観戦記ドットネットアワード2004 −高倉仮面−
MVP 山本 "KID" 徳郁(PUREBRED東京)
最優秀プロレスラー 佐々木 健介(健介オフィス)
最優秀シュートファイター 野村 忠宏(ミキハウス)
最優秀女子選手 辻 結花(総合格闘技闇愚羅)
優秀賞1 ザ グレート サスケ(岩手県議員)
優秀賞2 宍戸 大樹( シーザージム)
優秀賞3 サトル ヴァシコバ(勇心館)
優秀賞4 近藤 有己(パンクラスism)
ベストタッグ(トリオ可) 健介ファミリー& 外敵軍団(健介オフィス)
ベストマッチ(プロレス部門) 藤原 敏男&初代タイガーマスク vs 小林 聡&桜井 "マッハ" 速人(12.5藤原祭り2004後楽園)
ベストマッチ(シュート部門) 魔裟斗 vs 山本 "KID" 徳郁(12.31Dynamite!!大阪)
ベストマッチ(女子部門) 横沢 由貴 vs A サボン(8.15アテネ五輪柔道女子52kg)
ベスト興行 7.20 全日本キック 日本 vs 世界 五対五マッチ
ベスト団体 全日本キック
新人賞(男子) 菊地 浩一(寝屋川ジム)
新人賞(女子) デビ・サイ(AACC)
ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 谷川 貞治(FEG)
ベストレフェリー 和田 良覚(猪木事務所)
ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) 長州 力「天下を取り損ねた男」
重大ニュース/アングル 「史上最強の初心者、格闘技戦に勝利!」(ボビー・オロゴン)
今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) ささきぃ(紙プロ)
KANSENKI.NETベスト観戦記 原液カルピスさん「Rumble on the Rock 生観戦記」
KANSENKI.NETベストコラム 生首さんの「ダイアローグ イン ザ ダーク」
ワーストMVP 小川 直也(UFO)
ワースト試合 菊田 早苗 vs アイスマン(パンクラス11.7 東京 ベイNK)
ワースト興行 7.11 新日本キック 後楽園ホール興行
ワースト団体 新日本プロレス
ワーストアングル 岡本 依子のオリンピック出場にまつわるテコンドー協会のゴタゴタ劇
コメント
◎MVP(全部門において) 山本 "KID" 徳郁

修斗時代のイメージもありますから、ついついこの事実を忘れがちですが…。
気がつけば、今年一番大ブレイクしたのはこの人だったなぁ、と。
イヤイヤ、K−1への転身は大成功でしたねぇ。
今年は総合の試合でも強豪との一戦を期待したいところです。

◎最優秀レスラー 佐々木 健介

上がる団体毎に全く違うアングルを活き活きとこなしているのはスゴイですね。
プロレスに今必要なのは、彼のような「プロレスに白けない気持ち」ですね。
言葉だけではなく、体でそれを表現しているところが素晴らしい。

◎最優秀シュートファイター 野村 忠宏

オリンピック柔道三連覇、カレリンと並ぶ偉業。これ以上、何を賛辞すれば良いのでしょう?
っていうか、メディアはもっと彼の偉業を称えるべきではないだろうか?
一試合くらい格闘技戦やらないかなぁ、ZSTあたりで。

◎最優秀女子選手 辻 結花

SMACK GIRLにて、グラウンドの顔面パンチありルールでエリカ モントーヤに一本勝ち。
地味に金メダル取るより大変な事のような気がするなぁ。
アマレスの吉田 沙保里とか柔道の谷 亮子の名前も頭にあったけど、
その劇的な勝利に女子格闘技界の未来を観たのでコレで。

◎優秀賞1 ザ グレート サスケ

みちのくプロレスを通して、この人は地味にプロレスを盛り上げようとしてますよねぇ。
若い選手をどんどん起用し、売り出す為には自分の敗北も厭わない。
そして「ケッパレ」の成功…、本当に良く努力しているなぁ…と。
目立たないけど、ことプロレスに関しては、新日本プロレスはサスケの姿勢から学ぶ事は多いと思います。

◎優秀賞2 宍戸 大樹

ついに、ついに小ブレイクしたSB次世代のエース。
S−CUPではジェンス パルバーやアルバート クラウスが欠場し会場に重い空気が流れる中、
自身のファイトでその空気を一掃した姿が素晴らしいですね。

最近はチャンプアック チョーセパサートやオーレ ローセンをもKO。戦績的に見ても充分。
心配なのは、現在70kgクラスで闘っている事。本来は65kgの選手なのでちょっと心配。

