7/16修斗後楽園雑感
■団体:修斗
■日時:2000年7月16日
■会場:後楽園ホール
■書き手:メモ8(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 おおう、修斗公式戦2連続観戦だ、すっかり総合ファンだなあ、おれ。と言う訳で行って来ました大宮主催の修斗後楽園、雑感です。

 開始時には、かなり空席目立ったし、東西RSは多少席を間引いていた上に、最後まで空きがあったが、発表は2,052人。満員と言っていいでしょう。

 場内ウロウロしてる坂本氏、このクソ暑いのにジャケット着てる。そのヤセ我慢ぶりと、皆勤シャツじゃなく普通のYシャツで、襟が外に出ていなかったところに、好感。

 プライドとバッティングする8月の横文は、さすがにプライドに行こうと思っていたので、その後の9月の後楽園のチケット売ってないかなーと思いしや、なし。ところが、実はこれが…(と、ミエミエの伏線)。

 30分も押して、全選手入場から開始。挨拶は、須田。イマイチ。


<ウェルター級5分2R>

○鈴木洋平(パレストラTOKYO)(判定3−0)高田和道(WILD PHOENIX)×

 高田のセコンドに村濱とヤノタクがいて、高田応援を決定。

 投げたい鈴木と、引き込みたい高田。鈴木、投げきれずモツれ倒しみたいな感じになると、インを嫌がり、立って猪木アリになること数回。1R終盤、2枚投げみたいな感じでキレいに投げきった鈴木、そのままサイド、袈裟固めからパンチ。2Rも同様の展開。高田、飛び十字狙うも失敗。徹底的にインを避けた、鈴木の作戦勝ちか。


<ウェルター級5分2R>

△竹内幸司(シューティングジム横浜)(判定0−1)中山巧(パレストラTOKYO)△

 竹内のセコンドの草柳、随分太ったなあ。まだいつでもリングに上がれそうな川口とは好対照。この2人、いつもごっちゃになっていたのだが(最初のVTJで2人してボコボコにされた印象が強くって)、お陰で、やっと区別つくようになりました。

 打撃の間合いでは、竹内有利も、組み合って押し込まれると、中山、打点の高い膝と、肩打撃(ゴエスがグラウンドで使った奴の、スタンド版みたいな感じ)で、押し気味。そこから、引き込みたい竹内と、第1試合の鈴木と同様、インを嫌がり猪木アリから、サクラバ蹴りで責める中山。2Rにマウント取って、そこそこパンチも入れた中山の勝ちでもいいかなというような、微妙な判定でドロー。

 インに入らない桜庭戦術の影響が、第1、2試合とも見られ、総合では、まだまだ新しいストラテジーが出てきそうだよなーと、何となくウレシクなる。


<ミドル級5分2R>

×大原友則(格闘塾)(1R50秒ストレートアームバー)鶴屋浩○
                         (パレストラMATSUDO)

 珍しくボクサーパンツの鶴屋、強引な首投げからサイドを取り、袈裟固めから足で相手の腕を極める式のアームロックであっさりタップを奪う。上記ストレートアームバーといのは修斗オフィシャルでの表記だが、場内では、Vクロスアームロックと言っていたような。あれだな、前田CEOがウイリーに極めた奴。つーか、ナガタロック(これは、ちょっと違うかな?)。

 試合終わってパンフ見てみると、大原って、元ウェルターチャンプの大原かあ。むー、年取ったなあ。


<ウェルター級5分2R>

○八隅孝平(パレストラTOKYO)(判定3−0)三宅力(直心会格闘技道場)×

 この試合で、初めて、インからパスを狙うという展開が見られ、何だか新鮮に見えたりした。常に上になり、時には「ワホッ!」とか奇声を発しながらのパンチを交えて、丁寧にパスを狙った八隅、何回かサイド、1回マウント奪取に成功し、ポイントは圧倒。

