「ハイスパート800」(お盆休み特別編)浜崎あゆみ Gクリントン夢の競演?
(フジロックフェス&東京スタディアム観戦記)前編
■投稿日時:2002年8月20日
■書き手:品川(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます)

(前編 フジロック編)

 観戦記ネットは、プロレス格闘技だけじゃない。

 お盆休み企画ゆえ違った趣向で、ユーレイさんがモーニング娘。ハロープロジェクト観戦記を書いたので、私も初めて書かせてもらう。

 1)Gクリントン・P-Funk All Stars観戦記 at7.26フジロックフェスティバル2002 新潟県・苗場スキー場


 1997年にスタートし、日本の野外ロック・フェスティバルの先駆けとなったFUJI ROCK FESTIVALが、今年も開催された。当初は本当に富士の裾野天神山でやっていた(嵐だった)。翌年には東京ベイサイドスクエア。そして99年からは苗場の大自然に場所を移し今年で4年目。数ある野外フェスの中でも最大規模を誇るこれには、毎年 国内外の有名アーティストが出演し、日本国内のみならず世界からも注目を集めている。  自分自身野外のコンサートには触手を動かされないほうではあり、(特に真夏の炎天下の下でやるのは我慢比べなので)せいぜいがスタジアム(野球場)どまりだった。しかし・・・・・今年のフジロックのラインナップを見ると・・・・


 なな何と!来るではありませんか!Gクリントン!という訳で行ってきました。


 冬ならスキーで行ったことのある、苗場だったが真夏の時期ははじめてだったので、どうなることかと思っていたが、行きの関越は快適で高速降りてからも渋滞もなく現地に到着。この時期に行われる道路工事もフジロック開催期間ははずしてあるとの事。親切親切。

 スキー場の下の平地を利用しステージを作り最も大きいGreen Stageとその次に大きいWhite Stage。それ以外にもRED MARQUEEField of Heavenと呼ばれるステージ。そして夜間行われる屋根付きのMidnight-M Stage Music”Rookie A GO GO”の5箇所のスペースからなる様は壮観。端から端まで歩くのに30分はかかってしまうほどの大きさといえば想像がつくだろうか?

 キャンプサイト(テントスペース)は苗場プリンスの芝生を利用し、そこでキャンプ張りながら全開催日3日間を過ごす客も大勢いるとの事。地元の協力により露天での飲み食いも出来るスペースも十分にあり、合間でも退屈することはない。夏の時期苗場周辺は「唯一の夏の収入源」として重宝しているらしく、付近の民宿・ホテルは富士ロックの客で軒並み満員になっていた。

 入場ゲートを入ってしばらくすると見えるメインの会場でもあるGreen Stageは、とにかくデカイ。ドームの3〜5倍はあるか?更に後方では簡易のテントを張って酒飲みながら、飯食いながら、寝そべりながら・・・・・思い思いに見ている客多数。直射日光を受けながらも、標高が高いので気温も低く快適なのでゆったり見る事が出来て非常に良い。そこからひと山越える位歩くとその次に大きいWhite Stageとなる。それもそのはず、あまりステージ同士が近いと、野外ゆえ音が混じってしまうためこれだけ距離があるのもうなずける。地面は砂利と土の道でサンダル履きの自分にはかなりこたえる。(ジジイ実感) 一番奥にあるField of Heavenの近くで腹ごしらえ。準備万端。いざ鎌倉。

 この日のクリントンはWhite Stageのトリ、メインステージのGreen StageはPRODIGYがやるとの事。前のバンド、スカタライツが押して、スタートは午後10時過ぎの模様。日本でのコンサートは2000年2月横浜ベイホール以来の来日でその間とりたてて新譜を出したとか、目立った活動はなかった。常連ならば(笑)旧知の事実なんだが通常彼らのコンサートは3時間半から4時間を越えるのが普通。スタートがこの時間なので終わるのは早くても(!)深夜1:00過ぎになるんだが。野外でオープンエアーでこんなに遅くてダイジョブなんだろうか?と一抹の不安、まさかフジロックの招聘元は、クリントンコンサートの長さを熟知してないんじゃないかと思ったが・・・・・
 オープニングはBop Gun (Endangered Species)という曲でスタート。今回のバンドは、何と18人編成(!)ギター&ベースで5人ホーンセクション3人キーボード3人コーラス4人ドラムにダンサーそしてクリントンという布陣。今回は白人女性ボーカル2名にリードをとらせた曲も織り交ぜ、おなじみの曲も入れ進んでいく。

 しかぁ〜〜し、今回はバンドの重要な役割を果たすGarry 'Starchild' Shider(ゲイリー・シャイダー)がいない。いつもはホテルのバスタオルをオムツ代わりにして(笑)(昔はこんな感じ)でプレイしてるのに・・・・なぜいない??体調悪いのか??

