観戦記ドットネットアワード2004 −高倉仮面−
MVP 「ハッスル、ハッスル!!」(ポーズ込み)
最優秀プロレスラー 小川 直也
最優秀シュートファイター 朝青龍(日本相撲協会)
最優秀女子選手 該当なし
優秀賞1 前田 吉朗(パンクラス稲垣組)
優秀賞2 高森 啓吾(パンクラスメガトン)
優秀賞3 サトル ヴァシコバ(全日本キック)
優秀賞4 Mドッグ20
ベストタッグ(トリオ可) 悪漢一色
ベストマッチ(プロレス部門) 中嶋勝彦(OFFICE健介) vs サスケ
ベストマッチ(シュート部門) 宇野 vs 川尻
ベストマッチ(女子部門) しなし vs 辻(エキシビジョン)
ベスト興行 PRIDE-GP 二回戦
ベスト団体 闘龍門(現 DRAGON GATE)
新人賞(男子) 男色ディーノ
新人賞(女子) 該当なし
ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 該当なし
ベストレフェリー 梅木 良則
ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) 永島 勝司:「約束しますっ!今年の夏までには大きな大会を必ず実現しますっ!」(WJ 3/1の一周年記念興行での永島氏の挨拶)
重大ニュース/アングル 総合・日本人中軽量級選手の台頭
今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) 高田 延彦 & 「高田一家」
KANSENKI.NETベスト観戦記 しまさんの「4/18 全日本女子 後楽園ホール」(能見引退)
KANSENKI.NETベストコラム ひねリンさんの「せんせと話した(我が師pedro carvalho)」
ワーストMVP ボブ サップ
ワースト試合 柴田 勝頼 vs アイスマン
ワースト興行 K-1 MAX 二回戦
ワースト団体 FEG
ワーストアングル K-1、何かにつけて「ボクシング」に寄っていく
コメント
◎MVP(全部門において) 「ハッスル、ハッスル!!」(ポーズ込み)

マット界全体を見渡した時に、特に特筆するような出来事ってあったっけなぁ…と思わせる半年間。
PRIDE-GPとかNOAHのドーム進出発表とかもあるかもしれないけど、インパクトは薄いかなぁ、と。
そんな中、ここに来て世間に浸透しつつあるこの言葉をMVPとしました、ベタですが。
「お前ら、男だ!」よりはこっちの方が全然アリ、というか。

◎最優秀レスラー 小川 直也

「もうちょっと強い選手とやっていれば…」「もうちょっとハッスルが浸透していれば…」と、
MVPというには「何か」が足りない人って感じ。惜しい。
…とは言え、その活動の幅広さ、ハッスルに賭ける情熱は素直に評価したいです。
次点は健介一家。活躍の幅は広いけど、もっと健介本人からメッセ−ジが出ていればなぁ…。

◎最優秀シュートファイター 朝青龍

たとえ「他の力士が弱い」なんて話があったとしても、この三連覇は立派。
土俵外での振る舞いに問題があるけど、それでも土俵の上でのこの人には言い知れぬ魅力がありますね。
本当は昨年の方が活躍していたらしいけど…僕自身に再び相撲への興味を復活させてくれたのが大きいです。
そういえば、K−1の相撲部門の話は『黄金筋肉』の終了と共に立ち消えですかね?

◎最優秀女子選手 該当なし

小粒に「良い」と思うことは多かった気もするが、誰が最優秀か…と言われるとピンとこない。
プロレスも大きな動きはなく(能見の引退くらいかなぁ?)、格闘技の方も大きな動きはナシ。
正直、上半期はあまり元気のない半年間。下半期の巻き返しに期待したいところ。
それにしても渡邊 久江の女子格闘技トーナメント優勝も『黄金筋肉』の終了と共に立ち消えですかね?