 すげー、パレストラ、ここまで3勝1分け。


 ここで、8月横文の追加出場予定者の発表。マモル、宇野、ノゲイラに加えて、マーシオ・フェイトーザですと。うーん、マニア好みで集客力という意味では疑問だなあ。マモル、1人、リングに上がって挨拶。お子ちゃま言葉でしゃべるんじゃないよ、ったく。

 休憩。


<ライトヘビー級5分3R>

×須田匡昇(クラブJ)(判定0−2)ランス・ギブソン(カナダ)○

 双方気合充分。開始早々の出会い頭のパンチで、ギブソン鼻血ブー(と古い書きたくなるような大出血)。1Rはほぼ互角だったような気がするのだが、2Rに、須田のタックルにパンチが合ってしまい、上になるギブソン押し気味。3Rも上になるのはギブソンだが、グラウンドでモツれた拍子に、足狙った須田から、ロコツに場外に逃げようして、悪印象。この時だかどうだか、よくわからなかったが、結局ギブソン、ロープ掴みで減点1。結果、判定は僅差に。

 須田、気合が完璧に空回りしてた感じ。


<70キロ契約5分3R>

○五味隆典(K'z FACTORY)(判定3−0)ポール・ロドリゲス(アメリカ)×

 余裕を持ってスタンドで打ち合おうとする五味に対して、押し込むロドリゲスだが、差し合いバツグンの五味、ポンポンとテイクダウンを奪う。

 丁寧にパスを狙う五味、1本は、すぐ抜けるのだが、ロドリゲスも足をウマく効かして対応し、もうひと息でサイドという時にガードに戻してしまうことも、何回か。この辺、実に見応えあった。焦らない五味、確実にパンチをボコボコ入れてポイント稼いでいたし、3Rには、マウント取ってバック回って、もうひと息というところまで行ったし、判定決着も、結構カタルシスあった1戦。


<65キロ契約5分3R>

○植松直哉(K'z FACTORY)(2R3分22秒アキレス腱固め)ジョー・ギルバート×
                            (アメリカ)

 黒服、黒グラサンの男2人に先導され、ワルキューレで入場の植松。

 開始早々、パンチをもらって鼻血を出す植松、タックル行くと、度々フロントチョークを狙われ、結構、危なっかしい。1R終了直前、ギルバートがガブった姿勢のままで膠着し、ブレイクかかったのだが、なんと、レフェリーの指示に、イヤイヤして笑わせてくれた。

 2R、やっと上になった植松に対し、下から、キッチリ抱っこしてしまうギルバートであったが、モツれて、足狙いに行った植松に対し、ヒールを狙うという暴挙を犯し、ジエンド。

 黒服に肩車され、大喜びの植松、場内、大盛り上がりだったが、どうも、最後の極まり方が気に入らず(ギルバートがアホなだけだろう)、おれは、ノレなかった。

 「アブダビの3位より修斗は強いんです!」という、おいおいルール無視すんなマイクアピールに続いて、9月15日で、朝日戦決定の発表。奇人も、すかさずリングインして、益々大盛り上がり。

 植松「今までは、朝日さんと闘うことが目標でしたが、チャンピオンじゃなくなったんで、踏み台にします!」

 朝日「ははは。僕のやり方で楽しませてもらいますよ」

 挙句、奇人ポーズでカメラアピールする朝日に対し、植松もギャグポーズで応戦し、最後は和やかに幕。

 客もかなり抜け始めた頃に「9月のチケット購入できます!」と場内発表され、慌てて走る、おれ。押しくら饅頭しながら、チケット購入しましたとさ。


 五味、植松と、カタルシスあったし、いい興行だったのではないか。しかし、2人の相手、両方とも結構強くて、冷や冷やした。アホの格通の言うこと鵜呑みにして、リスク高いマッチメークする必要がホントにあるのか、大いに疑問。今回は、金魚連れてきて、21歳コンビ(若いよなあ、凄いよなあ、リングスにも欲しいよなあ)の強さをアピールすれば、それでOKだと思うんだが。




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