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観戦記ドットネットアワード2002 −愚傾@技術責任者−
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| MVP | 蝶野正洋(新日本) |
| 最優秀プロレスラー | 小川良成(NOAH) |
| 最優秀シュートファイター | エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシアン・トップチーム) |
| 最優秀女子選手 | 未見のため該当者無し |
| 優秀賞1 | 永田裕志(新日本) |
| 優秀賞2 | 小島聡(全日本) |
| 優秀賞3 | 冬木弘道(WEW) |
| ベストタッグ(トリオ可) | ワイルドU(NOAH) |
| ベストマッチ(プロレス部門) | 小川良成vs秋山準(4/14 NOAH 有明コロシアム) |
| ベストマッチ(シュート部門) | 緒形健一vsジャーメイン・ピエロウ(2/1 SHOOT BOXING 後楽園ホール) |
| ベストマッチ(女子部門) | 薮下めぐみvs彩丘亜紗子(6/1 SmackGirl ディファ有明) |
| ベスト興行 | 4/22 闘龍門 後楽園ホール |
| ベスト団体 | ZERO-ONE |
| 新人賞(男子) | 該当者無し |
| 新人賞(女子) | 渡邊久江(LIMIT) |
| ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー | 橋本真也(ZERO-ONE) |
| ベストレフェリー | Mr.フレッド(NWA) |
| ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) | 「高山はデートだから来ないって? 今は新日本プロレス観戦が最高におしゃれなデートスポットなのに、バカだねえ」 by 永田裕志 |
| 重大ニュース/アングル | 三沢「男気社長」アングル |
| 今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) | 該当者無し |
| KANSENKI.NETベスト観戦記 | 3/21 闘龍門 後楽園ホール(リー監督) |
| KANSENKI.NETベストコラム | 「メモ8の総合格闘技・言いたい放題」〜第4回 プライドの巻 |
| ワーストMVP | 該当者無し |
| ワースト試合 | 大向美智子、吉田万里子、玉田凛映、藤田愛、baby・A vs バイオニックJ、ファビーアパッチェ、noki−A、GAMI、ライオネス飛鳥(6/7 新日本 日本武道館) |
| ワースト興行 | 該当無し |
| ワースト団体 | 該当無し |
| ワーストアングル | 三島ド☆根性之助PANCRASE参戦問題 |
| コメント |
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去年あたりから女子/インディー離れが著しい愚傾です。ほんとここ最近はメジャーばっかだなぁ。気になる選手(人)もいるんですけどね。特にK-DOJOなんか凄く興味あるんですが。まぁ下半期は頑張るぞ、と誓いをたてておくことでメジャー中心の選出基準にもご容赦のほどを。 ▼MVP:蝶野正洋(新日本) かつての闘魂三銃士も今ではそれぞれが一国一城の主。四天王からは三沢光晴一人だけしか「主」が出ていないことを考えると、「弟子の育成にかけては馬場の圧勝」という定説も見直す時期にきてるんじゃないでしょうか。超世代軍と聖鬼軍の対決でプロレスファンとして覚醒した手前なんかにしてみればいささか寂しい限りですが。 蝶野に関しては、ここまで上り詰めるまでの苦労と、今後の辣腕への期待を込めて選出。ただし「他にめぼしい人がいないので」という消去法によるものであることも敢えて記しておこうと思います。 ▼最優秀プロレスラー:小川良成(NOAH) その実力を兼ねてから高く評価していた良成が、ようやく「アワードに選出されてもおかしくない」位置にきてくれました。感無量。タッグやJrのベルトに興味を示したり、再復帰する小橋を挑発してみせたりといった「リング外」の部分を今以上に強化して、下半期のアワードには堂々と「MVP:小川良成」と書かせてもらえることを願います。 ▼最優秀シュートファイター:エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシアン・トップチーム) 手前のなかで、この賞の基準は「負ける姿が想像できない」ということ。こういう化け物がもっとプロレス界に出てきて欲しいものですが、なんで「シュート」に取られちゃうかなぁ。頑張れプロレス! ▼最優秀女子選手:未見のため該当者無し 去年のアワードで「2002年は女子をもっと見るぞう」って誓ったような気がするんですが…スンマセン。 ▼優秀賞1:永田裕志(新日本) 上手いんだけど。上手いんだけどなぁ。うーん。 ▼優秀賞2:小島聡(全日本) 90年代前半のヤングライオン黄金世代のなかで、今もっとも勢いを感じます。 ▼優秀賞3:冬木弘道(WEW) 優秀賞というよりは「功労賞」という意味合いで選出。お疲れさまでした。FMWではイマイチ奮わなかったものの、WAR〜冬木軍のアイデアマンぶりは平成プロレス史上に残るものだったと思っています。 ▼ベストタッグ:ワイルドU(NOAH) テンコジ、ノーフィアーといった稀代のタッグチームが解散したいま、彼らにかかる期待は大きい。「レスラーが成長していく過程の面白さ」をもっとも体言してるのが、この二人ですね。 次点は大谷晋二郎&田中将斗。 ▼ベストマッチ(プロレス部門):小川良成vs秋山準(4/14 NOAH 有明コロシアム) NOAH史に残る大事件となった一戦。この試合を機に、NOAHは「第二期」に突入したと考えます。良成が3カウントを奪ったあと、一瞬ではなく「二瞬」遅れて轟いた大歓声は今も脳裏に焼きついて離れません。 ▼ベストマッチ(シュート部門):緒形健一vsジャーメイン・ピエロウ(2/1 SHOOT BOXING 後楽園ホール) この賞を選出するとき、手前は女子やインディーだけじゃなく、シュート興行からも離れつつあることを痛感しました。唯一、生観戦したなかで印象に残ってるのが二月のSB。なかでも特に印象的だったのがこの試合でした。 ▼ベストマッチ(女子部門):薮下めぐみvs彩丘亜紗子(6/1 SmackGirl ディファ有明) 個人的にはシングルマッチではなく「藪下めぐみ、小畑千代vs彩丘亜紗子、山本晋也」というタッグマッチなんですが。 ▼ベスト興行:4/22 闘龍門 後楽園ホール 試合も興行もあまりにシステマチックになりすぎたように見え、辟易しつつあった闘龍門に神が舞い降りた日でした。これだからプロレスというのは難しい。手前もまだまだ勉強が足りません。 ▼ベスト団体:ZERO-ONE 試合前からこれほどワクワクさせてくれる団体も他に無いでしょう。いまのZERO-ONE人気は「バブル」だという人も多いしハッキリ言って手前も同感ですが、せめてバブルの間くらいは浮かれた雰囲気を楽しみたいです。 ▼新人賞(男子):該当者無し 特に見当たりませんでしたが、これは単なる手前の勉強不足。もっと注意深くプロレスを見つめたいと思います。 ▼新人賞(女子):渡邊久江(LIMIT) 派手な試合展開や、芸能活動にも色気を見せるあたりがまさしく「女・須藤元気」。 ▼ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー:橋本真也(ZERO-ONE) 他に誰かいるんですか? 中村部長としたほうがベターなのかもですが。 ▼ベストレフェリー:Mr.フレッド(NWA) トゥーッ!! ▼ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から):「高山はデートだから来ないって? 今は新日本プロレス観戦が最高におしゃれなデートスポットなのに、バカだねえ」 by 永田裕志 本気で言ってるとしたら毒電波浴びすぎ。ギャグだとしたら最高にトンチが効いてる。どっちにしろ、上半期、もっとも衝撃的なコメントでした。 次点 「火祭りはオレがいなきゃ始まんねーだろ!」 by 石川雄規 「本間選手は前の団体にいたときのほうがイキイキとしてましたね」 by NIGO ▼重大ニュース/アングル:三沢「男気社長」アングル 冬木のために引退興行を打ったり蝶野との対戦を決意したり杉浦の総合格闘技参戦を容認したり、太っ腹な一面が強調されて久しい三沢社長。どんなにケチな商売をやってても「いい人」と言われ続けた馬場御大の帝王学を継承できたのは、やはり三沢だけだと思います(褒めてるんですってば)。 ▼今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め):該当者無し この賞は「プロレス/格闘技村」の住民からは選びたくないので。 ▼KANSENKI.NETベスト観戦記(自薦可):3/21 闘龍門 後楽園ホール(リー監督) 観戦記というのは「報道」と「芸」の二面性を持つべきだと考えてます。そのうちのどちらに比重を置くかによって、その書き手の性格がある程度把握できたりするものなんですが、手前のなかでリー監督という人は「芸」の側の人の代表格ですね。特筆すべきは、この観戦記を「観戦したその日に書き上げてる」ということ。 ▼KANSENKI.NETベストコラム:「メモ8の総合格闘技・言いたい放題」〜第4回 プライドの巻 この回のコラムに関しては、締め切り直前に田村潔司の参戦が決定したせいで、当初、頭のなかで描いてた内容を大幅に修正しなければならなくなって本気で狼狽してたメモ8さんの姿が印象的でした。 冒頭の「総合の未来以上に、おれの未来が暗い。」というくだりに、メモ8流「自虐芸」の極みを見た感があります。 ▼ワーストMVP:該当者無し 積極的に嫌いたくなるような人が思い浮かびませんでした。 ▼ワースト試合:大向美智子、吉田万里子、玉田凛映、藤田愛、baby・A vs バイオニックJ、ファビーアパッチェ、noki−A、GAMI、ライオネス飛鳥(6/7 新日本 日本武道館) 船頭多くして山に登る見本のような試合。そりゃみんながみんな新日本のリングに上がりたいと思うのは無理もないが、こういうときこそ小川社長にはドライな態度(というか得意技である贔屓の引き倒し)を見せてほしかった。 ▼ワースト興行:該当無し ▼ワースト団体:該当無し ワーストMVPと同じで、積極的に否定したくなるような対象が思い浮かびませんでした。 ▼ワーストアングル:三島ド☆根性之助PANCRASE参戦問題 いやまぁ笑えたっちゃぁ笑えたんですけどね。 |
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