|
観戦記ドットネットアワード2001 −maya−
|
| MVP | 永島千佳世 |
| 最優秀プロレスラー | 望月成晃 |
| 最優秀シュートファイター | アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ |
| 最優秀女子選手 | ライオネス飛鳥 |
| 優秀賞1 | 尾崎魔弓 |
| 優秀賞2 | 大谷晋二郎 |
| 優秀賞3 | 川田利明 |
| ベストタッグ(トリオ可) | M2K |
| ベストマッチ(プロレス部門) | UWA世界6人タッグ選手権 3WAY DANCE MATCH |
| ベストマッチ(シュート部門) | 11.3 pride東京ドーム ヒーリングvsノゲイラ |
| ベストマッチ(女子部門) | ベストバウト 坂井澄江、里村明衣子vs永島千佳世、カルロス天野 |
| ベスト興行 | 闘龍門No.1決定リーグ戦 EL NUMERO UNO (2001.04.14 ディファ有明 ) |
| ベスト団体 | GAEA |
| 新人賞(男子) | 斉藤了 |
| 新人賞(女子) | 桜井亜矢 |
| ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー | 馬場元子・天龍源一郎 |
| ベストレフェリー | トミー蘭 |
| ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) | 健介の「正直、すまんかった」と大谷の「どいつもこいつもバカにしやがって」が双璧だけど、東スポ柴田さんの「新日本は終わりました!」も捨てがたい |
| 重大ニュース/アングル | 猪木の横ヤリで新日本が長期的なアングルを組めなくなったことかな。というか、目茶苦茶。 |
| 今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) | 品川 目立ちすぎ。 |
| KANSENKI.NETベスト観戦記 | タカハシさんの世界一はやい観戦記シリーズ |
| KANSENKI.NETベストコラム | |
| ワーストMVP | ほとんど全てのプロレスマスコミ |
| ワースト試合 | ワーク格闘技 |
| ワースト興行 | |
| ワースト団体 | |
| ワーストアングル |
| コメント |
|
男子 プロレス MVP 望月成晃 今年の闘龍門の躍進を考えれば当然この人。別にモッチーがいかにエライかなんて今更書いても仕方ないけど、今年の闘龍門のメインのアングルとビックマッチやキーとなるメインには必ず絡んでいることだけでもモッチーの活躍が分かるが、モッチーの場合はいきなりブレークしたというより、プロレスを研究して階段を徐々に登って来た感じがする。とにかく、こうしたら面白いというツボを心得ている。しかも、落ち目のマグナムをオーバーさせてしまったのも御立派。 殊勲賞 長井満也 過去にいろいろあったんだろうが、今必死にプロレスに染まろうとしている姿勢を買いたい。川田とのシングル(3月3日横浜文体)は今年の全日本のベストバウト。 敢闘賞 大谷晋二郎 大谷や金本なんていうのは、私にとって一番うっとおしい存在だったのだが、今年は大谷の妙なトンパチ振りに笑わせてくれた。大谷にはZero-Oneに移り本当にスで言っているんじゃないかという危うさを感じさせ、奇怪キャラに変貌してしまったようだ。Zero-Oneも大谷中心にもっとプロレスをやれば特異な存在になっていくと思うが。 ・・・既に特異な存在だけど。 技能賞 川田利明 川田に技能なんてあるのかと言われそうだが、今年の世間のMVPは武藤であろう。一昨年新日本では居場所が無くなりWCWでも役に立たずに戻ってきた武藤がなんで、ここまで再オーバー出来たかというと川田や天龍と絡んだからだろう。 もしそのまま新日本に戻っただけでは今年のようなオーバーは無かったであろう。天龍にさんざんヤル気があるのかと言われながら、会社のために無気力アングルを貫いた川田の姿勢は技能ものでしょう。 ベストタッグ M2K(望月成晃 神田裕之 望月享 ダークネス・ドラゴンのどの組み合わせでも可) 闘龍門内でのキッドに対するモチススやクネスの受けは芸術の極地に至っているのではないかと思うが、昨年前半の全日本で行われたメヒコ軍との絡みも面白かったな。全日本の第一試合では勿体ない内容だったけど、あれを見たさに全日本に行ったくらいだ。 それとこの人達の乱入の仕方が絶品なのを特筆したい。特にモチスス。絶妙な呼吸でカットに入る選手の良さは、最近のプロレスではネガティブな存在であった乱入を見応えあるものにしてしまった。 C-MAXもそうだけど、闘龍門のチームは常に進歩しているのが良く分かっていい。 だけど、神田の首は長引きそうで残念だな。そういえば、全日本のHPでシリーズのMVPを投票するという企画があったのだが、神田が2位になったということがあったな。 