◎優秀賞3 サトル ヴァシコバ

とにかく、全日本キックの中で印象に残る試合を連発していた…という感じですね。
vs 高谷 裕之、vs 小林 聡、vs サムゴー ギャットモンテープ、vs 吉本 光志…。
ただ、vs リアム ハリソンの敗戦はマイナス要素。らしさがまるで出ない中での敗北ですからねぇ。
正月の vs 白鳥 忍も残念な結果になりましたが、これからも名勝負を連発して欲しいです。

◎優秀賞4 近藤 有己

PANCRASEのエースだったのが、「日本の総合格闘技の中にその名前アリ」を示した年になりましたなぁ。
ダン ヘンダーソンに実力で肉薄しまくった…というか、事実上勝っていた大晦日の興行が印象的。
今年は横浜文化体育館での勇士が見たいもんです。

◎ベストタッグ 健介一家 & 外敵軍団(天龍、鈴木、高山)

ところで健介一家って、どこまでが健介一家なんでしょうねぇ?健心は?フロブラは? その辺まで含めていくと、かなり大きい勢力になるんですねぇ…。

◎ベストマッチ(プロレス部門) 藤原 敏男&初代タイガーマスク vs 小林 聡&桜井 "マッハ" 速人

全日本キックの「藤原祭」にて。見所満載の爆笑エキシビジョンマッチでしたなぁ。
太りまくりのタイガーに容赦なくワンツー〜ローを入れる小林、
スピンキックを連発するあまり敏ちゃんにキックを入れるタイガー。
敏ちゃんを豪快なフロントネックチャンスリーで投げ捨てるマッハ、
疲れた敏ちゃんはレフリーの藤原組長と焼酎一杯。
最後は焼酎で酔っ払い、錯乱して全員を殴りまくった敏ちゃんを…、
レフリーを含めた4人がかりでブレンバスター、全員でフォールして終了。

それにしても敏ちゃんは若い、とても56歳とは思えん。
…ってか、既存のプロレスでグッと来た試合がなかったんで。
全日本プロレスとかは頑張っている気はするんですがねぇ。

◎ベストマッチ(シュート部門) 魔裟斗 vs 山本 "KID" 徳郁

視聴率で紅白に肉薄、山田 優も大興奮。僕の中では宇野 薫 vs 川尻 達也を超えました。
試合も名勝負、格闘技の魅力がかなり出まくった試合。
「体が大きくなければ興行は成り立たない」という考えに一石を投じた、といえる試合でしょう。

◎ベストマッチ(女子部門) 横沢 由貴 vs A サボン

試合時間残り一秒からの「そで釣り込み腰」、日本中が興奮した一戦。
これぞ「日本の柔道」という姿勢を現した、といえるでしょう。
辻 結花 vs エリカ モントーヤも候補としてはありますが、
この一戦はあまりにも強烈だったので。

◎ベスト興行 全日本キック 7/20 日本 vs 世界 五対五マッチ

頭の先から尻尾のあたりまで、好勝負と驚きが連続した興行でした。
山本 優弥の巧さ、ジャン スカボロスキーの戦慄のKO劇、
パジョンスック SKVジムの手のつけられない強さ…ETC、ETC。
締めの佐藤 嘉洋の試合が今一つだったのはご愛嬌、ですな。

◎ベスト団体 全日本キック

後楽園ホールを中心にしている、色々なプロレス団体や格闘技団体が興行の入りに苦戦する中、
この団体だけは一年間通して客入りが安定していたと思います。
また、毎月の興行であるにも関わらず、常に話題性を提供し続けてもいました。
今年は更なるブレイクを期待したい団体ですね。

◎新人賞(男子) 菊地 浩一

ゲンナロン ウィラサクレックとの7Rに渡る激闘、そしてD.O.A.優勝。
実はS−CUPが終わった時、「宍戸の不幸は日本人ライバルが不在である事」だと思っていたんですが…、
いましたねぇ、ここに。今年は更なる活躍を期待したいです。

◎新人賞(女子) テビ サイ

デビュー二戦目でG-SHOOTOのメインを締めた、その才能を買って、ですねぇ。
しかも期待に応えて一本勝ち、文句ないですね。
ちょっと気になるのは、留学生である事。勉強が終わったら帰るのかなぁ?

