”何を今さら”のお粗末な暴露
■投稿日時:2001年12月17日
■書き手:香貴

高橋氏の暴露本は、正直「何を今さら」感しかない。
10年前にこれを出していたら驚嘆もあっただろうが、これを読んで
「そうだったのか!」なんていう輩はハナからプロレスに冷笑を投げかけていた連中と変わらないレベルだろう

勝ち役と負け役はこうして決める?
真剣勝負でないんだから、誰かが決めるのは当然だ

マッチメイカーには誰も逆らえない?
逆らう逆らわないという意識がおかしい

異種格闘技戦でも勝敗は決まっていた?
当たり前だろ

空手着の着方も知らない覆面の“空手家”?
そんなのに怒るのは、バカかハナからプロレスなど見ない人間だ
ウルトラマンは実は背中にチャックが・・・と同じレベル

猪木vsアリ戦こそ正真正銘のセメント?
セメントという言葉がでてくること自体、この人の感覚はプロレスなのだろう
格闘技コンプレックスというやつで、自身が格闘技オンチだからだ

猪木さんが最後まで拒否した真剣勝負?
そりゃそうだ。怖いとか弱いとかではなく、プロレスラーだからだ

シュートの心得は不可欠?
プロレスにそんなもの必要ない
これでもまだ、プロレス=格闘技でありたいわけだね

レスラーは自分が“最強”ではないことを知っている?
これも当然・・・選手控え室でも俺は強いなんていう顔をしたプロレスラーなどいない
いたらプロレスなどやっていない

ゴッチはプロレスの神様ではない?
プロレスで売れなかったのだから、当たり前だ
プロレスでは売れた者こそ神様、いやお客様こそ神様だ

バーリ・トゥーダーから逃げた“神様”と“闘魂”?
逃げたのではなく、VTをやる概念がない
現にPRIDEがでてきたら中堅レスラーでさえ挑戦するではないか

ロートルを引退させられない業界の事情?
エンターテインメントでは他でも一緒

“セール”を嫌ったレスラーをタイガーマスクが制裁?
嫌ったのではなく、ヘタなのだ
制裁ではなく、ヘタな奴には痛くするしかないのだ

アメプロこそ真の実力主義?
真もくそもない・・・エンターテインメントの成功例にすぎない

今の新日本プロレスはお役所と同じ?
ようは高橋氏のグチですね

藤田がPRIDEと新日本の二股をかける理由?
プロレスでは階段のぼらなきゃいけないけど、いまはPRIDEという舞台があるからだ
でも最初からPRIDEのような格闘技にいっているわけでもない
単に金になる場に言っているだけ

プロレスは世界最強の芝居なのだ?
芝居じゃなく、エンターテインメント
芝居なら痛い技も全て見せ掛けでいいのだから
ちゃんばらで本当に切らなくても誰も怒らないが、
いくら真剣勝負じゃないといっても、プロレスで殴るマネだけしたら観客は怒るだろう

早くプロレスの真実を公開したほうがいい?
何のために?
ハナからプロレスっていうものを理解できていない者がこういう事を言うのだ
今から無理に格闘技にでもするっていうのかね
単に強い者を見たい人はPRIDEを見ればいい
ていうか、高橋氏こそプロレスから脱すればいい
自分がプロレス界に何年もいながら、その内情を暴露することでしか金を稼げない
どんな世界にも内情はあり、暴露する者というのは、そこにおいて必要ではなくなった者である
例えば、夫婦間の内情を暴露すれば他人は喜んで覗くかもしれないが、暴露した者が称えられ尊敬されることなどない

その内容に生産性はなく、矛盾に満ち、古い使いまわしのネタばかりで、
知りたくなるのは、そこまでしなければならなくなった高橋氏の個人の内情のほうである

目次
●第一章 高橋という人間の演出
●第二章 暴露のし方
●第三章 高橋氏の人生の虚と実
●第四章 高橋氏の印税はいくら?
●第五章 キング・オブ・暴露
なんていう見出しの本なら読みたいですね





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