闘龍門8・24後楽園「Estacion del sol」観戦記
■団体:闘龍門
■日時:2000年8月24日
■会場:後楽園ホール
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 川崎以来の生観戦の闘龍門 今回は”東の聖地”後楽園での興行
 先回仕事の都合で見ることの出来なかった試合前の”余興”今回は堪能しました。

 例のCIMAのクレイジーファッキンですが、今回は望月がおもろでした。
なんと(笑)試合の勝敗(ブック)をおもむろに語り出す・・・・
「第一試合はな、これはさいとうが勝つに決ってる」お客ドット受ける・・・・・
(まあ一応説明すると 両者とも さいとう なもんで)

「第二試合はな、市川が勝つわけないやろ」・・・・「メインはな、髪の毛とマスク賭け
るんだからキッドが勝つに決ってんだろ。髪の毛はまた伸びるんだから」と大爆笑!!
 自分たちの試合もこの間のGIのヒロ斎藤に習って、両者リングアウトを狙うと予告!
昭和プロレスの見本を見せるとのこと・・・

 その後CIMAXに変わり さすがはCIMAマイクは一級品!先日の食中毒欠場もし
っかり謝ってました。これのみで一見の価値あり!! その他盛沢山

 忘れてましたが会場は、ほぼ満員主催者発表2.100人も伊達じゃない 凄い入り
そして特筆すべきは、若いネエチャンの多いこと多いこと またメチャ薄着と来たもんだ
(笑) 素晴らしい!!闘龍門!! マンセー闘龍門!!

では前口上長くなりましたが(これがまた良いんだが)試合に行ってみましょう

第1試合(15分1本勝負) 
     SAITO (11分15秒サイクリングヤッホー) 斎藤 了○

 斎藤はいつもの様にBMXでリング一周し入場。対するSAITOは コーナーポス
トも使ったシドニーオリンピック用?マット運動を見せる(全く受けず) 
 序盤は旧新日のストロングスタイルそのもの 手四つからグラウンドまで懐かしい場面
炸裂!これがあのルチャの闘龍門とは思えない展開。全体を通してもストロング+ルチャ
スタイル(仮称)を貫いた試合  お客の反応もまあまあ

  第2試合(20分1本勝負)☆ストーカー市川 暴走十番勝負
     ストーカー市川 (6分10秒エルボーからの体固め) X ○

 出ました!市川の登場 今日は なななんと 松田聖子の「天国のキッス」(題あって
るか?)で、天使の姿(白の上下タイツ)で登場!仕込みの子供と手をつないでリング一
周 女子供にはメチャ受けでした。こういう演出があっても良いもんだと痛感
 対する今日の対戦相手 X は・・・・会場に飛鳥の姿もあったので、今日もまた女子
レスラーがめちゃくちゃにするのではと期待していた対戦相手ではあったが・・・・・

 全くの健闘はずれ・・なんと相手は・・・・”嵐”(SPWF)巨漢140KGのまさに
魔人平田を一回りデカクした黒タイツが・・・・場内めちゃくちゃ沸く!!
 体重差90KGの巨人VS虚弱体質 対決 相手を見た途端市川 「帰る!」と言ってリ
ングを後にする・・・必死に止めるレフェリーテッド田辺・・・ しぶしぶ戻り試合をす
るも・・・ まあありがちなやられキャラ爆発 本当にパワーボムあたりを嵐が繰り出す
と死んじゃうんじゃないかと思わせるほど グシャリとマットに叩き付けられる市川

 見かねた嵐はフィニッシュのコーナーからのDボディープレスをやろうとしたが 思い
とどまり足で着地し そのままエルボードロップに移行しピン  面白かった。
 
第3試合(30分1本勝負)
      M2K CMAX
  望月成晃  (25分37秒両軍リングアウト) CIMA
     神田裕之      スモー・D・フジ・2000
     望月 享      TARU

 30分一本勝負を25分過ぎまで戦ったら 普通は中だるみや休んでいる場面に遭遇するが
そんな事は一切なし! 強力な一戦!!  戦いは入場から始まる まずM2K組の入場
 いつもの様にキックボードに乗りスカジャン着て登場!!
 対するCMAX組は・・・・会場の空気変わりましたね彼らの入場は・・・・とにかく
凄いの一言・・・特にCIMAは言う事なし!! ともかく見に行きなさい!!

