 今週は観戦三昧 の締めを務める西武ドームのP-10
今回は客観的に見ても最高のカードをそろえ 他の興行を凌駕する構え
スカパーPPVも15:00〜22:30までと万全の構え(このせいでリングス録画できず)

 時間ぎりぎりに会場に到着するも アリーナは満員スタンドもアルプス後方を除けば
いっぱい入ってました 3万近く入っていたのではないでしょうか?
 客層も K-1と似てきて マニア率が減って 格闘技あんまし分かりません風の客多し
非常に良い事でしょう 主催者側の作戦大成功の感じ
 西武ドームは東京ドームと比べ使用料がべらぼうに安いし 西武ドーム初の格闘技興行だし
 主催者の思惑は大成功といった感じではないか・・・

 オープニングは四方から登場のTシャツ着たダンサー達 DJブース(WCW風)から
なんの曲か全く分からん音に合わせ アリーナの客を暖める・・・しかし客冷ややか
終盤には花道で3名がラップを披露 申し訳なかったが全く聞こえなかった・・・・
PAがもう少しサウンドチェックやってればうまく行ったはずのような気がする
ここでは 渡辺美里たちがライブやってるんだから そういうのを見に行って参考にするべき
全くの勉強不足!! 演出のいろはを勉強しなさい(笑) ああ言ったヒップホップ系の
サウンドは抜けちゃうんで聞きづらい事わからんのかな? クラブでプレイしてるのと
訳違うんだけどな・・・・・ 低音うまく使えば良かったのにな・・・・

 ライティングはまあまあでした ビクトリーロード(西武が勝った時)昇る階段に装置
をつけたのは大正解!! 良い感じでした。

第1試合
松井大二郎 [2R 判定] ビィトー・ベフォート ○

 ビクトーは、安心してみていられるファイターになりましたな 終始上のポジションをキープし
 インサイドからはひたすら殴る 殴る 殴る  決して無理しない しかし強いが凄くない
 松井はセコンドの高田のアドバイスなんて聞いちゃダメだよ(笑)自分の持ち味
(密着して上を取る)を徹底的に磨かないとダメだろう
 バックをビクトーが取った時思いきって バック取らなければいけないな 
ギャンブルできなきゃこの先良い感じで使ってもらえなくなるのにな・・・・・

 まあビクトー強くなったよね 引き換えにつまんなくなったけど・・シウバ戦希望

第2試合
○ヴァンダレイ・シウバ [1R 3'45" KO] ガイ・メッツアー

 シウバの方が打撃のレベルは遥かに上でしたね・・・・ 以外と面白かったですこの試合
スタンドのパンチの打ち合いは 完全にシウバの勝ち バッティング含め凄かったねシウバ

第3試合  
ジャイアント落合 [1R 6'04" マウントからのチョーク] リコ・ロドリゲス ○

 落合は秀逸な入場でしたね・・・ ゴダイゴの「ビューティフル ネーム」に乗って
入場 リフトから降りると花道に風船持った子供が何人も・・・抱きかかえ一緒に入場
ある意味 度肝抜かれましたね・・・(隣に居た観戦者は あの中には山本美憂の池田君
との子供も入っているんでは?とメチャ極悪な事もいっていました)

 試合は・・・序盤こそ一生懸命やってましたが グラウンドにリコに持ち込まれてから
は見事なやられっぷり  最後はマウントからチョークで合えなくタップ


第4試合      
○ ギルバート・アイブル [1R 0'28" KO] ゲーリー・グッドリッジ

 先回屈辱的な負けを喫した アイブル 元KOK王者をごみ扱いしてしまうのか?DSE
いや・・・違いました見事に先回の星を返しました。
 ファーストコンタクトの アイブルの左ハイ一発で GGテンプルに食らってTKO!!!

 まさにK-1手法!! 戦慄のダウン!!  主催者の思惑ドンピシャ!!
もうこういう試合やられたら ワークでもシュートでも どっちでも良いでしょ・・・

 開始28秒で一発KOの試合 どうやって判断するんだ!! もう見た目では判断不可!!
まあ今回の裏ベストバウトは GGでしょうな・・・・・
お客的には大正解だったもの・・・・・・

第5試合  
ボリショフ・イゴリ [1R 2'06 ネックロック] マーク・カー ○

 何しとんじゃ!!イゴリ!! カーの圧倒的な勝利予想の中 私とメモ8さんだけが応援した掣圏道イゴリ
 フタを空けたら 大笑い!! なんという屈辱的な負け方 インサイドからの首を抱え
られあえなくタップとは・・・・トホホ (佐竹コールマン戦彷彿)

 タックルされ カーに持ち上げられた時点で終わってましたね・・・・・

 まあ今回はNO2の イゴリなのでトップのカフカズの参戦希望!!

