そんなに悪く無かったよ〜2003.12.1tatu観戦記〜
■団体:t.A.T.u
■日時:2003年12月1日
■会場:東京ドーム
■書き手:山浦

今回tatuについて書くことになりました、山浦と申します。

1.あんた誰?

私、山浦は昭和4X生まれで四捨五入すれば40代になる独身サラリーマンです。年収は…そんなこと誰も
興味ありませんね?ちなみに平均以下だと思います。あまり趣味がなく週末はネットとスカパー(競馬
or格闘技)三昧です。ちなみに900番代のチャンネルにも入っていて夜10時すぎは音量を下げて常時つけ
っぱなしなのは秘密です。3年間彼女がおらずいわゆる素人女性とは21世紀に入ってあらゆる交渉はあり
ません。

そういう世間一般からすれば「イタイ」部類に入る私が書く観戦記ですからどれだけ客観的なものかは
保証できませんが淡々と書いてみます。

2. どうしてtatuに興味持ったの?

今回私がtatuのチケットを購入したのはいわゆる「ヲチ」ではありません。単に彼女達の曲が好きだから
です。「ALL the thing~」などWWEのヴィクトリアに使われておりますが、あの曲って同じフレーズが何度
もメリーゴーランドのように廻って聞いているといい感じになりますよね?ハードロックのように人を
威圧する感じもないし、日本のJ-POPのように「俺(わたし)ってアーティスト」という気取りもあまり
感じられず…。歌謡曲と洋楽の中間点みたいで好きだなーと。いわゆる「なんとなく」です

3.世間(日本)では色々言われているが…

言われていますねー。それは彼女達の普段の振舞に問題があるのは確かですが、自分達を大きく見せよ
うとあれやこれや仕掛け(アングル?)を組むのは芸能界だから仕方ないんじゃないかと。レズビアン
とか性的逸脱とかドタキャンとかそんなの実はまったく気にならないんです、私。どーでもいいかと。
それより彼女達の曲を素直に聞いて評価される環境ができればなーと。それがこの観戦記を書く動機にも
なりましたし。

4.お前の私見なんかどうでもいいんだよ、早く観戦記書けヤ、ゴルア

 台風が来て雨がしとしと降り続く師走初日の東京、私は同僚に「今日はTATUがあるから」と定時退社した
私は「背広姿で絶対浮くよなー」と憂鬱になりながら総武線に揺られるのであった。

水道橋駅の改札を出たとき制服のファンらしき女の子を見たとき「あ、こんな子がTATUファンなんだ」と
認識したときにはチケットを買ってしまった己の行動の軽率さとそれの代償のような恥ずかしさで一杯
になり、ほんの少しの涙が出てくる。別に犯罪をしているのわけでもないのに…

WINSや本屋を通り過ぎ目の前にドームが現れる、そして誘導員の声。「2階席のお客様は席の振替が
ございます。」。ああ噂は本当だったんだね。グッツ売り場はガラガラ、ダフ屋のお兄さんは悲しそ
うに俯いている。

チケット売り場のお姉さんに一人かと尋ねられ一人じゃ悪いのかよと言い返すこともできない私は、
静かにうなずく。6500円の席が7500円の1階の振替られた!自販機でジュースを買ったらもう一本
もらえたようなお徳感。この程度の幸せあってもいいよね?

自分が座った席はバックネット裏中央からやや一類側。巨人戦だったら一生かかっても座れないような
良席である。そこで目立たぬように存在を殺しながら開演を待つ…あと15分で始まるんだ。始まる?
あれ?お客いないよ。どうしよう…

6時45分ころ、ステージ上にあるDJブースのようなところにお兄さん(白人、かっちょいい)が立って
クラブっぽい曲をかけ始める(わたしがクラブにいったこと無いのは秘密)会場が暗くなり、ようやく
気恥ずかしさから開放され、あとはtatuがでるのを待つだけ、待つだけ、待つだけ…あれ?いつになっ
たら出てくるの?鉛筆削りの逆回しの映像とコギャルぽいTATUギャルが右往左往する映像がオーバー
ラップされる画が6面巨大プロジェクタに映し出されるがTATUは出てくる気配も無い。

7時20分まだその状態が続き、客の苛立ちが最高潮に達したと思ったら、DJのお兄さんのかける音楽
が微妙に変わる。あ、ヴィクトリアの入場曲だ、と思ったときにはWWEの5分の1の程度の花火が打ちあがり
tatuの二人が出てきて歌を歌い始める。そして抱擁、接吻。何のインパクトもなし。女性客の歓声が
高まる。

2曲目から盛り下がったとネットに書いてあったが、当たり前。バラードなんだもの。ただレナもジュ
リアも声量が乏しいのが気になる。投手が試合前走り込みするように歌い込みしなかったのかな?

始まって6〜7曲目、レナの上半身裸の映像が大写しになり、花道中央でパンツに手を突っ込みオナニー
(ただしフリなのは言うまでもない)を始める。が性的な興奮より少女のセックスへの戸惑い感情を
みたようで甘酸っぱい気持ちになる。そんなに悪いとは思わない。

10曲目。サダムフセイン、ブレジネフ、ジョージブッシュ、レーニン、スターリン等々各国の「悪党
政治家」の顔がTATUの曲に合わせて落書きされた映像が大写し。政治とtatuって何か関係あったけ?
まあアップテンポな曲になったので結構のれる。

そして唐突にラスト13曲目。NOT gonna … の曲とともにtatuギャルがわんさか溢れ出す。少なくとも
100人はいたと思う。こんなに人件費をかけても大丈夫なの??と思っていたらジュリアが「トウキョウ
サイコー。サヨナラ」とジャイアンツのバットガールが待機する出口へと消える。客からアンコールの
声もほとんど聞かれないまま終了。照明が灯され「本日はご来援頂き…」のアナウンスが始まる。ああ終わって
しまったのね。サヨナラtatu。日本に来てくれてありがとう。1時間も歌いつづけたんだから今日は
もうオヤスミ。

5.でどうだったのさ?

うん、表題にある通りそんなに悪く無かったよ。知っている曲がいっぱい流れたし。個人的には満足。
会場が大き過ぎたんだよ。NKベイホールでやればもっと純粋なファンがきていわゆる「コンサートの作法」
に則って行われたと思うよ。tatuがあと何年やれるのかは知らないけど3年は持ってほしいな。

またやり直せばいいさ、ただそれだけの話。




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