観戦記ドットネットアワード2002 −メモ8−
MVP 佐藤ルミナ
最優秀プロレスラー  
最優秀シュートファイター 鈴木みのる
最優秀女子選手 しなしさとこ
優秀賞1 宇野(WK)
優秀賞2 川尻(TOPS)
優秀賞3 塩沢(WK)
優秀賞4 KID(大宮)
ベストタッグ(トリオ可) みのる&TK
ベストマッチ(プロレス部門)  
ベストマッチ(シュート部門) 阿部弟vs漆谷(11月修斗)
ベストマッチ(女子部門) しなしvs渡邉
ベスト興行 11月後楽園と12月NKを併せて修斗に
ベスト団体 スマックガール
新人賞(男子) 中原太陽(WK)
新人賞(女子) 渡邉久江(LMIT)
ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 佐伯さん
ベストレフェリー 和田さん
ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) 12月パンクラスでの郷野聡寛のマイク
重大ニュース/アングル 石井館長
今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) ジョシュ・バーネット
KANSENKI.NETベスト観戦記 うしさんの、3/15修斗後楽園大会観戦記
KANSENKI.NETベストコラム タカハシさんの一連のコラム
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ワースト団体  
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コメント
 対象は、例によって、自分で見た総合系興行、その出場選手達から。今年は、一般的・世間的な評価は、一切顧みず、徹底的に自分の好みで選んでみました。

MVP:佐藤ルミナ
最優秀シュートファイター:鈴木みのる

 この2人は、どっちでもいいのである。簡単に言ってしまえば動員力。メディアの煽りだけではなく、ファンの心の底に、いかに深く焼き付いているか。それが最終的に動員力に繋がるわけだ。そういうことを考えさせるほど、ルミナvsタクミの後楽園、みのるvsライガーの横文の会場は、熱かった。自分のファイト以外にもパンクラスを背負って立つみのるではあるが、1競技者としては、どう見ても上がり目がないように見えるので、ほのかに再び上昇する気配を垣間見せたルミナを、MVPに。


最優秀女子選手:しなしさとこ

 しなしか、辻のどちらかなんだが、12月のスマックライト級の優勝戦が、あまりに素晴らしかったので。


優秀賞:宇野(WK)、川尻(TOPS)、塩沢(WK)、KID(大宮)

 UFC2戦2勝に加えてプロレスにまで参戦した宇野、シャオリンには惨敗したものの圧倒的なまでの安定感を見せた川尻、立ってよし寝てよしマニア好みの塩沢、やっぱり次代のスターとして期待できるのはこいつしかいないかのKID。選びはじめるとキリがないんだが。


ベストタッグ:みのる&TK

 シュート系に限定してみると、みのる&TK以外では、イリホリくらいしか該当がいなく、かつ、このタッグ、ZST旗揚げにおいては、実に印象深いファイトをしてくれたのだが、やはり、リングスとパンクラスの長年の恩讐を越えたタッグということで。


ベストマッチ(シュート部門):阿部弟vs漆谷(11月修斗)

 あまりにマニア好みの一戦かもしれない。いや、マニアですらこれは選ばないかもしれない。元同門対決。セコンドまで青一色に身を包み、兄がセコンドにつく阿部弟。方や黒一色で、宇野・芹沢・廣野がセコンドについた漆谷。宇野や芹沢の表情の硬さを見ただけで、こっちが緊張してしまうほどだった。

 双方が双方のレスリング力を知り尽くしているからこそ、レスリング勝負にはならずに、スタンドでの技術戦。前に出る力に勝る阿部弟を、技術と気合で捌ききった漆谷。

 こういうファイトを見て、感動するファンが、もっともっと増えてくれるいいなという願いを込めて。

 次点としては、ルミナvsタクミ、フライvs高山、サップvsノゲイラ、ヒョードルvsヒーリングといったところかなあ。


ベストマッチ(女子部門):しなしvs渡邉

 これは文句なし。勝負が決った瞬間の、双方の表情を見た瞬間、何やら物凄いものを目撃したたような気がした。普段は人目を意識した表情ばかりの、しなしの生の歓喜。渡邉のこの世のものとは思えないような、恐ろしいまでの悔しげな表情。もう、堪りませんでした。