◎ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 谷川 貞治

「Dynamite! 視聴率で紅白に肉薄」、その裏に確かに布石あり。
日曜の夜七時というゴールデンタイムに、ボビー オロゴンを使って早い段階から番組を宣伝。
その他にも曙、サップ、バンナと視聴率を稼げそうなメンバーを総動員。
格闘技興行の目的を「視聴率」とした時、これ以上の正しい方法はないでしょうね。
それを実現してしまった、そのセンスを買って。

◎ベストレフェリー 和田 良覚

とにかく色々な団体で見かけたので、「お疲れ様です」を込めてですね。

◎ベストコメント(マイク、コメント、雑誌等) 長州 力「天下を取り損ねた男」

正直、他にいいマイクもあるんでしょうが、あんまり思いつきませんでした。
永田 裕志を表現する上で、これ以上の言葉はないでしょうね。

◎重大ニュース/アングル 「史上最強の初心者、格闘技戦に勝利!」

まあ、とにかく谷川さんのコレは素晴らしいと思います。
ウチの母親も「ボビーだけは見たい」って言ってましたし。
50代の女性を夢中にさせるソレは素晴らしいと思います。

◎今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等) ささきぃさん

単純に会場で見かける事が多かった…のもそうなんですが、
やっぱり「田中塾を追いかけてミャンマーにラウェイを観に行った」というエネルギーはスゴイと思います。
プロレス誌に自分自身の情熱だけでキックのコーナーを作ってしまったり、さりげなく情熱を感じますね。

◎KANSENKI.NETに掲載されたベスト観戦記 原液カルピスさんの「Rumble on the Rock 生観戦記」

メインの大乱闘でかなり笑わせてもらいました。

◎KANSENKI.NETに掲載されたベストコラム 生首さんの「ダイアローグ イン ザ ダーク」

個人的に気になっていた企画だったので、丁度良かったです。
…彼女がいれば絶対に行っていたんだけどなぁ。

◎ワーストMVP 小川 直也

あえてココで。いや、単純に上半期の大活躍と比べて、下半期は大人しかった、と。
しかし何より、アレだけ宣伝している「ハッスル」が全くブレイクしないところがポイントですな。
しかも…、本人を見る度に思うんですが、今年は小川よりもSHINJOの方が数倍ハッスルしていたし。

◎ワースト試合 菊田 早苗 vs アイスマン

僕は上半期に「柴田 勝頼 vs アイスマン」を、
「こんな奴に勝利した事を総合の実績にしちゃうってどうなんだろうなぁ…」と言ったのですが…。
もう、言う事はないです。菊田、お前はそれでいいや。一生、それでいいや。

◎ワースト興行 7/11 新日本キック 後楽園ホール興行

最近、キック界には「時短の風」が流れているんですが、
全日本キックはパンチの強い選手が多くて、時短がいい方向に流れています。
そして新日本キックは、ローキックを効かせる選手が多い為、これが悪い方に流れている、というか。
前座の3分2R制も最悪。このルールの中で何を決めようと言うんでしょうかねぇ?

という訳で膠着試合ばかりがグダグダ流れた興行で、メインの武田 幸三はただ一人、K−1ルールでの試合。
しかも相手選手のヒジを喰らって出血、反則勝ち。こんなの、新日本キックの武田じゃないですよ。

伊原会長のK−1での活躍ばかりが目立っているようですが…、
「3分3Rじゃ選手の魅力は出てこない!」なんて身内にブーブー言われる興行は悲しかった。
九州での『GROUND ZERO』も、自身の団体のチャンピオン達は全滅。
対外政策よりも、中の興行を充実させるのが先決、だと思うんですがねぇ…。

◎ワースト団体 新日本プロレス

下半期はとにかく粗が多かった。
台風の両国、不完全燃焼の藤田 和之 vs 佐々木 健介、
ファン投票を優先しながらファン不在となった大阪ドーム興行、
そして正月からどうしようもない気分にさせられた東京ドーム興行。
このままだと、ビッグマウスに全部持っていかれるよ。

◎ワーストアングル 岡本 依子のオリンピック出場にまつわる、テコンドー協会のゴタゴタ劇

僕はプレミアム チャレンジでの挨拶の時以来、
森 喬伸(日本テコンドー連盟会長)という人間が大キライでした。
あの時から既に揉めていたテコンドー界(実際には前回オリンピックの時から揉めてた)、
まさか今日までそれを引きずっていくとは全然思ってませんでした、ええ。
結局、岡本は特別枠でオリンピック出場を果たしたものの…、
一階級上で闘わされた上に最初の相手が同階級の金メダリスト。そりゃ勝てんって。
それ以上に、このゴタゴタに巻き込まれて出場を逃した人が何人いるのやら…。

これとは直接は関係ないけど、金 雲龍の逮捕とかもあるし、
今後オリンピックで生き残れるのかなぁ、テコンドー。

雑感:
とにかく、仕事が忙しくなって観戦記がほとんど書けない半年になっちゃいました。
今年は一年通して書いていきたいものです、ハイ。

 
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