ギャグ映画に全編大爆笑タランティーノ恐るべし!「ビルを殺せ1」(kill bill vol.1)観戦記
■投稿日時:2003年11月26日
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

 何しろ笑いました。

 「最上級のB級映画」とでも言いましょうか、とにかく最高でした。5年(6年かな?)ぶりくらいのタランティーノの新作。レザボアドッグスの衝撃やジャッキー・ブラウン(サントラかっこいいよ)でしびれまくって次回作を待っていたので、故深作さんへ捧げるとの前煽りを耳にしていたのでどんなシリアス作品になるかと思ってましたが・・・

 あらすじはネタバレになるから断片的に。
 主人公「ザ・ブライド」(ブラック・マンバ−ゾじゃなくてマンバ)ことユマ・サーマンによる復讐劇とだけ記しておきます。ロケ地はLA・沖縄・メヒコ・トキオ・北京

 以下おもろかったシーン羅列(順不同)

 一番印象的だったのは、風祭ゆき!!青葉屋での間抜けな役。88人斬りのあと血の海になったダンスフロアーに足を滑らせながらオロオロする様。

 ユマ・サーマンが操るバイク、カワサキZZR250&オニツカ(!)タイガーのシューズ(欲しい)。

 植物人間への死姦(笑)。

 ルーシー・リュー (コットンマウス)の生い立ちアニメも、ロリコンネタ混ぜてあってOK!あそこにアニメ入れることで結果的に全体が締まった。
 
 金をかけるべきところはかけて、意図的に安っぽく(ウルトラマンに出てくるようなエアー沖縄や雪・言語指導してないような日本語台詞)してる所が金かけてる感じを増幅させるのを気づかさせてくれた。

 手足が飛ぶ!飛ぶ!大チャンバラ活劇、その中でひときわ光るジュリー・ドレフィスの腕切断シーン。彼女綺麗過ぎ。殺陣をしっかりやらない所が素晴らし、素晴らし、ワイヤーアクションでマトリックスへのけん制。

 スプラッター好きにはたまらない大流血、血の海。

 栗山千明(夕張GOGO)のスケバン刑事ヨーヨーが鉄球にも。

 我らが千葉真一のハットリ半蔵キャラのくだらなさ、刀にX−X−(あえて伏字)の印ついてたの見て倒れました。

 ルーシー・リューが親分衆集め日本語からジュエリードレフェス絶妙の同時通訳に変わったところ。

 台所ファイトでの子供の演技。

 『毒蛇暗殺団』 微妙に入ってる「蒲田行進曲」

 エンドロールの怨み節by梶芽衣子フルコーラスをはじめ、クインシーのウイークエンダー(鬼警部アイアンサイド)のテーマ(笑)・アイザックヘイズ・キリンラガー・尾藤イサオなどの音。(サントラ買いなさい)

 鹿おどしの音で笑っちゃう。

 ひと映画でこれだけ見所満載は、近年になし。座頭市(北野版)の殺陣の精密さを観てるから余計に印象強くなってるのかもしれない。もっと予算があったらなぁ・・・

 年代的にも若い方々には全く分からずに面白くない映画に映るかもしれないが、私は、はまりました。上映中耐え切れなくなって何回吹き出したか!?映画で笑わせると言うのはこういうことなんだと。言葉にせよ殺陣にせよリアリティあればいいというモンじゃないことを再見。外人にもクールに映ったろうなこの映画。ジジイ必見!絶対に見に行くべし。

vol.2は来年夏前公開だそうで




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