LEGEND VS マット・ガファリ
■投稿日時:2002年8月20日
■書き手:ホテルあ〜は (ex:マスカラ・コントラ・マスカラ

2002年8月8日、東京ドーム、日本テレビでLEGEND(格闘技世界一決定戦)が放送されましたね。
あはは!おもろかったわ。ええ、当然ここでいう「オモチロイ」っていうのはガファリの事であって格闘技イベントとしてではなく「ある意味」ってことだけどね。
いやしかし最高だね!ガファリ!もう彼の人柄があの数分間で全部出たね。
日本テレビが必死に格闘技色をだそうって感じで視聴者向けに「格闘技とは殺伐とした世界」というかわかり易くシュールな演出をしているのに見事にガファリ君が全部ぶっ壊してくれました。
まず第一に、あの過去の栄光すらまったく感じさせない「どーみても動けねーだろ」と思わせる体系。
僕はあのお腹のブヨブヨを見て、レスリングを引退した後には今後戦う気持ちなんてまったくなかったんやろうなと思いました。
おそらく好きな時に飲んで食っちゃ寝てしてたんでしょう。赤ちゃんみたいでカワイー。これが僕の第一印象。
次に試合前の控え室の光景。
アナウンサーがガファリの控え室の外からリポートしているシーン。「えー、ガファリ選手の控え室は、先ほどから扉のガラス窓にTシャツでシャッターがかけられ、中の様子が伺えません。恐らく最後の調整をしている模様。」(確かこんな感じかな)
しかし!そんな「ガファリは本気モードだよ」っていう演出も関係ありません。
彼ったらTシャツをチラッと開けて「キャホー!」とでも言いたそうにカメラに愛想をふりまいてしまいました。テレビを観てる人間のほとんどが「、、、え?」ってなったはず。当然アナウンサーは流しました。
えらい裏切り行為です。「まさか、、、」ってな感じでビックリしました。これ、、、マット・ガファリの1勝やね(対LEGEND)。
ここから彼の本領発揮です。
さらに次は入場シーンです。ダーズベーダーのテーマで悪の大将みたいな演出をする日本テレビ。しかし!ここでも彼ったらやってくれました。
入場ゲートに姿を現したと思ったら、なぜか両手に2つタオルを持ってそれを無邪気にグルングルンと振り回しているではありませんか!僕は思わずまた「カワイー!」って叫んじゃいましたよ。
これが今から戦いに向かう男の顔か?と思わせるぐらい何も考えていない屈託のない表情です。これに対しアナウンサーは「タオルをグルグルと回し、相手を挑発しているかのようであります。」みたいな事をおっしゃった。
どーみてもそんな感情は彼の表情からは伺えませんよ!しかも「相手」いうても小川はまだ入場してないしね。単純にグルグル回したいから回しているだけ!否!あれは子供と同じ、単なる「無邪気」やね。
さらに彼ったら入場なのにいつまでも歩を進めないんです。ずーっとタオルを回しながら入場テーマを聞いていました。「何しとんねん?早く歩けよ!」と誰もが思っていたでしょう。
ここでもそんな彼を見てアナウンサーは「相手を待たせて宮本武蔵のつもりでしょうか?!」みたいな苦し紛れの煽りをしていました。いや、だから相手はまだリングにおらへんって。無理からやなー。
だって彼ったら「もう歩いてイイの?」みたいな感じで「アデ〜?」って後ろ振り返ってたからね。はい、マット・ガファリの2勝目。
ほんで試合。案の定って感じかな。突進力はあるけどパンチは当たらない。
ただ小川を引っくり返したシーンはうれしかった。正直僕うれしかった。意地見せてくれてありがとう!本人は意地とか何も考えてないやろうけどね。
でもパンチはダメやんか!ほら!カウンター喰らっちゃったよー、うわ!今「パキッ!」っていったよ。絶対今の痛いわと思ったら。
なんと彼ったら「イヤやー!、イタイイタイの、イヤやー!」ってな感じで背中向けてうずくまっちゃいました。
「ありゃりゃ可哀想やな。」ここで「終ったな。」と誰もが思ったよね?「あーあ、、、でもこんなんで終ってイイの?!。」って思ったよね?
でも!キチンと「このまま不甲斐ない状態で終っていいものだろうか」というみんなの気持ちを察して咄嗟に判断した二人がいます。
それは小川と潮崎です。「これってLEGEND、、、だよね?こんなんで終っていいの?、、、いやダメでしょ?!、、、。」みたいに。
明らかにやる気のない彼に小川は戸惑いながら「何か、何かフィニッシュっぽいので決めないと・・・」
潮崎は「早く!早く!何かそれっぽいので決めてくれ!僕、このレフェリング、すごく恥ずかチーー!」みたいな感じで顔を赤らめて見守っていました。
結果ものすごく間の悪いパンチが彼にヒットしてゴング!でも多分皆さん「やめたりーな。」と思ったはず。もう、全て無理やりやね。ええ、ガファリの3連勝です。
試合後小川がマイクで「伝説はこれから始まります!」みたいなことを言って、さあ!次はヒクソンか?!と皆が次の展開を想像してるのに。。。
またしても彼ったら「ユーアー、グレイトチャンピオン」とか言って割り込んでくる始末。もはやその場にいた人間がすでに忘れかけてた彼の存在を思い出させる始末。
いやー、マット・ガファリ!あんたイイ!イイよ!もうね、誰が言おうとアナタは総合とか向いてませんよ。それはハッキリわかりました。もうやっちゃダメ!メ!だ。だって人柄が良すぎるもん!故郷で牧場とか経営してたほうがいいよ。バースみたいに。
でも彼は悪くない。そんな彼をなんとしてもこの「LEGEND」のメインを張るに相応しい人物であると演出しようとした日本テレビとこの試合をマッチメイクした人間の責任だ。彼に謝りなさい。あ、でもお金貰ってるからチャラやな。
いやどう考えても、ガファリの儲けやね。しかもガファリのその人柄にその日観てる人間全員がしてやられたんだからガファリの一人勝ちだよ!おめでとう!嗚呼マット・ガファリ!
でもまあイベント的にも僕はオモチロかったと思う。適当にタレントがいっぱい出て知名度は上がったんやろうし(どーでもいいが、、、)万事OK。最後に船木も「次につながるイベントでしたね。」と本心かどうか知らんけど締めくくってるしね。
次が楽しみだ。でも「LEGEND2」にもやっぱりガファリ級の人間は一人は欲しいね。





本稿の著作権はすべてKANSENKI.NET及び「書き手」に帰属します。

戻る
TOPへ