「タカーシ日記」第六回 <いまはおやすみ>
■投稿日時:2002年10月8日
■書き手:タカハシ(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

<9月30日(月)>

朝サンケイスポーツで石井館長と全日本によるコラボ興行?「WRESTLE-1」についての記事を読む。コジ興行の時に「メリットがあれば外部プロデューサーも受け入れるという事か?」などと書いたが、それが現実のものになった事になる・・・と言っても本当はその場の思いつきで書いただけなのだが、一応書くだけ書いておくと「ほ〜らな!」とか言えるのだ。

夜はK−DOJO後楽園大会を観戦。TAKAの10周年記念興行の割にはゲストらしいゲストは浜田文子と宣伝に来た石川雄規くらい。それでも北側を全て潰したとはいえ文句なく満員にしたのだから大変なものだ。
当日券で立ち見席(二千円)を買ったのだが、てっきり南側後ろ半分には座れると思っていたのでしばらくは立って見る事となり「1000円くらいケチるな」というありがたい教訓を得る事となった。
さて試合についてだが、正直言って今まで見たK−DOJOの興行としては一番面白くなかった。前半の試合はいつも通りのテンションで満足度も高かったが、後半部がガックンで全試合終了後の5分ほどの(著作権を無視した)TAKAのメモリアル映像(HHHへの挑戦は改めて見ても感動的だ!)がなかったら、かなりヘコんで会場を後にしたように思う。メインの十人タッグを筆頭に試合そのものにまとまりがないのと、自分自身が選手についてイマイチ把握できていないのが原因かなぁ。
さてメインに登場したXは日高ではなく真壁であったが、体格差が違い過ぎて10人タッグなのに1対9でも試合になりそうな気がした。新日本との提携?を「寄らば大樹の陰」とは思わなかったが、闘龍門に出したドームへのオファーをどうやら断られたらしい新日本が、協力してくれる団体の確保に躍起になってるように思えてくる。
闘龍門は恐らく先の「W−1」に出場するだろうし、反新日本同盟として01も合流したとしたらこれまた面白い展開になるだろう。そしてやっぱりNOAHはその中でエエトコ取りをしようとするんだろうな。

<10月1日(火)>

朝少し早く目が覚めたのでビデオに録画しておいた「W−1」を見る。「全日本プロレス中継」にはならないと聞いてはいたが、全編石井館長にコビまくる武藤の姿ばかりで、これを見て石井館長の参入を喜ぶファンがいるのだろうか?と疑問に思う。そもそもプロレスファンがどう反応するのかもわからないスタッフばかりで作っているという事なのか?前途多難だなぁ。
まずは石井館長にプロレス界を侵略するつもりはなく、参入して来た事がファンにとって素晴らしい事である事を認識させるようにしないと。「世界のマスター・イシイ」がリング上で大ブーイングを浴びる姿は見たくない・・・事もないが、SWS以来のシュミでお金を払ってくれる人をないがしろにするのは、ファンとして申し訳ない。
一応「全日本対石井軍団とすると、ボクがプロレスの敵になっちゃうから・・・」と自覚はしているようなので、せっかく参入してくれたのだし、まずは石井館長をバリバリのベビーフェイスとして扱われるようコントロールしていかないと。


<10月2日(水)>

仕事を早めに切り上げロフトプラスワンのイベント「ターザン山本&吉田豪の格闘2人祭」へ。ノリリン閣下を囲む会(囲んで何するかは知らんが)は同じく新宿であったもののコレはパス。基本的に約束は仕事を例外として、先約を優先する事としている。自分の中でその人たちを天秤にかけるのは、失礼な気がするからだ。
取りあえず囲む会の集合時間がイベント開始前なのでアイサツだけするが、結局閣下とはイベント終了後偶然会い、喫茶店で少し話をする事になった。
イベントの内容については、基本的にネットでネタをアップしない事をお約束としているのでここでは書けないが、何週間か前の日記で書いた事がどうもビンゴだったらしく(この事についてはヒミツと念押しされたほどだった)、思いつきでも書いておけばそんな事もあるんだな、と改めて思いましたよ。
イベント自体は11時過ぎに終わったものの、閣下との茶飲み話で結局終電での帰宅となった。翌日も同じくロフトに行くのに・・・。