 次点としては、星野vsウィンディー、ジェットvsフジメグのAXの2戦かな。


ベスト興行:11月後楽園と12月NKを併せて修斗に

 ここも修斗だ。今年は修斗一色だなあ。嫌いなのに修斗。

 11月後楽園。ルミナ人気で客を集め、彼のファイト以外にも好試合が続出したこの興行。観客の熱狂度も含め、後楽園クラスのハコではベストの出来ではないか。が、修斗全体としてみると、これが1番デカい興行であってはいけないのだよ。それじゃ食えないからね。このレベルの興行なら、今後もいくらでも期待出来るとも言えるし、これを最高としてしまった時点で、総合興行の進化は止まってしまうのであって。

 では、その修斗の最高の舞台であるNKはどうであったろう。これを後楽園でやったなら、11月以上に盛り上がったことは間違いないような熱戦続き。が、あまりにレベルが上がり過ぎて、とてもじゃないが、イチゲンさんには理解できないようなファイトばかりであったとも言える。こういう興行で、アリーナクラスが満員にならなくては、総合に未来はないのだ。

 そんな総合に対する切ない思いを抱かせてくれた、この2つの興行に。

 自分が見た興行では、圧倒的な完成度を見せ付けてくれた代々木第2のK−1MAX、とにかくスケール感で圧倒したダイナマイツ、マッチメイク的には理想的なカードを組みながら観客動員的には苦戦し、上記で修斗に感じたような総合の暗い未来を予感せずにはいられなかったDEEPの有コロ、そして、あまりにマニアック過ぎ観客もいなさ過ぎるゆえに思わず見たことを自慢したくなるプロフェッショナル柔術リーグ GI umというあたりが次点。


ベスト団体:スマックガール

 これは、かなり手前味噌。が、PRIDEは、去年に比べて上がり目があったわけではないし、パンクラスも、みのるvsライガーこそは客が入ったものの、それ以外に上がり目があったかというとそうでもない。修斗はベスト団体として選ぶには、競技になり過ぎた。DEEPは団体ではないし、GCMの勝負は今年だろう。

 関係者をごく近いところから見てる者にとって、いつ潰れるかわからない危うさを抱えながら、1年継続したことは、やっぱり誉めていいのではないか。まだまだ、選手層も薄い女子総合を立ち上げるという意義もあった。継続こそ力なのだ。今年もがんばって欲しい。


新人賞(男子):中原太陽

 将来性を感じさせるという意味では抜けていると思います。今年、益々楽しみ。

 前半だけなら、禅道会の百瀬だと思うんだが、近藤に負けてから声かかってないのが残念。DEEPで衝撃デビューを飾った藤沼、P’sからデビューし地味ながら知的なファイトを見せる大場あたりと合わせて、この辺が次点。まあ、最後の2人は、今年活躍できれば、来年上げてもいいしな。


新人賞(女子):渡邉久江

 他の候補としては、彩丘だろうが、キックの世界チャンプが総合デビューしたからって、新人賞をあげるのも何なので。


ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー:佐伯さん

 こりゃもう文句なしでしょう。田村vs美濃輪、三島vs伊藤の、団体越境対決の素晴らしさ。和田レフェリーをリングにあげてしまうよな遊び心。新年早々、マッハvs上山が決ったが、マッハを引っ張り出しただけでも、2003年のベストメッチメイカーをあげてもいいんじゃないか。


ベストレフェリー:和田さん

 とにかくウマくなった。ウマくなり過ぎて、ちょっと厳密になり過ぎているのが問題。


ベストコメント(マイク・コメント・雑誌等):12月パンクラスでの郷野聡寛のマイク

 これまた文句なし。元々、シュート系は、マイクやコメントは大したもんないしねえ。郷野のよさは、無自覚なよさ。深く考えているようで実は全然抜けている。そこが素敵。

 次点としては、DEEPでの須田のショボショボキャラ全開の「チャンスくださーい」マイクかな。そうそう、パンクラス佐藤芳の「おれが負けと思ってた人、おれも思ってたー」ってのも爆笑でした。あと、特記しておきたいのは、デモリッションでの場内FM放送における、廣野の言いたい放題の解説は、あまりに素晴らし過ぎました。


重大ニュース/アングル:石井館長

 もう色んな意味で、文句なし。存在自体がニュースでありアングルだ。


目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等):ジョシュ・バーネット

 オタクである自分としては、もうこの人でしょう。ネットで知り合った、日本のファンとフィギュア買出しツアーに行ってしまうというだけで、もう決定。次点、イズマイウ(笑)。


KANSENKI.NETベスト観戦記(自薦可):うしさんの、3/15修斗後楽園大会観戦記

 1番魂が叫んでいて、その叫びが届きました。


KANSENKI.NETベストコラム:タカハシさんの一連のコラム

 何事も継続こそ力です。ご苦労様でした。


 
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