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闘龍門ビデオ「天下三分の計」感想文
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■投稿日時:2002年3月27日 ■書き手:リー監督(名前をクリックするとプロフィールの欄に飛びます) |
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過去のプロレスのビデオを探すとき「あれ、その、あの試合が・・・なんだっけ。ええと、どういう試合だったかなあ」などと痴呆老人のように呟いている自分がいる。繰り返し観るための決め手は素晴らしい試合が収録されていること、これに尽きる。さもなければビデオテープは永遠に闇に葬り去られるだろう。 今回の闘龍門のビデオにはとびっきりの素晴らしい試合が収録されている。噂の6人マッチ3wayだ。会場で観た時の衝撃が、お茶の間に蘇る。ぐわわわわ。なんと完全収録です。ついでに大田区金網エスケープマッチ5wayも完全収録。こりゃ観るしかありませんぜ、旦那。私は2本買って今でも繰り返し観ている。よく飽きないものである。 試合内容は闘龍門だから、今さら私がこのようなところに書いても仕方がない。試合が面白いのは誰もが知っているし誰もが語っている。というわけで別の側面から。 このビデオから制作会社が代わり、様々な工夫がなされている。目まぐるしい選手たちの動きをカメラが何台かで必死に追っているのが判る。そして、闘龍門の「売り」である楽しいマイクパフォーマンスも、文字を目で読めるようにしてある。カットの仕方や編集も格段と良くなった。誰が観ても面白さが理解できるような工夫がなされている。 もちろん、これは誉めすぎだ。しかし、噂によると制作スタッフ陣はもっと判りやすくて面白いモノを目指しているという。なるほど、確かに数あるプロレス・格闘技のビデオで、他ジャンルの水準に到達しているモノは少ない。 今後もハイレベルの試合をハイレベルの映像で観てみたいという、私の欲望を満たしてくれるビデオを作っていただきたいものです。とにかく、次の作品も期待させてくれる、楽しいビデオでした。 |
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