<10月3日(木)>

仕事を早めに切り上げロフトプラスワンのイベント「オレ達、モー娘。の味方ッス!」へ。モーヲタどもがわさわさと来ていたが、自分よりダメな人たちが多い空間は安心感があるね。
今回はBUBUKA誌ではおなじみの面々をホスト役(妙に喋れる人ばかりだった)に、有名ヲタ数人をゲストとして進行していく構成。これまたネットでのネタ出し禁止らしいので、OKネタのみちょっと書いておこう。何を言ってるのかサッパリわからん人も多いとは思うが、気にしないように。
さて9月23日は後藤卒業とともに、プッチモニやタンポポ、ミニモニ。の現体制最後のライブでもあったのだが、会社側はユニットについては編成し直しても継続する以上、セレモニーはおろかお別れのMCすら必要ない!というスタンスでいたのだ。
ただファンの思い入れはそんな事で納得するはずもないので、タンポポのラストでは2ちゃん辺りからの「最後のライブでは黄色いサイリウムで会場を埋め尽くそう!」というヲタからのアイディアにかなりの人が乗り、当日の横浜アリーナでは客席の8割くらいが黄色いサイリウムで埋め尽くされたという事があったんですよ。実際新宿・渋谷・池袋では黄色だけが売り切れだったらしい。
それを見て今回限りでタンポポから抜ける飯田も「タンポポがいっぱいだよ!」と感激するという、ヲタの訴えから始まった感動的な事件であり、ロフトでも飯田の「タンポポがいっぱい」発言のブート録音(コレはマズいか?)に涙ぐみそうになる人もいたくらいだった。
ところが今までのアイドル業界をつぶさに見てきた人に言わせると、このような感動的なシーンですら主催者側による企画ではない、ファンと娘。とのダイレクトなハプニングはビデオからカットされる可能性の方がはるかに高いらしい。
コントロールするのはあくまで主催者側であるべきという意識がガチガチにあり、先ほど触れたようにタンポポはこれでおしまいではなく、継続していくものだからセレモニーも必要ないとしているのが主張であるから・・・らしい。だからこそファン側からこの感動的なシーンを映像で残す事を、激しくアピールしていくべきである!との事であった。
最後にもうひとつ。後藤卒業の記者会見の際、石川とヨッスが笑っていてヲタから猛反発食らったが、実はあれはコネを最大限利用して記者会見に潜りこみ最前列に陣取った杉作J太郎が、悲しみのあまり会見中号泣してしまい、それを見つけてしまって指差して笑ってた瞬間が写真に使われてしまった・・・という事らしい。ヲタの娘。への歴史介入として語り継いでいこう!との事でした。
12時過ぎても終わる気配なくイベントは続いたが、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にした。娘。自体の興味はかなり失せたが、このイベント自体にはまた来たいと思いましたよ。

<10月4日(金)>

先週の金曜は仕事、今週水曜はロフトで行けなかったので久々となる柔術。今回のネタは相手が両ヒザを付いた状態でのオープンガードからのスイープ。植野師匠自身も久し振りにやるらしく、動きを確かめるように何度か見本を見せてくれた。
この後はいつもの通り2人組になって練習をするが、植野師匠の鮮やかさを実験台として体感しているせいか「そんな感じ」と相手に言われても、同じ技をやっている気がまるでしない。最後に1回だけなるほど、と思える動きが出来たが相手の協力があっての事なので、実戦で使うのはかなり先の話になりそうだ。
続けて勝ち抜きパスガードを経てスパーに。前回の成功に気を良くして、今回も相手のスソをポジションキープに利用してのパスガードやその方法を積極的に試してみる。
最初の相手は高校3年で体力、体格とも自分とは比較にならないが、これを習った時には来ていなかったのでかなり有効に使えた。・・・とは言えパスガードに成功し、マウントからの肩固めを取っても極めるには到らず、ズルズルと極まらない肩固めで時間を無駄にしてしまった。5分しかないのだから極まらなかったら固執しないで、次の動きに移行した方が練習になるなぁ。結局スパーは4本やったが、後の3本は力量差が歴然で相変わらずダメダメであった。