 試合は書いて説明するのが難しいくらいの素晴らしいムーブの連続 もちろんCMAX
が試合を引っ張っているわけだが M2Kの対応も素晴らしい!!
 お客のひきつけ方 攻撃の間の取り方 バンプの取り方 どれを取っても一流だ!!
私うっとりこの試合見てしまいました。後楽園ホールを縦横無尽に最大限使っている事の
素晴らしさに感動した。 完全に脱帽。

 CMAXの凄さは前から知ってはいたが、M2Kがこれほどまでに成長しているとは思
わなかった。 全日にフル参戦らしいがこれを機に大きく成長してほしい。
 
セミ(60分1本勝負)NWA世界ウェルター級選手権試合
チャンピオン ○新井健一郎 (17分40秒SSプレス〜エビ固め) 挑戦者 堀口 元気

 この試合が全く浮いて見えちゃうんだから他の試合がいかにレベルの高い試合かが分か
る。 ご存知 菅原文太の曲で鉢巻&松竹梅一升瓶で入場のアラケン 元気はいつものサ
ーフィンUSAでボード持って入場 対照的な2人が妙に面白い

 認定宣言は三遊亭楽太郎師匠が・・・・妙におかしい
 試合はリズムのない単調な試合だった。まあアラケンの得意ワザがダイビングヘッドと
言うのもあるせいかもしれんが 何故かテンポを感じない試合であった。

 特にこれと言った理由は浮かばないが 前の試合が凄すぎたと言うのもあるだろう
でも堀口がもっと頑張らなくては行けないと思う。アラケンはムーブに限界があるので
良い意味で堀口がキャリーさせるべきだと思う。
 
第5試合 (60分1本勝負)マスカラ・コントラ・カベジェラ
      ○ドラゴンキッド (11分56秒ドラゴンラナ) SUWA

 負けた方がマスク剥ぎ(キッド)か髪きりマッチになるこの試合 クレイジー MAXが
SUWAのセコンドにしっかりつき試合を盛り上げる 対するキッドにも正規軍(?)が
脇を固め客も徐々にヒートしていく SUWAがリングに上がる前にキッドがトペを敢行
SUWAの出鼻をくじく

 しかしその後は体重差にものを言わせ 怒涛のSUWAの攻撃が続き キッドが凌ぐ展
開の連続 合間にはセコンド同士も小競り合いをし 客は完全にヒートしていく・・・・
 終盤にはM2Kも入ってきて闘龍門総出演でお客と戦いを見せていく。

 私はリングサイドにいて 興行を冷静な目で見つめテレコ片手にメモを取る 闘龍門ス
タッフを見逃すわけがない 彼は選手のムーブと客席の沸き方を冷静に分析し気のついた
事をメモしているのだ(多分)・・・・反省会に使っているんだろうか?この辺が浅井軍
団の凄さの秘密だと思う。 他の団体でもやってはいるんだろうが、お客さんの目線で
興行を考えている姿には敬服する。これをうまく興行にフィードバックさせた団体が集客
に勝っているんだと思う
 
 総括すると 後楽園ホール級のキャパの興行では 闘龍門は満点をあげても全く問題は
ないだろう。 しかしそれを越える箱で興行を行う事になったりした場合 現在のままで
はマズイであろう いやむしろやり方を変えねばなるまい。
 例えば力道山メモリアルでの闘龍門勢の活躍は 混合興行での1試合ではあったがお客
さんの心に響いたかどうかははなはだ疑問だし 今回全日にフル参戦するM2Kのメンバ
ーもホームグラウンドでの戦いと同じ事をしていたら全日ファンにはアピールできないの
では?という心配がある。

 後楽園やディファでは良い興行が出来るだろうが、その範囲を越えてメジャーになろう
としたら メキシコの会場での勉強以外にWWFやWCWの会場でのムーブなどを参考に
しつつオリジナリティを出していくべきなのではないかと思う。やはり大箱と小箱では
動きはおのずと違ってくるだろう。

しかし 本年のベスト興行の中に入る事は確実なものであった事は疑うべくもない。
10月にディファで興行あり 見に行くべし!




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