ベストバウト UWA世界6人タッグ選手権 3WAY DANCE MATCH CIMA SUWA ビッグ・フジvsマグナムTOKYO ドラゴン・キッド 斉藤了vs望月成晃 神田裕之 ダークネス・ドラゴン(2001.08.14 東京・後楽園ホール) 試合前にはどうなるのだろうか、いつもの6人タッグでもボリューム一杯なのに9人で整理出来るのかと思ったのだが、これが9人とも驚くべき動き。試合の完成度という点ではこのスタイルではこの上はもはや無理なのではないか。 ベスト興行 闘龍門No.1決定リーグ戦 EL NUMERO UNO (2001.04.14 ディファ有明 ) プロレスのエッセンスを詰め込んだ素晴らしい興行。今年の闘龍門はここでの成功で最後まで突っ走りました。 ・・・というわりにはライブで見たわけではないんだけど。 この日は全日本の武藤・川田戦を見に行ったのでこの日ほど体が二つ欲しいと思ったことは無かった。本当はGAEAの川越とオリーのメビウス興行もあったので体が4つ欲しかった。 ベスト団体 闘龍門 ということで、闘龍門だが、昨年も思ったが今年も正直大丈夫かなという感じもする。アングルもどこまで持つんだろうという心配もあるし、怪我人続出という状態は相変わらずみたいだ。あのムーブでは仕方ないとは思うのだが、もう少しファイト・スタイルを考えてもいいのではないかと思うが。あれでは選手寿命がどれだけ続くか分からない。そのためにT2Pが控えているのかもしれないが。 ところで、ドラゴン校長が最近のインタビューで復帰出来たら、闘龍門よりも全日本に上がりたいと言っていたのが気になるが。 新人賞 斉藤了 今のところ、唯一ケガをしていないという感じもするが。ミラコレは来年だな。 ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 馬場元子・天龍源一郎 元子夫人まで担ぎ出すんだから。 ベストコメント(マイク、試合後コメント、雑誌インタビュー等から) 健介の「正直、すまんかった」と大谷の「どいつもこいつもバカにしやがって」が双璧。天然キャラの強み。 重大ニュース/アングル 猪木の横ヤリで新日本が長期的なアングルを組めなくなったことかな。というか、目茶苦茶。 今年目立った人(選手・スタッフ・解説・芸能人等全て含め) 品川 目立ちすぎ。 今年一番印象に残った試合 ○テリー・ファンク 大仁田厚 8分26秒 回転足首固め アブドーラ・ザ・ブッチャー ジャイアント・キマラ● 1.28全日本東京ドーム とてもベストバウトなんて言えないし、4人とも何かできる訳ではないのだが、あれだけドームを沸したのはお見事の一言。 プロレスとはなにかを考えた場合、高橋本よりもインパクトあったかな。 女子 MVP 永島千佳世 私のアワードでは2年連続だ。昨年で一杯一杯だろうと思っていたら、今だに進化しているのには驚き。10月にOz興行とGAEAを2日続けて見に行って、永島の試合を2日で4試合見たことがあったのだが、4試合ともファイト・スタイルを微妙に替えていたのには驚き。特によりによって4試合目で長与に卍、コブラ、4の字をかけた所は圧巻だった。 殊勲賞 尾崎魔弓 困った時の尾崎サマサマサマだな。 敢闘賞 中西百重 WWWAを取ればMVPでも良かったんだけど、全女もシブイね。その後にオールパシフィツクを挑戦させるなんて。 技能賞 GAMI これまた2年連続だけど。 ベストバウト 坂井澄江、里村明衣子vs永島千佳世、カルロス天野 2.18 SHIBUYA-AX Ozアカデミー 今後のGAEAのファイト・スタイルを予感させる試合が、なぜかOz興行で他団体、フリーの選手が入ってというのが可笑しい。 ベスト興行 12.15 GAEA 川崎大会 これぞエンターテイメント。 ベスト団体 GAEA 闘龍門もそうだが、他のプロレス団体とは目指している所が違う。 新人賞 桜井亜矢 長与が作る選手はモノが違う。 ベストブッカー/マッチメーカー/プロデューサー 長与と尾崎 飛鳥は選手として頑張った方がいいな。人それぞれ役割があるから。 ベストバウト オブ ザ・SAKURA もう広田は別格ということで、今年の広田ベストバウト3。 1.10.21 後楽園ホール 対山田戦 今年前半は悪良になったり、ポリスと絡んだりで空振り気味で、コスプレのネタも尽きたところでのなぜかミスター・マリック。ネタキレがこの日のネタだったのか、山田にことごとくネタを潰されながらも、次々に出して来る姿は感動さえするが、あの山田をあそこまで面白く見せられるのも広田くらいだろう。 2.12.15 川崎市体育館 対中山香里、えべっさん(with タイガースマスク) えべっさんのGAEAの馴染み方が凄かったな。ポリスでもまだあそこまで馴染んでいないよ。 3.8.26 梅田ステラホール 対里村明衣子 前半はお笑いで後半は真面目モードに。こういう当り前のシチュエーションをドラマッチクに(あくまでも広田なりにだけどね)やってしまうところが、広田らしい。 総括 来年はプロレスと格闘技がボーダレスにしたいという思惑と裏腹にプロレスははプロレス、格闘技は格闘技と鮮明化するような気がする。 問題はどっちがエライかじゃなくて、両方を楽しむことではないか。 |
|
|