<10月5日(土)>

久々の練習で疲労が異常に残っていた事と、2,3日と仕事を早めに切り上げたツケで仕事がたまってしまっていたため、10時からの修斗・柔術の練習にはとても行ける状況ではなく、自宅で見積書を作成。
8割がた終わらせたものの、それ以上は集中力が持続せず残りは持ち越し。夕方で切り上げ新宿のイサミに2着目の柔術着を買いに行く。ついでに新宿をフラフラしたかったが、7時からK−1のTV放送があるのでさっさと帰宅する事にした。
オープニングの試合はハントとベルナルドだったが、自分自身のこれ以上の価値下落を恐れたベルナルドが消極的な試合をしてしまい、ハデな打撃戦を期待して第1試合に組み込んだ石井館長をガッカリさせていた。PRIDEに比べれば、まだK−1の方が「敗者の美学」が成立しているので、肉体的ダメージはともかく負けっぷりの良さは次に繋がると思うのだが・・・。
第2試合のセフォーとホルムは判定決着となるも、こちらはお互いに積極的に動いていたので第1試合よりずっと面白いと思ったが、それでもTV的にはビッグネーム同士の第1試合はフルラウンド放送し、この試合は2R目をカットして放送していた。
この日は結局判定決着が続き、これといった見所がないままセミのバンナ対GGまで行くが、サスガにこのルールではGGに勝ち目などあるはずもなく、わずか数十秒でのバンナのKO勝利で藤原紀香も大熱狂していた。ついでにK−1派のノリカ、PRIDE派のハセキョーとかした方が番組的に面白くなかったか?ま、いいか。
そしてメインのホースト対サップ。サップには身体的アドヴァンテージがムチャクチャあるにも関わらず、ノゲイラやホーストら技術的には最高峰の選手と戦うとなると、逆に技術的アドヴァンテージからサップに肩入れして見てしまうのが自分でも不思議だ。
K−1でもVTでも肉体的(敢えて薬も含めるが)アドヴァンテージの方が有利であるという事実を認めたくない気持ちが、逆に技術的に優れているノゲイラやホーストの方を「有利に決まっている」としてサップに肩入れしているのかな。
今回の対戦ではズバリ石井館長はホーストの勝利を期待していたと思う(その割にはレフェリーは島田だが)。K−1に新しいスターが登場するのは歓迎だろうが、サップという商品を多方面で扱うには、そろそろK−1でも負けてもらわないと、外に出すのにも勝ち負けに神経を尖らせざるを得ないし、特にプロレスではジョブさせられなくなるだろうからだ。
多分石井館長はサップが武藤クラスに最終的にジョブするのは仕方ない事と認識していたと思うが、商品価値が上がり過ぎると、石井館長の裁量だけではいかない部分もあるだろう。もちろんサップがいきなりK−1GPで優勝しても面白い事は面白いが。

<10月6日(日)>

お客さんである工務店さんが後援する区会議員の企画するバスツアーに参加。これ幸いとこの連載やイベントレポ等を休憩時間を利用して書きまくる。おかげで何とか間に合いそうだ。
バスの中では眠り、休憩時間には書き物をしたおかげで、水戸のあたりに行った事しか覚えていないが、同じ下請けの電気屋さんに、一貫1000円の大トロ含む寿司(回転寿司)をご馳走になる。最初はもちろん自分で払うつもりだったので、チマチマと皿の値段を確認しながら食べていたが、そんな事しながら食べてもおいしいはずはないのだった。サスガに一貫1000円ともなると「まさにトロ!」という感じであったが、これなら平禄寿司で1000円分食べた方がいいな、と思いましたね。
さてバスの中でいくつかスポーツ新聞を読む。まずは買ったままで読んでなかった昨日の東京スポーツ。藤田がドームでの永田戦で勝った方がミルコとの対戦権を得る、という永田には迷惑以外の何物でもない提案をブチあげていた。ジョブ拒否の斬新な手段なのか?
他の新聞はサンケイ、日刊ともサップが1面。これだけ商品価値が上がってしまうと、プロレスの星勘定はますます難しくなるなぁ。
そもそもサップはどこが主戦場になるの?という話で、石井館長預かりなのにK−1では外敵扱いだし、PRIDEにとっても石井軍団の一員というイメージが強過ぎる。ここはいっその事全日本プロレス所属という事にしてしまえば、K−1にとってもPRIDEにとっても外敵のイメージが保てるし、石井館長もプロレスファンの味方というイメージを植え付ける事ができる・・・気がしないでもない。ちょっと弱気だな。
夜は疲労のため帰宅後すぐ熟睡。WWFのビデオはまだベノアが復帰していない・・・。

*諸事情のためしばらくこの連載は無期限休載とさせていただきます。ご容赦下さい。





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