◎優秀賞1 前田 吉朗

ここ最近のパンクラスの切り札・その1。
ソッカから勝利を奪ったのが「稲垣組所属」という構図が本当に美しい、美しすぎる。
ソッカ戦で大ブレイク、デビューからシングル戦では破竹の10連勝中。
下半期に期待されるのはタッグ戦でタップを奪われた足関十段との一戦でしょう。
できれば、修斗勢やZST勢との試合も期待したいが…ムリか。

◎優秀賞2 高森 啓吾

ここ最近のパンクラスの切り札・その2。
「仕事のできるMEGATON」として、勝っても負けても秒殺試合。
MEGATON支持派も手伝って、会場人気の高さも相当に高い。
H2Oマンとの一戦は残念な結果になったものの、
これからも、おとなしいパンクラスの会場を盛り上げて欲しいです。
あ、「残業が好きなMEGATON」保坂 忠広もオレは好きです。

◎優秀賞3 サトル ヴァシコバ

全日本キック最強決定トーナメントの立役者的な存在。
一つ下の階級からの参戦ながらも、トーナメントでの試合は全て会場を盛り上げまくったように思う。
(vs 高谷 裕之、vs 小林 聡、vs サムゴー ギャットモンテープ)
特にvs 小林 聡戦は、今年の立ち技界のベストバウトになるのではないだろうか。
それにしても、同トーナメント決勝におけるの大月 晴明の欠場は残念だなぁ。

◎優秀賞4 Mドッグ20

プロレスは表現力を競う競技…という側面があると思うんですが、
そういう意味で、身体能力と表現力、発想の自由さが良かったように思います。
「シューティングスタープレスから着地」、「コーナーポストを掴んで鯉のぼり状態」等、
相手の受けを前提としない部分での表現力が突出していた気がしますね。
相手がヘタでも自分の能力だけで客を惹き付ける、というのもレスラーのあり方の一つでしょう。
デブ揃いの大日本の中にいた事も手伝って、その良さが際立っていたように思えます。
次点は近藤 修司。この人の身体能力と表現力、レスラー像の描き方も好きです。

◎ベストタッグ 悪漢一色

僕は「ヒールは嫌われてナンボ」だと思っているんですが、
昨今のヒールはすかしている人たちが多い、というか。
そんな中、女性客の罵声を本気で浴びる彼らはいいですね。
これからも本気のブーイングを浴びつづけて欲しいものです。
次点は長州 & 永島。いいタッグですね。

◎ベストマッチ(プロレス部門) 中嶋 vs サスケ

試合を見たわけではないので本当は何ともいえないんですが…。
新日本プロレスでの中嶋の扱いに試合を通して「No!」を唱えたサスケの姿勢は俄然正しいと思います。
プロレス界全体では微弱な出来事かもしれないけど、中嶋君の将来性を買っている部分を含めてコレで。

◎ベストマッチ(シュート部門) 宇野 vs 川尻

観客の興奮度だけならヴァシコバ vs 小林やマーコート vs 石川も引けを取らないんですが、
頭の先からシッポの先まで会場が凄い盛り上がったのはコレかなぁ…と。
正直、宇野があんなにやれると思っていませんでしたよ、スイマセン。

◎ベストマッチ(女子部門) しなし vs 辻(エキシビジョン)

エキシビジョンなのにベストマッチです。試合を見た事ないのにベストマッチです。
色々な話題性のみでベストマッチにしてみました。
逆に、上半期は突出したモノはなかった気がするなぁ。
そういう意味で、8月のSMACK GIRLの後楽園興行には期待しております。マジで。

◎ベスト興行 PRIDE-GP 二回戦

近年、今一つ狙いが明確な興行が少ない中、
PRIDE-GPの二回戦だけはキッチリと観客の期待に応えたと言えるでしょうね。
この興行を観て、素直に決勝戦が楽しみになりました。

◎ベスト団体 闘龍門(現 DRAGON GATE)

鎖国体制のままコツコツやって、しっかりと実績を残しているのは素直に凄いなぁ、と。
鎖国したままメジャー化しそうな予感。鍵はお台場イベントでの毎日プロレスかな。
次点はDSE。さいたまスーパーアリーナを満員にするのは凄いけど、まだまだ上の事がやれると思います。

◎新人賞(男子) 男色ディーノ

あらゆる団体に出没、客席も選手も大混乱させて去っていく。
興行のアクセントとしては、重宝する選手なんでしょう。
結構、プロレス内メディアには多く露出していた印象がありますね。
まあ、あんまりゲイっぽくはないんだけど。