 クリントンのコンサートは、コール&レスポンスが基本なんだが、今日のお客は初めてクリントン見るお客が大半占めていたようで、反応は極めて悪かったが(自分は一番前にいたのであまりわからず)そんなことはあまり気にならず、ややメロディアスなヴォーカルチューンの曲主体に進行していった。これならコアなファンだけでなくとも乗れる選曲だった。ギターソロもそつなく、おまけでEric McFadden のマンドリンのソロまで飛び出した。これがまたかっこいい。

 そうは言いつつ、サウンドの基本は「P-FUNKのグルーヴ」であり言葉では表現しにくいがとにかくうねる様なビートが身体全体を駆け巡る感じは他のアーティストでは絶対味わえない。

 2時間半経過し。終盤になりこれから盛り上がろうぜ!!というときに(時間は深夜0:30 を回ってた)ついに主催者に電源落とされちゃいました。あ〜〜あやっぱし予期していた最悪の状況が・・・・なおもアカペラとドラムのみで必死に演奏を続けるP-FUNK ALL STARSローディー呆れて笑ってた。よーやくあきらめようとするも、客は”We want FUNK!!"の大合唱を20分はやってささやかなる抵抗。ブライアン(バートンルイスだったっけ?)のMCでようやくお開きとなった。来年呼ぶなら是非4時間以上時間確保お願いしますフジロック主催者様。

 と言うわけで、深夜の苗場村の森にもP-FUNKがこだましました。めでたし めでたし。

 とにもかくにもプロレス格闘技とP-FUNKは生に限ります。来日の際は是非ご覧を。(次いつ来るかはわからないので とにかく一度体験してみて欲しい。CD買うのもよしLP買うのもよし。HMVやタワーレコードで売ってます)

 R&B系統の曲はロック好きの私にとってはちょっと・・・・と言う方にも、ギターバンドとしての凄みの一端を垣間見て欲しい。

 クリントンの姿が見られる BS WOWOWフジロックON AIRは8/21 22:30〜ここ

 23日はレッチリとクリントンとの競演の模様も見られます。

 WOWOWフジロックのサイトはこちら

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 (参考)ジョージ・クリントンって誰? P-FUNK(ピーファンク)って何?

 ジョージ・クリントンは、1956年にThe Parliaments(パーラメンツ)という5人編成のdoo-wop (ドゥーワップ)グループを作り、その後Funkadelic(ファンカデリック)と名づけられた(Funk + psychedelic)バンドとして活動し、つまり彼は2つのバンドを掛け持ちで活動した。

 P-FUNKという言葉の起源は諸説あり

 1)Parliament + Funkadelic = P-FUNK
 2)彼らの演奏が「Pure Funk(純粋なファンク)」であったためその略
 3)初期のアルバム「Mothership Connection」にあった曲

 今年のフジロックに行った方でレッドホットチリペッパーズのコンサート見た方なら判るかも知れないが、

          FREAKY STYLEY  //  GIVE IT AWAY

   の曲で急に出てきてラップやってたかっこいい(笑)オヤジのことです。

 レッチリ(以下略)はGクリントンが初期アルバムではプロデュースをつとめ、P-FUNKの影響大で、クリントンの前座を務めていたこともある。

(P-FUNKとは? by 参考WEB)

 1.FAQ(もちろん英語) ここ

 2.全ディスコグラフィー(全作品) ここ

(参考書籍)

 1.レコードコレクターズ / Aug.1989 「特集Pファンク」(バックナンバー)

 2.「ファンク−人物、歴史そしてワンネス 」/ 1998刊
  FUNK: THE MUSIC, THE PEOPLE, AND THE RHYTHM OF ONE   リッキー・ヴィンセント著・宇井千史訳

 などを参考にされたし。

 P-FUNKとの出会いは、1980年にTrombipulationというアルバムを輸入レコード屋で買い衝撃を受け、以後関連LP・CDを買い漁り関東近辺のコンサートには皆勤

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