第6試合  
エンセン井上 [1R終了時ドクターストップ] イゴール・ボブチャンチン ○

 エンセンもう引退を勧めるわ・・・・それか格下とやらなくちゃ・・・無理だわ
しかし殴り合いやったら ボブは凄いな!! ゴングと同時に壮絶フックの殴り合い!!
この迫力は凄かったです!! お客にもうまく伝わったと思うな・・・・・

 しかしボブはしたたかですな しっかり上を取りインサイドからガンガンエンセンに
”グラウンド ロシアンフック” 打ち下ろす見る見るうちにエンセンの右のテンプルが
腫れてきましたね  エンセンも伝家の宝刀 ”下からの十字”に何度もトライするが
ボブも冷静にこれに対処し付け入る隙を与えない

 1R終盤はボブの インサイドからのパンチの雨あられ状態 エンセンほぼ意識飛んでた
やっとゴング鳴るも セコンドのイーゲン兄がコーナーに連れてこないと自分でも立てな
い状態 誰が見てもこれは続行不可能なんだが エンセンのみやめられないという感じ

 日本には「武士の情け」ちゅう言葉もある事も 教えてやりなさい

 まあ年齢も考え あまり沢山試合できない事は分かっているが それにしても もっと
格下との対戦をしてやらないと このまま終わっちゃうなエンセン

ここで休憩
 明けで 猪木劇場がついに始まりましたね
 猪木ボンバイエで入場する猪木 客はこの時点で最もヒート!! リングに上がり
森下社長と一緒に挨拶  「元気ですかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」の一言でお客大爆発!!

 本当の意味での 猪木劇場のはじまりはじまりィ〜〜〜〜〜〜

第7試合      
○ 佐竹雅昭 [1R 06'58" マウントパンチによるTKO] 村上一成

 いきなり第一幕がこんな試合とは・・・言葉失いました
佐竹は村上のタックルに合わせ腰落として 投げられまいとする 大内刈りからTD村上
マウント奪うも 佐竹に立たれてしまう
再度同じ展開になるも 今度は佐竹が体重差を使い 上になるなんとマウントに!!!(笑)
そして何もしない村上に向け マウントパンチ!! 村上しっかりガードしているのだが・・
レフェリーストップ!! 中山先生が村上見てましたが・・・・・・・・
 佐竹全く嬉しそうじゃない顔  すかさず村上セコンドの小川が挑発!!佐竹とにらみ合い
 小川手を出さず・・・・   なんじゃこの試合!!

 天国のアンディーへ向けての勝利は こんなので良いのか??佐竹よ!! 花道でも
ニコリともしない佐竹・・・・ 禁断の実を食べてしまったのか??

第8試合  
○ 藤田和之 [1R 6'42" TKO タオル投入] ケン・シャムロック

 前の試合の怒りを払拭するような素晴らしい試合でした。
序盤はケンのペース パンチの打ち合いはケンが全く上 タックルに行く藤田もうまかった
ケン倒されるのがいやなので 思わずロープ掴み イエローカード出される

 再開し今度はケンがパンチで藤田をKO寸前まで追いこむ スリップぎみのダウンまで取る
 しかし根性で藤田耐え 逆に得意のタックルで追いこむヤバイと思ったのか必死のケン
もうバテバテだったのか?? コーナーに詰められると自陣セコンドに合図しタオル投入
 非常に不可解な終わり方だったのでいやな感じはしたが・・・まあ良いでしょう

 藤田はリスクの多い戦いを良く凌いだと思う   
マイクアピールも良かったです 石沢にはエール送るし 桜庭へのリスペクトも忘れないし
今度はコールマンとやることに・・・・

第9試合      
石澤常光(ケンド−・カシン)[1R 2'16" パンチによるTKO ] ハイアン・グレイシー ○

 ハイアン強かったね  石沢は一番やられてはいけない事をやられたのでXXです
なんでレスラーが柔術にタックル取られてんだ!!!!
 
 倒した後のムーブもハイアンは最高でしたね 立たせないようにしていたし
立ってからは ストレートパンチの連打!! 石沢棒立ち ガードすら出来ず 撃沈

 ハイアンパーフェクトでした。

第10試合      
○ 桜庭和志 [2R 9'43"腕がらみによる脱臼でストップ] ヘンゾ・グレイシ−

 桜庭 神になりそうだな(笑)  そのくらいフィニッシュは凄かったね
1Rはお互いにボクシング技術のお披露目合戦 かなり桜庭の左足相当悪い感じ
右足のテーピングは半分ダミーだったのか・・・ヘンゾのローの鋭さから
桜庭左足前構えを 途中からサウスポーに変える そのくらい悪いみたいだった

 下になってもヘンゾ全くあせってないところはさすが・・・桜庭も無理はしない展開で
終了

 2Rは桜庭さすが 積極的にグラウンドにも付き合い 側転パスガードにもトライ
インサイドではさすがにヘンゾのディフェンスうまく パンチ出せず
 終盤 バックを取ったヘンゾに得意の腕を取り 小手返しから 腕がらみへ持っていく
桜庭 うまかった 倒した時点で ヘンゾの腕脱臼していたみたい 桜庭声かけて
レフェリーも状態見て即ストップ  お見事でした。

 ハイアンがやりたいっていってたけどね・・・・・

 正直言ってもう ヒクソンしか居ないでしょう・・・・・ ヒクソンも逃げずに
やるしかないでしょう 一家の威信をかけて・・・・・やらなきゃ侍ではないな(笑)
グレーシーも一族団結し 桜庭対策打ったほうが良いですわ  ホントに・・・・

 桜庭 神々しく 見えたもの本当に・・・・

 総括すると 興行的にも素晴らしい大会だった 判定が多いのではと予想したが
フタを空ければ一本やKOが続出でした。 途中怪しい試合も若干あったが
猪木劇場は とにもかくにもお客さんの心をつかんだことは間違いない事実だ

次回は大阪だそうである 波のある興行はいかんので地方興行こそ力を入れて欲しい。




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