◎新人賞(女子) 該当なし

これは素直に「知らない」だけです。

◎ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 該当なし

突出して目立った人はなく。

◎ベストレフェリー 梅木 良則

公平なジャッジで身ひいきの酷いパンクラスの良心となったレフリー。
本の出版、ZSTでの勝利(上半期じゃないけど)込みでこの人。

◎ベストコメント(マイク、コメント、雑誌等)
永島 勝司:「約束しますっ!今年の夏までには大きな大会を必ず実現しますっ!」 客    :「夢見すぎだっ!」

WJ 3/1の一周年記念興行での永島氏の挨拶より。
まあ、今のところまだWJからビッグマッチ開催の話はないけど、
客にこれを言われるような隙を見せながらも挨拶を続ける永島氏の姿に妙にグッときたというか。
そう言えばあの時の懇親会に出席したWJのファン達(というか長州ファン達)は、
今の「FMWの残党に完全に占拠されたWJ」をどう思っているんだろう?
◎重大ニュース/アングル 総合・日本人中軽量級選手の台頭

僕に響くような大きなニュースが存在しない中、
小さいニュースを集めていたら「こういう事か」と妙に納得。

高谷 裕之 vs ジョン ホーキ、
前田 吉朗 vs アレッシャンドリ ソッカ、
須藤 元気 vs ホイラー グレイシー、
五味 隆典 vs ハウフ グレイシー
所 英男 vs レミギウス モリカチュビス。

この上半期、サプライズはいつも中軽量級から発信されていた気がします。
こういう人たちの活躍を「MVP」にまで押し上げるのが各団体の仕事だと思います。
修斗、PANCRASE、ROMANEX、PRIDE武士道、ZSTよ、頑張ってくれ。

◎今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等) 高田 延彦 & 「高田一家」

プロレス界、格闘技界、芸能界、色々と目立ったんじゃないですかね、夫人込みで。
今、「健介一家」よりも幅広く活躍している一家と言えばコレでしょう。

◎KANSENKI.NETに掲載されたベスト観戦記 しまさんの「4/18 全日本女子 後楽園ホール」(能見引退)

凸ユーレイさんの幽霊っぷり、
桜新町さんの地方発の情報発信っぷりも大変に良かったんですが。
何というか、納見愛や女子プロ愛に溢れた観戦記で非常に良かったです。

◎KANSENKI.NETに掲載されたベストコラム ひねリンさんの「せんせと話した(我が師pedro carvalho)」
読んでいて生き方ってモノを考えさせられました。文章もうまいですしねぇ。
オレは天地がひっくり返ってもああいう文章は書けないだろうなぁ…。

◎ワーストMVP ボブ サップ

これはもう避けられないでしょうな。
二年前の隆盛に比べると、信じられない程の失墜ぶり。
見るたびに悲しくなる格闘家っていうのも珍しい。
藤田 vs サップでの怯えっぷりが決定打。

◎ワースト試合 柴田 勝頼 vs アイスマン

柴田の秒殺勝利自体に文句をいう気はサラサラないんだけど、
何となくTVの実況が最悪だった気がします。
見るからに体の出来ていないアイスマン、
こんな奴に勝利した事を総合の実績にしちゃうってどうなんだろうなぁ…と。
正直、TV放送しなきゃ良かったのに。

◎ワースト興行 K-1 MAX 二回戦

前にも書いたかもしれませんが、
僕は最初から期待してないモノには評価が甘いです。
そういう意味では、K-1 JAPAN GPは期待通りだったので、全然OKですね。
…という事で、期待を裏切られたこの興行がワースト。
身びいきの激しい判定の連続にかなり萎えさせられました。
試合の内容は良かっただけに、非常にもったいない。

◎ワースト団体 FEG

とりあえず悪い流れは全部FEG関係に押し付ける…って風潮が、
この半年間は流行っていたような、いないような。
まあ、FEGっていうよりは谷川Pなんでしょうけどね。
僕は谷川P、好きなんだけどなぁ。柳沢って何してんだろ?

◎ワーストアングル K-1、何かにつけて「ボクシング」に寄っていく
サップの不振に加えて、何かとボクシングに寄ろうとするK-1の構図そのものにはウンザリです。
ホーストのマンネリ化、レコやミルコやハントの離脱、サップやベルナルドの弱体化、
アーツやバンナやセフォーは怪我が多く、昨年の優勝者ボンヤスキーはフィリョに敗退。
ボクシングと絡んでいる場合じゃないでしょ、K-1そのものをもう一度構築しなおさないと。
次点は「天田 K-1 JAPAN優勝」。天田優勝はいい事だけど…今更、天田かい?

選出に対する総評(コメント)
最近は一週間に一回くらいのペースでK−1やPRIDEがTV放送されていて、
何となく慣れてきた…というか、新しい刺激が欲しい…というか。これも贅沢病ってヤツなんでしょうかねぇ。

 
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