観戦記ドットネットアワード2003 −タカハシ−
MVP 該当なし
最優秀プロレスラー 高山 善廣
最優秀シュートファイター ミルコ・クロコップ
最優秀女子選手 しなし さとこ
優秀賞1 金村キンタロー
優秀賞2 Lowki
優秀賞3 橋本 真也
優秀賞4 エミリヤーエンコ・ヒョードル
ベストタッグ(トリオ可) 該当なし
ベストマッチ(プロレス部門) 天龍 源一郎 対 長州 力
ベストマッチ(シュート部門) ミルコ・クロコップ 対 ヒース・ヒーリング
ベストマッチ(女子部門) 日向あずみ 対 金村キンタロー
ベスト興行 4・23闘龍門代々木第1体育館「エル・ヌメル・ウノ」
ベスト団体 闘龍門
新人賞(男子) 中邑真輔(新日本)
新人賞(女子) 選べません
ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 石井館長
ベストレフェリー 該当なし
ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) 大谷の『プロレスの教科書』シリーズ
重大ニュース/アングル 森下社長の自殺?
今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) 該当なし
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ワーストMVP 谷川貞治
ワースト試合 三沢光晴対小橋建太
ワースト興行 全日本プロレス
ワースト団体 全日本プロレス
ワーストアングル ZERO−ONE対全日本の抗争
コメント
PRIDE,K−1のみがメジャーで、他は新日本も含めてインディーに格落ちしたというのが率直な印象。プライムタイムに地上波放送されないものは、この国ではメジャーには成り得ないのだ。その中で唯一気を吐いているのが闘龍門。闘龍門だけが明るい未来・・・と言いたいが、ウルティモ校長がWWEと契約した事で見えない陰を落としている気はする。ただそれはマニアの視点での話なので、今の闘龍門のファン層には逆に合っているのかも。

さて選出理由。今年上半期のMVPを該当なしとしたのは、自分はもちろん世間に届いている選手はいなかったように思うから。ミルコがもう1試合くらい大舞台を踏んでいたらミルコにしていたと思うし、魔裟斗のMAX優勝が上半期での出来事なら文句なく魔裟斗にしていたと思う。
プロレスラーのMVPは高山。他には候補すら挙がらないのが現状のような気もするが、新日本のエースとしての活躍などなどこれは文句ないだろう。自分はいつも印象に残っている試合を優先にMVPは選ぶのだが、最近はどこでも平均的なレベルになっていて、突出した試合がなくなっているように思う。
シュートファイターのMVPはミルコ。ボブ・サップとの対戦では一般層を巻き込んでの大一番で圧倒的勝利を収め(サップの商品価値を下落させてはしまったが)、ヒーリングとの対戦にも圧勝してヒョードル、ノゲイラとの対決に夢を残したという、勝ち続ける事で自身のストーリーと価値を守り続けているのは圧巻。今の立場ではかつてのフグのように、負けても誰もかばってくれそうにないからなぁ。
女子MVPはしなしさとこ。1試合も見てないけど、まぁ余り突っ込まないように。
優秀1は金村。今年はいつも大谷、田中、金村、黒田ばかり見ていたような気がするなぁ。冬木の後を継いで遂に雇われマスターではない真のトップに立ったわけだが、気が付くと冬木軍プロモ、WEW、WMFが差別化できなくなってしまっているというのが率直な感想。それはさておき、大日本やJWPなどなど、まさにインディーのエースとしての活躍ぶりには敬意を表さないと。金村がこの位置にいちゃマズイとは思うけど。
優秀の2はLowki。試合内容で選ばれる人も入れておかないと。
優秀の3は橋本。金村戦での冬木の遺骨を抱えての自爆はそれだけのインパクトがあったので。
優秀の4はエミリヤーエンコ・ヒョードル。リングス・ファンの怨念を背負ってPRIDEで戦う(ウソ)最強王者。常に美しく勝ち続けたノゲイラを粉砕して、勝利への最短距離を走る戦法でヒール王者になっていく予感もするが、PRIDEがそのヒョードルをどのようにキャラ立てしていくつもりなのかにもちょっと注目。

ベストタッグは該当なし。炎武連夢は埋もれた選手の底上げに走ってしまい、他の団体ではタッグチームを育てようという気はないようだし。
ベストマッチのシュートはミルコ対ヒーリング。「絶対ヒーリングが勝つ。石井館長だったらこんなカード組ませないよ」と言っていた自分の浅はかさを遥かに越える強さをミルコが持っていたのに衝撃を覚えたので。
ベストマッチのワークは天龍対長州。何しろ50歳越えた同士の対決にまさかこれだけ圧倒されるとは思わなかった。AJスタイルズ対Lowkiの試合も良かったが、多分この再現はないだろうからこっちで。
女子部門は反則だけど金村対日向のインタージェンダー戦。TVで編集されまくったのを見ただけだが、凄い試合だったので。
ベスト興行は闘龍門の「エル・ヌメル・ウノ」。来年は武道館でやってもおかしくないほどのパワーを感じた。
試合とブックの面白さに加え、サプライズとしての高山登場と至れり尽くせりの内容だった。
ベスト団体は闘龍門。K−1、PRIDE(DSEか)は団体と言えるのか分からんな。闘龍門の今年の動きでこれから数年のプロレス業界の趨勢を左右するほどの勢い他があると思う。
新人賞は中邑。他にいないもん。女子は選べません。
ベストクリエイティブは石井館長。いなくなって分かるその偉大さに。
ベストレフェリーは該当なし。まぁレフェリーが目立っちゃいけないよな、ウン。
ベストコメントは大谷の『プロレスの教科書』シリーズ。楽しいから。
重大ニュースは森下社長の自殺?・・・としつこくクエスチョン・マークをつけてみました。
今年目立った人は・・・思いつかないな。猪木の名前を書かないで済んだのだけは良かったけど。
ワーストMVPは谷川さん。ビンス・ルッソーの失敗を日本でも再現しようとしてくれているのか?選手たちから全くリスペクトされていない事に気付いていない、とんだ裸の王様だ。
ワーストマッチは三沢対小橋。オブザでは5つ星だが『そこまでやっちゃいけないよなぁ』という気持ちにさせられたらベストに入れる気にはなれなかった。
ワースト団体は全日本プロレス。せっかく新日本から"客の呼べる"選手を3人抜いたのに、しがらみからそれを充分には活かせず低迷させてしまったのだから、これは仕方ないだろう。古顔のスタッフのリストラに成功し(多分その人たちには団体を興せるほどのパワーはないだろう。その程度の人たちだから)、新機一転"新しい"全日本をディスプレイしていく事に期待したい。
・・・とは言え、もし10年前の武藤であれば、それら全てを飲み込んでもこんな醜態は晒さなかったとは思うけど。
ワーストアングルは今更K−1ジャパンの色物路線とか言っても仕方ないので(自分には面白かったし)、ZERO−ONE対全日本の抗争としておこう。先の全日本武道館大会などはトップ3人と外人が入れ替わっただけで、なんの差別化も図られていなかった。これじゃあ埋没する一方だ。この中で浮上する人がいるのならいいが、それすら期待できないのだからどうしようもない。明るい未来が見えません。


 
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