1月4日:新日東京ドーム
■団体:新日本
■日時:2000年1月4日
■会場:東京ドーム
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

そして新日本ドーム大会。冷静に考えてドーム大会で文句なく満足したと言えるのは
新日対UWF、新日対全日の2つくらいなもの。後はまぁチョボチョボといったトコロ
だろうか。それでも新年4日はドームと頭にすり込まれているため、ついつい足を
向けてしまう。ただツレを見つけるのが一苦労で今回は12月の20日過ぎにようやく
捕まえた。カード的には10月のドームの方がまだ良かったような気がするが、今回は
作った座席はほぼ埋まり、外野席も左右とも半分は埋まっていた。
大人気のKー1も前回のドームは実券では3万枚前後で、TV番組としては文句ないが
興行としてはかなり厳しい状況のようだ。

さて試合の方だが第一試合はジュニアタッグ選手権で再び混成チームが挑戦者。全く
接点のない2人を組ませての挑戦だが、カシンの味を楽しむ以外はいつも通りのハイ
レベルな展開。試合は高岩の新技(かなり危ない)で決着。この組み合わせでは妥当。
第二試合は越中対小島というカードを組んだ事の意味そのものが不明のカード。
普通に考えれば会場人気の高い小島のためのカードだがあっさり負け。不可思議だ。
第三試合は天山対クリス。今やWCWで信じられない位ステータスを上げたクリスも
日本ではやっぱりジュニア選手。どうせならライガーと組んで小島・天山とでもやって
欲しかった。試合は内容では圧倒しつつもフィニッシュパターンを受け切られた後、
初公開雪崩式フランケンからのダイビングヘッドで天山の勝利。想像の範疇は越えず。
第四試合はジュニア選手権。かつてない罵り合いを経ての決戦も雪崩式バックドロップ
でヒザを強烈に痛めた金本を哀れに思ったのか全くヒザを攻めずに垂直落下ブレーン
バスターでピン。5分前後の決着だったと思う。
第五試合は鈴木健三デビュー戦。新日ファンはシンデレラボーイを認めたがらない体質
で有名だったのも今は昔。もし今武藤が新人だったら諸手を挙げて大歓迎だ。
それにしても今考えてみると何故あれだけの選手を認めまいと依怙地になっていたんだ
ろう。試合は何故か鈴木がマウントに拘っていたのが印象的。アルゼンチンで幕。
第六試合は永田対山崎。試合前の紹介Vでは何故か前座時代のライバルは高田ではなく
クロネコという事になっていた。試合は若くして引退する事の理由を再認識するという
感じ。飾らずに淡々とありのままの自分を出すのが山ちゃんらしい。興味がない、
という人はいても積極的に嫌いと言われる事のない希有な存在だったが、多分今そんな
ポジションにいるのは桜庭ではないでしょか?前田、高田に田村、金原まで来ていた。
第七試合は藤田対キモ。いかにも重そうな十字架を背負い入場するキモだがこれだけで
結構なハンデとなりそうだ。試合は乱戦でお互いのイイトコが見られないまま藤田の
反則負けで決着。急所がどうとかこうとか・・・。
第八試合はフライ対ノートン。ついにWCWを解雇されたノートンが失業した怒りを
ぶつけての勝利!かどうかは知らないが、何故かフライは対戦相手より通路途中の観客
の方を気にしていた。
第九試合はサベージ対リック。案外初対決かも。ゴージャス・ジョージを連れる事も
なく、マサに突っかかりマイクをケロから奪っては叫ぶマッチョ。これが続くとかなり
辛いが1試合のみなので何とかかんとか。久しぶりに天龍との試合のVが見たくなる。
第十試合は小川・村上対橋本・飯塚。試合前に立ち会い人として猪木登場。新年の挨拶
として「ダー!」(何で?)橋本はまたも闘魂伝承ガウンを着て入場。小川はテーマ曲
が変なアレンジのボンバ・イエ!になっていたが、これは戻してほしいもんだ。
最初に村上が飯塚に襲いかかりマウント取ったらあっと言う間にKO。試合が飯塚待ち
になった状況でマイクをケロから取り上げ返す刀で橋本も罵倒。飯塚はまだ寝ている。
ノーコンテストの裁定後猪木が出てきて試合続行。勿論周囲は「また猪木のイイトコ
取りだぁ」と苦笑している。残念ながら小川と飯塚のからみは余り見られず、権利が
ないはずの飯塚が裸締めで勝利。それまでさんざんブザマな姿を村上相手に見せていた
が観客は大絶賛。もう飯塚の上がり目は無いかと試合途中は思ったけどなぁ。
第十一試合は武藤対蝶野。長い長ぁい寝技の攻防の後STFかなんかで蝶野の勝ち。
もうこういう新日伝統的試合はいいや。試合後のドラマなし。
第十二試合は健介対天龍。雪崩式フランケンの攻防の後、ノーザンで健介勝利。この前
もカミさんの技だったような・・・。試合後すぐに席を立ったけど、マイクって外にも
響くのね。
まぁいつもの通りのドーム興行と言えばお分かりでしょか?もっと驚かせてくれぇ!
あと大仁田は試合前のホールで1席ぶってたそうです。

