ど真ん中!これが世間だ「踊る大走査線2」観戦記
■投稿日時:2003年8月13日
■書き手:生首 (ex:週刊WWEだけどWCWフォーエヴァー!

この日和見!とのご批判はあえて承知の上だが、たまにはど真ん中を見ないとね。これが世間だ。
さて結果から言うと「1000円払った価値はあった!」です。ん?チケは1800円じゃないの?そう、だから1800円の価値はないけど、1000円分くらいの価値はあり、と思います。これは決してケナしていません。洋画大作だって100円どころか金かえせ的しょーもない映画はたくさんある訳で、さすがに自分から見ようと思ったわけではないが、見る前の強烈な拒否反応は見ていてどんどんなくなっていきました。

要するにダメ上司と有能現場警官が葛藤の末事件を解決するという、刑事モノの定番ストーリーです。これは全然間違ったことではなく、奇をてらって意味不明のストーリーを作るより、正しいエンタメの王道と支持したい。ただ、残念なのはキャスト。ストーリーは触れるのはネタバレなのでこれ以上しない。代わりに出演者の感想を。

大悪役の真矢みきがエリート本部長?なのだが、バカすぎちゃって、いくら何でもそんなやついない、って客から突っ込まれ放題くらいバカ。これは脚本家の意図によるものではなく、典型的嫌味エリートの書き方を間違ったのだと思う。もう少し現実味・深みがあれば、ストーリーがかなり締まると思うのだが。
柳場敏郎もこのところエリート役が多いが、どーしてもエリートに見えない、原宿で踊ってる人に見える。考えてみれば昔はこうした役は戸浦六宏とか高橋長英とか清水章吾とか(あれ?全員「白い巨塔」出演者だ?)がやっていたものだが、考えてみれば戸浦(京大)、高橋(上智)だから、本当のインテリジェンスが演技にもにじみ出ているのかもしれない。
テレビドラマでアイドルが検事や弁護士をやるのにいちいち目くじら立てないが、映画でエリートを演じる人は、きちんとインテリジェンスが良くも悪くも伝えられる人がいいね。筧俊夫も同じ。
一方、引いた演技で予想外に良いのはユースケ。しまいでいつもの「押し」を出してしまったのが何とももったいないが、「引き」をずっと続ければ、この人の演技者としての幅はとても期待できる。
さて、主役の織田裕二だがカッコ良すぎ!私が女なら、いや男性好きならもう、メロメロになるほど美しい顔と姿なの。他意はないが男性をもトリコにする織田さん、ホントに素晴らしいの(演技?フツーだわよぉ←なぜにオネエ言葉?)
深津絵里、ホントかわいい。不倫したいNo.1はよっくわかる。これでもか、とカワイイ女を前面大放出。しぐさ、かしこさ(そうに見え度)、身長、プロポーション、総てがオトコ(特に年上)を狂わせるためだけに作られたターミネーターが深津である。ちなみに肉体もターミネーターのように強靭で、9mmパラベラム弾が貫通しても平気平気。ただし私としては、何もしない水野美紀の方が100倍愛人にしたいほど魅力あるのだが。
長さん。さすがICUに居させたら日本一。霊安室も・・・長さんの演技上手はNHK大河ドラマ見てたから知ってます。

ストーリーの細かい突っ込みはあえてしない。というかする気にならない。これは吉本やらフジ等の他のゴミ映画(「明日があるさ」「模倣犯」「みんなの家」)と違う点で、それだけストーリーがちゃんとしているということだろう。これほど私が褒めるのは正月に見た「シベリア超特急2」以来。カネは1万倍こっちがかかっているが。
ということで、プヲタばかりの後楽園ではなく、たまにはオシャレなカップルでいっぱいのワーナーマイカルシネマや東急、お台場などで、「世間」を知ることをオススメする次第であります。




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