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▽IWGPヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
×天龍 源一郎
(王者) { 14分43秒
体固め } 佐々木 健介○
(挑戦者)
※ノーザン2連発
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▽BLACK SUMMIT(60分1本勝負)
×武藤 敬司 { 25分
クロス式STF } 蝶野 正洋○
※中盤足に集中攻撃を受けた蝶野だったが、ムーンサルトをヒザで受けると、ST
F。さらにレッグロック状態にしたSTFでギブアップを奪った。
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▽ストロングスタイル・ミレニアム(60分1本勝負)
○飯塚 高史
橋本 真也 { 2分24秒
無効試合
再試合
8分59秒
裸絞め } 村上 一成×
小川 直也
※村上の暴走でいったんは無効試合となったが、猪木の「試合続行」の一声で、試合
が再スタート。橋本がリング下で小川をチキンウイングアームロックにする間に、飯
塚が村上を裸絞めに捕らえた。
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▽WCWスペシャルマッチ(45分1本勝負)
×ランディ・サベージ { 11分08秒
片エビ固め } リック・スタイナー○
※お返しの急所打ちからブルドッキングヘッドロック。
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▽GREAT DANGER ZONE(45分1本勝負)
○スコット・ノートン { 8分59秒
片エビ固め } ドン・フライ×
※序盤は場外乱闘を繰り広げる乱戦。最後はノートンがパワーボムから片足を抱え込
んで一瞬のうちにフォール。
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▽格闘黙示録(30分1本勝負)
×藤田 和之 { 4分02秒
反則 } キモ○
※コーナーで放った藤田の左ヒザ蹴りがキモの急所に当たったための反則裁定。
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▽山崎一夫引退試合(30分1本勝負)
×山崎 一夫 { 6分44秒
バックドロップホールド } 永田 裕志○
※バックドロップ2連発。リングサイドでは山崎最後の試合を前田日明、高田延彦ら
が観戦。試合後の引退式ではリング上で花束を贈呈した。
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▽スーパールーキー・デビュー戦(30分1本勝負)
○中西 学 { 6分41秒
アルゼンチン式背骨折り } 鈴木 健三×
※鈴木はラグビー仕込みの胴タックル、馬乗りパンチと健闘したが、G1王者中西か
らはペースを奪えず、反撃の胴タックルから、アルゼンチンバックブリーカーでギブ
アップ。
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▽IWGPジュニアヘビー級選手権(60分1本勝負)
○獣神サンダー・ライガー
(王者) { 3分56秒
体固め } 金本 浩二×
(挑戦者)
※垂直落下式ブレーンバスター。試合後ライガーは、ペガサスと組んでのIWGP
タッグ王座への挑戦を宣言。
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▽BATTLE BORDER-LESS(30分1本勝負)
○天山 広吉 { 10分55秒
片エビ固め } ワイルド・ペガサス×
※終盤天山はムーンサルトプレスを失敗しながらも、雪崩式フランケンからのフライ
ングヘッドバットで仕留め、ヘビー級の意地を見せた。
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▽SPIRIT or POWER(30分1本勝負)
○越中 詩郎 { 10分17秒
エビ固め } 小島 聡×
※裏DDTからのパワーボム
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▽IWGPジュニア・タッグ選手権(60分1本勝負)
○高岩 竜一
大谷 晋二郎
(王者組) { 13分9秒
片エビ固め } 田中 稔
ケンドー・カシン×
(挑戦者組)
※高岩はカシンの三角絞めをリフトアップで切り返してデスバレー。さらに連続パ
ワーボムから高岩ドライバーでフィニッシュ。




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